延暦寺見どころ・簡単まとめ(修学旅行)

延暦寺根本中堂・延暦寺見どころ

延暦寺見どころ

延暦寺見どころ・簡単まとめ(修学旅行)。【2020年11月5日更新】延暦寺見どころ・根本中堂(国宝)は1642年(寛永19年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光が再建しました。根本中堂内陣の須弥壇前には788年(延暦7年)の延暦寺開山以来、1,200年以上灯し続けてきた「不滅の法灯」と言われる3つの燈籠があります。(延暦寺見どころ下記参照)

【延暦寺見どころ 基礎知識】
延暦寺(えんりゃくじ)は奈良時代後期の788年(延暦7年)に天台宗(てんだいしゅう)の宗祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄(さいちょう)が自ら刻んだ薬師如来(やくしにょらい・薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい))を本尊とする一乗止観院(いちじょうしかんいん)を創建したのが起源と言われています。一乗止観院は比叡山寺とも言われていたそうです。790年(延暦9年)に八部院が建立され、791年(延暦10年)に第50代・桓武天皇(かんむてんのう)の御願寺(ごがんじ)になり、平安時代初期の794年(延暦13年)に第50代・桓武天皇が行幸して落慶法要が行われたとも言われています。その後806年(大同元年)に勅許(ちょっきょ)によって天台宗が公認され、822年(弘仁12年)に伝教大師・最澄が亡くなり、824年(弘仁14年)に第52代・嵯峨天皇から最初の年号寺「延暦寺」が許されました。
延暦寺歴史(起源・・・)

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【延暦寺 根本中堂・見どころ】★★★修学旅行
東塔・根本中堂(こんぽんちゅうどう)は国宝(1953年(昭和28年)3月31日指定)です。根本中堂は伝教大師・最澄が建立した一乗止観院(いちじょうしかんいん)の後身で、東塔の総本堂(最大の仏堂)です。根本中堂は土間の内陣と外陣に分かれ、内陣は外陣よりも3メートルも低くなっています。内陣の須弥壇(しゅみだん)前に「不滅の法灯(ほうとう)」と言われている3つの燈籠(とうろう)があります。根本中堂は江戸時代前期の1642年(寛永19年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)が再建しました。なお根本中堂は瓦棒(かわらぼう)銅板葺(どうはんぶき)の入母屋造(いりもやづくり)です。
(延暦寺 根本中堂・ポイント)
●根本中堂は桁行十一間・梁間六間で、幅約37メートル・奥行約23メートル・高さ約24メートルです。
●根本中堂は厨子(ずし)に伝教大師・最澄作の本尊・薬師如来立像が安置されています。
●根本中堂は前に廻廊(重要文化財)があり、中庭をコの字に囲んでいます。
●伝教大師・最澄は785年(延暦4年)に比叡山に上って草庵を結び、788年(延暦7年)に根本中堂の前身・一乗止観院を建立しました。
延暦寺根本中堂・見どころ

【延暦寺 不滅の法灯・見どころ】★★★修学旅行
不滅の法灯は根本中堂の須弥壇前の3つの燈籠(とうろう)です。不滅の法灯は奈良時代後期の788年(延暦7年)の延暦寺開山以来、1,200年以上灯し続けてきたと言われています。ただ戦国時代(室町時代後期)の1571年(元亀2年)の織田信長(おだのぶなが)による比叡山焼き討ちにで一時途絶え、通称山寺(やまでら)と言われる山形・立石寺(りっしゃくじ)に分灯していたものから分灯されました。
(延暦寺 不滅の法灯・ポイント)
●立石寺の分灯は戦国時代(室町時代後期)1521年(大永元年)の里見氏流天童氏第16代当主・天童頼長(てんどうよりなが)の焼き討ちで消滅し、1543年(天文12年)の立石寺再建の際に再び延暦寺から分灯されたものです。なお立石寺は平安時代前期の860年(貞観2年)に第56代・清和天皇(せいわてんのう)の勅願(ちょくがん)により、第3代天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が創建しました。

