八坂庚申堂初庚申2024/2/26(日程時間・・・)
八坂庚申堂初庚申
八坂庚申堂初庚申(日程・時間・・・)を紹介しています。初庚申は毎年新年最初の庚申の日に行われています。初庚申では信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げ、祈願成就を願う庚申護摩供や錫杖(しゃくじょう)による加持が行われます。また人形(ひとがた)に病名を書き、こんにゃくに貼り付けて祈祷するこんにゃく封じ祈祷も行われます。(詳細下記参照)
【八坂庚申堂初庚申2024 日程時間(要確認)】
八坂庚申堂初庚申2024は2024年(令和6年)2月26日(月曜日)9:00~21:00頃に行われます。なお11:00・15:00・20:00から厄除け祈願法要が行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・八坂庚申堂・金剛寺ホームページ
【八坂庚申堂初庚申 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区金園町390
最寄り駅・バス停・・・東山安井(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から八坂庚申堂・金剛寺は206系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
【八坂庚申堂初庚申 歴史・簡単概要】
金剛寺(八坂庚申堂)初庚申(はつこうしん)は新年最初の庚申(かのえさる)の日に行われます。庚申の日は十干十二支のひとつで、60日ごとに一度訪れます。ちなみに八坂庚申堂は大阪四天王寺庚申堂と東京入谷庚申堂(現存せず)と合わせて、日本三庚申に数えられました。
初庚申では信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げ、無病息災などの祈願成就を願う庚申護摩供(ごまく)や錫杖(しゃくじょう)による加持が行われます。また黄色い人形(ひとがた)に病名を書き、こんにゃくに貼り付けて祈祷するこんにゃく封じ祈祷も行われます。こんにゃくを紙に包んで天井に吊るすとこんにゃくから水分が抜けるように病気も平癒するご利益があるとも言われています。なお初庚申では境内でこんにゃく炊きも授与(志納)されます。猿の形に切り抜いたこんにゃくを無言で、北を向きに3つ食べると1年の無病息災のご利益があるとも言われています。
庚申信仰は庚申の日の夜、人が眠っている間に体内にいる三尸虫(さんしちゅう)が体から抜け出し、寿命を司る天帝に罪(悪行)を告げ、寿命を縮めるという考えに由来しています。その為庚申の日の夜は三尸虫を出さないように徹夜し、善行を行うというものです。八坂庚申堂の本尊・青面金剛(しょうめんこんごう)は三尸虫を食べるとも言われ、現在も徹夜で過ごす庚申待ち(こうしんまち)や一晩中火を灯す代待灯明(だいまちとうみょう)が行われているそうです。ちなみに青面金剛は飛鳥時代に中国大陸から渡来した渡来人氏族・秦河勝(はたのかわかつ)が秦氏の守り本尊にしたと言われています。なお庚申信仰は道教の守庚申が起源とも言われています。
こんにゃく封じ祈祷は比叡山の呪術憎・浄蔵貴所(じょうじょうきしょ)が庚申のお告げにより、こんやく炊き、病気に苦しむ人に煮こんにゃくを振舞ったことが起源とも言われています。
【金剛寺 歴史・簡単概要】
金剛寺(こんごうじ)・八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は起源が明確ではありません。金剛寺は寺伝によると平安時代中期に天台宗の僧・浄蔵貴所(じょうじょうきしょ)が八坂に創建したとも言われています。浄蔵貴所は公卿・三善清行(みよしのきよゆき)の子として生まれ、宇多法皇(第59代・宇多天皇)に師事して出家し、比叡山で玄昭(げんしょう)から密教、大慧(だいえ)から悉曇(しったん)を学びました。浄蔵貴所は呪術憎とも言われ、八坂の塔(法観寺(ほうかんじ))が傾いた際に元に戻したとも、一条戻橋(いちじょうもどりばし)で亡くなった父を一時的に生き返らせ、一条戻橋の由来になったとも言われています。金剛寺は十干十二支(じっかんじゅうにし)の一つ庚申(かのえさる・こうしん)の日を禁忌とする庚申信仰の日本最初の霊場と言われています。ちなみに庚申は庚(かのえ)申(さる)の日を意味します。その後江戸時代の1679年(延宝六年)に本堂が再建されました。
金剛寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・金剛寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【八坂庚申堂初庚申 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
金剛寺(八坂庚申堂)(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
京都1月のイベント・行事