法然院椿見ごろ2025(3月下旬~4月中旬頃)

法然院椿見ごろ(時期・アクセス・概要)

法然院椿見ごろ(イベント・・・)を紹介。法然院には本堂北側の中庭に五色散り椿(ごしょくちりつばき)・貴椿(あてつばき)・花笠椿(はながさつばき)からなる三銘椿(さんめいちん)が並んで植えられ、参道など境内各所にやぶ椿など約30種の椿の木が分布しています。ちなみに手水鉢に椿が浮かべられていることもあります。(詳細下記参照)

【法然院椿見ごろ(例年時期)】
法然院の椿見ごろは例年3月下旬頃から4月中旬頃です。なお椿の見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都椿名所・見ごろ

【法然院椿見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
最寄り駅・バス停・・・浄土寺(徒歩約10分)、南田町(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から法然院は5系統(A1乗り場)、17系統(A2乗り場)
*四条河原町からは5系統、32系統、203系統
*四条烏丸からは5系統、32系統、203系統
*河原町丸太町からは204系統
路線・時刻表・運賃チェック

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【法然院椿見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
法然院は京都で良く知られている椿の名所です。法然院の椿見ごろ例年3月下旬頃から4月中旬頃です。なお法然院では例年春に法然院春季伽藍内特別公開が行われています。(要確認)
法然院には本堂北側の中庭に五色散り椿(ごしょくちりつばき)・貴椿(あてつばき)・花笠椿(はながさつばき)からなる三銘椿(さんめいちん)が並んで植えられ、参道など境内各所にやぶ椿など約30種の椿の木が分布しています。ちなみに手水鉢に椿が浮かべられていることもあります。
五色散り椿は紅色・桃色・白色・紅地に白斑が入った八重咲きです。五色散り椿は樹高約5.5メートル・根元最大径43センチです。五色散り椿は地蔵院とほぼ同年代に植えられたとも言われています。地蔵院の初代・散り椿は1592年(天正20年)の文禄の役の際に加藤清正が朝鮮の蔚山城から持ちかえって植えられていたが、1983年(昭和58年)に樹齢400年で惜しくも枯れました。地蔵院の2代目・散り椿は樹齢約120年です。
貴椿は白色・白地に紅色・桃色の絞りが僅かに入った大輪の八重咲きです。花弁は3重ほどに重なり、筒芯で花糸が白くなっています。葉は大きく、濃緑色の楕円形から広楕円形で、縁が反曲しています。貴椿は樹高約5.0メートル・根元最大径15センチです。なお貴椿は法然院が原木です。
花笠椿は赤色・紅地に絞りが入った大輪の八重咲きです。葉はよじれ、葉柄は無毛です。花笠椿は根本近くに接ぎ木跡があります。花笠椿は樹高約4.5メートル・根元の最大径10センチです。なお花笠椿は法然院が原木です。
やぶ椿は青森県から沖縄県までの太平洋側の海岸など暖地の丘陵などに自生しています。やぶ椿は江戸時代以降に数多くの園芸品種のもとになりました。なおヤブツバキは代表的な茶花で、日本最古の観賞用花木とも言われています。
椿は日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑樹(照葉樹林)です。椿は北海道などを除く、日本各地に自生しています。椿は日本最古の正史「日本書紀」に第12代・景行天皇が熊襲(くまそ)の乱を鎮めた際、土蜘蛛(つちぐも)に対して海石榴(ツバキ)の椎を用いたと記されています。椿は安土桃山時代に関白・豊臣秀吉が茶の湯に好んで用いると茶道で茶花として重要な地位を占めるようになりました。椿は江戸時代以降に多くの園芸品種が作られ、500以上の園芸品種があると言われています。なお椿は邪悪を祓うとも言われ、正倉院には災いを祓う海石榴の卯杖(うづえ)が収められています。

【法然院 歴史・簡単概要】
法然院は鎌倉時代(1185年~1333年)初期に浄土宗の宗祖・法然上人(法然房源空上人)が弟子である安楽・住蓮とともに念仏三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えた鹿ヶ谷草庵が起源と言われています。1206年(建永元年)に後鳥羽上皇(第82代・後鳥羽天皇)熊野臨幸の留守中、寵愛していた鈴虫・松虫が安楽・住蓮を慕って出家し、後鳥羽上皇の逆鱗により、法然上人が讃岐(香川)に流罪になり、安楽・住蓮が死罪になる建永の法難(承元の法難)が起こりました。専修念仏は停止され、草庵は長く荒廃しました。1680年(延宝8年)に知恩院38世・玄誉万無(萬無)上人が法然上人ゆかりの地に念仏道場を建立することを発願し、弟子・忍澂が再興しました。1681年(延宝9年)に客殿造の堂宇が完成し、1688年(貞亨5年)の再建時に仏殿(本堂)と拝殿に分けられました。1687年(貞亨4年)に1595年(文禄4年)造営の第111代・後西天皇の皇女・誠子内親王の御殿が伏見から移築され、方丈が建立されました。1737年(元文2年)に経蔵が建立されました。
*参考・・・法然院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【法然院椿見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
法然院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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