【延暦寺 大講堂・見どころ】★★修学旅行
東塔・大講堂(だいこうどう)は重要文化財(1987年(昭和62年)6月3日指定)です。大講堂の外陣には釈迦(しゃか)や仏教・天台宗ゆかりの僧の肖像画(しょうぞうが)が掛かっています。大講堂は江戸時代前期の1634年(寛永11年)に坂本の東照宮(とうしょうぐう)・讃仏堂(さんぶつどう)として建立され、1964年(昭和39年)に移さました。なお大講堂は銅板葺の入母屋造です。
(延暦寺 大講堂・ポイント)
●大講堂は桁行七間・梁間六間です。
●大講堂は真言密教の教主・大日如来(だいにちにょらい)が安置されています。またいずれも比叡山で修行した高僧である日蓮宗(法華宗(ほっけしゅう))の宗祖・日蓮(にちれん)、曹洞宗(そうとうしゅう)の開祖・道元(どうげん)、臨済宗(りんざいしゅう)の開祖・栄西(えいさい)、天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の宗祖・円珍(えんちん)、浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然(ほうねん)、浄土真宗(じょうどしんしゅう)の宗祖・親鸞(しんらん)、融通念仏宗(ゆうずうねんぶつしゅう)の開祖・良忍(りょうにん)、天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の宗祖・真盛(しんせい)、時宗(じしゅう)の開祖・一遍(いっぺん)の像が安置されています。各像は各宗派から寄進されたものです。
●大講堂では涅槃会(ねはんえ)などが行われています。
延暦寺大講堂・見どころ

【延暦寺 転法輪堂・見どころ】★修学旅行
西塔・転法輪堂(てんぽうりんどう)は重要文化財(1900年(明治33年)4月7日指定)です。転法輪堂は西塔の中心堂宇です。転法輪堂は南北朝時代の1347年(正平2年・貞和3年)に三井寺(みいでら・園城寺(おんじょうじ))の金堂(こんどう)として建立され、安土桃山時代の1595年(文禄4年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が無理やり移したとも言われています。転法輪堂は山内では最古の建物です。なお転法輪堂はとち葺(とちぶき)・形銅板葺の入母屋造です。
(延暦寺 転法輪堂・ポイント)
●転法輪堂は桁行七間・梁間七間です。
●転法輪堂は釈迦如来(しゃかにょらい)立像(重要文化財)を安置しています。
●転法輪堂は釈迦堂とも言われています。
●三井寺(園城寺)は寺伝によると飛鳥時代後期の686年(朱鳥元年)に大友与多王(おおとものよたのおおきみ)が672年(天武天皇元年)の壬申の乱(じんしんのらん)で大海人皇子(第40代・天武天皇)と皇位を争って敗れた父・大友皇子(第39代・弘文天皇)の霊を弔う為、田園城邑(じょうゆう)を寄進して創建したとも言われています。
延暦寺転法輪堂・見どころ

【延暦寺 大乗戒壇院堂・見どころ】★★修学旅行
東塔・大乗戒壇院堂(だいじょうかいだんいんどう)は重要文化財(1901年(明治34年)8月2日指定)です。大乗戒壇院堂の内部には石造りの戒壇(かいだん)があります。大乗戒壇院堂は江戸時代中期の1678年(延宝6年)に再建されました。なお大乗戒壇院堂はとち葺の宝形造(ほうぎょうづくり)です。大乗戒壇院堂は一重もこし(裳階)付です。
(延暦寺 大乗戒壇院・ポイント)
●大乗戒壇院堂は桁行三間・梁間三間です。
●大乗戒壇院堂では大乗仏教の菩薩(ぼさつ)が守るべき戒大乗戒の授戒(じゅかい)の儀式が行われました。
延暦寺大乗戒壇院堂・見どころ

【延暦寺 瑠璃堂・見どころ】★修学旅行
西塔・瑠璃堂(るりどう)は重要文化財(1912年(明治45年)2月8日指定)です。瑠璃堂は西塔から黒谷に向かう途中にあります。瑠璃堂は室町時代後期(1467年~1572年)に建立されました。瑠璃堂は織田信長による比叡山焼き討ちで、唯一焼失を免れた建物と言われています。なお瑠璃堂は檜皮葺(ひわだぶき)の入母屋造です。
(延暦寺 瑠璃堂・ポイント)
●瑠璃堂は桁行三間・梁間三間です。
●瑠璃堂は延暦寺では珍しく禅宗様(ぜんしゅうよう・唐様(からよう))の特徴を持っています。
延暦寺瑠璃堂・見どころ

【延暦寺 常行堂・法華堂・見どころ】★修学旅行
西塔・常行堂(じょうぎょうどう)・法華堂(ほっけどう)は重要文化財(1955年(昭和30年)6月22日指定)です。常行堂・法華堂は同じ形で、左右に並んでいます。常行堂と法華堂の間には渡り廊下があり、天秤棒に似ているところから「にない堂(担い堂)」とも言われています。常行堂・法華堂は安土桃山時代の1595年(文禄4年)に建立されました。なお常行堂・法華堂はとち葺の宝形造です。
(延暦寺 常行堂・法華堂・ポイント)
●常行堂・法華堂は桁行五間・梁間五間です。
●常行堂は阿弥陀如来(あみだにょらい)、法華堂は普賢菩薩(ふげんぼさつ)を本尊として安置しています。
●常行堂・法華堂は源義経(みなもとのよしつね)の郎党・武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)が渡り廊下に肩を入れて担ったとも言われています。
延暦寺常行堂・法華堂・見どころ

【延暦寺 四季講堂・見どころ】
横川・四季講堂(しきこうどう)・元三大師堂(がんざんだいしどう)は重要文化財(2016年(平成28年)7月25日指定)です。四季講堂は第18代天台座主である慈恵大師・良源の住居跡と言われています。四季講堂は967年(康保4年)村上天皇の勅命により、四季に法華経が論議されたことから四季講堂と言われるようになりました。四季講堂は江戸時代前期の1652年(承応元年)に建立されました。なお四季講堂は瓦棒銅板葺の入母屋造です。
(延暦寺 四季講堂・ポイント)
●四季講堂は良源が現代のおみくじの形を考えたことからおみくじ発祥の地とも言われています。
延暦寺四季講堂・見どころ

【延暦寺 文殊楼・見どころ】
東塔・文殊楼(もんじゅろう)は重要文化財(2016年(平成28年)7月25日指定)です。文殊楼は根本中堂の真東にあり、山門になります。文殊楼は慈覚大師・円仁が中国五台山の文殊菩薩堂に倣って建立したと言われています。文殊楼は二階建ての門です。文殊楼は江戸時代前期の1668年(寛文8年)の火災で焼失したが、その後1668年(寛文8年)に再建されました。
(延暦寺 文殊楼・ポイント)
●文殊楼は二階に文殊菩薩を安置しています。
延暦寺文殊楼・見どころ

【延暦寺 阿弥陀堂の鐘楼・見どころ】★修学旅行
東塔・阿弥陀堂の鐘楼(しょうろう)は重要文化財(2016年(平成28年)7月25日指定)です。阿弥陀堂の鐘楼はかつて讃仏堂の鐘楼だったが、1963年(昭和38年)讃仏堂が大講堂跡に移され、鐘楼も阿弥陀堂の前に移されました。阿弥陀堂の鐘楼は江戸時代前期の1634年(寛永11年)に建立されました。なお阿弥陀堂の鐘楼は銅板葺の切妻造です。
(延暦寺 阿弥陀堂の鐘楼・ポイント)
●阿弥陀堂の鐘楼は丹塗りだが、蟇股・笈形は極彩色です。

【延暦寺 阿弥陀堂・見どころ】
東塔・阿弥陀堂(あみだどう)は檀信徒の先祖回向(えこう)の道場です。阿弥陀堂は1937年(昭和12年)に比叡山開創1,150年大法要を記念して建立されました。阿弥陀堂前には水琴窟(すいきんくつ)があります。なお阿弥陀堂では参拝者が施主となって日々回向が行われています。
(延暦寺 阿弥陀堂・ポイント)
●阿弥陀堂は丈六の阿弥陀如来を本尊として安置しています。
延暦寺阿弥陀堂・見どころ

【延暦寺 法華総持院東塔・見どころ】
東塔・法華総持院東塔(ほっけそうじいんとうとう)は1980年(昭和55年)に阿弥陀堂横に再建されました。法華総持院東塔は伝教大師・最澄が全国6ヶ所に宝塔を建て、日本を護ることを計画したことに由来しています。
(延暦寺 法華総持院東塔・ポイント)
●法華総持院東塔は本尊に大日如来などの五智如来を安置し、塔の上層部に仏舎利と法華経が安置されています。
延暦寺法華総持院東塔・見どころ

【延暦寺 前唐院・見どころ】
東塔・前唐院(ぜんとういん)は大講堂の北にあります。前唐院はかつて第3代天台座主である慈覚大師・円仁の禅房だったとも言われています。その後智証大師・円珍が西谷に唐院を建立したことから前唐院と言われるようになりました。
(延暦寺 前唐院・ポイント)
●前唐院は慈覚大師・円仁の真影を安置しています。
延暦寺前唐院・見どころ

【延暦寺 国宝殿・見どころ】★修学旅行
東塔・国宝殿(こくほうでん)は国宝・重要文化財などの文化財を収蔵・展示しています。国宝殿の名称は最澄が著わした「山家学生式」の「一隅を照らす。これ則ち国宝なり。」に由来しています。なお国宝殿は東塔・バスセンターの近くにあります。

【延暦寺 紅葉・見どころ】
延暦寺は紅葉の名所です。比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイを含む東塔・西塔・横川の三塔十六谷に約2,000本を超えるモミジがなどが植えられ、紅葉は例年11月上旬頃に見ごろを迎えます。紅葉が見ごろを迎える時期に比叡のもみじが行われています。比叡のもみじでは無料抽選会などが行われています。(要確認)
延暦寺紅葉見ごろ

【延暦寺 浄土院・見どころ】
西塔・浄土院(じょうどいん)には伝教大師・最澄の廟があります。浄土院では12年籠山の僧が最澄が生きているかのように毎日奉仕しています。浄土院は854年(仁寿4年)に第3代天台座主である慈覚大師・円仁が822年(弘仁13年)6月4日に56歳で亡くなった最澄の遺骸を移して安置しました。

【延暦寺 無動寺・見どころ】
東塔・無動寺(むどうじ)は根本中堂から1.5キロほど離れた無動寺谷にあります。無動寺は塔頭(たちゅう)で、千日回峰行の拠点です。無動寺は865年(貞観7年)に回峯行の創始者・相応和尚(そうおうかしょう)が創建したと言われています。
(延暦寺 無動寺・ポイント)
●無動寺は不動明王・弁才天を祀っています。
●無動寺は根本中堂の南にあることから「南山」とも言われています。

【延暦寺 日吉大社・見どころ】
日吉大社(ひよしたいしゃ)は伝教大師・最澄が護法神として崇敬しました。日吉大社は紀元前91年(崇神天皇7年)に比叡山(日枝の山)の山頂から現在の場所に移って創祀されたとも言われています。
(延暦寺 日吉大社・ポイント)
●日吉大社は東本宮に大山咋神(おおやまくいのかみ)・西本宮に大己貴神(おおなむちのかみ)を祀っています。
日吉大社(アクセス・・・)

【延暦寺見どころ 備考】
延暦寺(アクセス・・・)基本情報
*参考・・・延暦寺(アクセス・・・)ホームページ

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