祝園神社居籠祭2025年1月15日~17日(日程時間・・・)
祝園神社居籠祭
祝園神社居籠祭(日程・時間・・・)を紹介しています。居籠祭は例年1月の初申の日から3日間行われています。居籠祭では1日目に風呂井の儀が行われるが、非公開になっています。2日目の夜に重さ100キロにもなる大松明を先頭に約2キロ離れた祭場に向かう御田の儀が行われます。3日目は午後から綱を引き合う綱曳の儀が行われます。(詳細下記参照)
【祝園神社居籠祭2025 日程時間(要確認)】
祝園神社居籠祭2025は2025年(令和7年)1月15日(水曜日)~17日(金曜日)に行われます。過去のタイムテーブルは2日目19:00頃から御田の儀、3日目15:00頃から綱曳の儀が行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・精華町ホームページ
【祝園神社居籠祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府相楽郡精華町大字祝園小字柞ノ森18
最寄り駅・バス停・・・新祝園駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*近鉄京都線
*JR片町線の場合、祝園駅(徒歩約20分)
路線・時刻表・運賃チェック
【祝園神社居籠祭 歴史・簡単概要】
居籠祭(いごもりまつり)は例年1月(正月)の初申(さる)の日から3日間行われています。申の日が3回ある年は中の申から行われます。居籠祭は奈良時代から行われているとも言われています。居籠祭は「音無しの祭」とも言われ、天下の奇祭・山城地方の奇祭とも言われています。居籠祭ではかつて村人が武埴安彦命の霊を鎮める為、音をたてないように家の中に籠りました。扉は開け閉めの音がしないよう開けっ放しにし、調理は一切行わず、事前に調理していた精進料理(しょうじんりょうり)を食べ、水も汲み置きしていたそうです。牛馬などの家畜は隣村などに預けていたと言います。神職らは静まりかえった夜に様々な儀式を行っていたそうです。なお居籠祭は京都府の無形民俗文化財に指定されています。
居籠祭では1日目に神職による風呂井の儀が行われるが、非公開になっています。斎戒沐浴(さいかいもくよく)して祈願が始まります。2日目の夜に重さ100キロにもなる大松明を先頭に約2キロ離れた祭場に向かう御田の儀が行われます。直会(なおらい)では唐辛子が入った豆腐汁が接待されます。(要確認)3日目は午後から綱を引き合う綱曳の儀が行われます。綱は藁(わら)に割り竹を巻いて作った直径約1メートルの輪に6本の竹を取り付けたもので、南北に分かれて3回綱曳きを行ないます。綱曳き終了すると武埴安彦命の処刑所に運んで焚き上げます。
武埴安彦命は第8代・孝元天皇と埴安媛の皇子です。日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・奈良時代成立」によると武埴安彦命の異母弟で、第10代・崇神天皇が北陸に派遣した四道将軍・大彦命から不吉な歌を歌う少女の報告や倭迹迹日百襲媛命の占いから武埴安彦命とその妻・吾田媛の謀反が発覚しました。京都方面から武埴安彦命、大阪方面から吾田媛が攻めてきたが、武埴安彦は大彦命・彦国葺、吾田媛は五十狭芹彦命に討ち取られました。武埴安彦は先に彦国葺に矢を放ったが当らず、彦国葺が放った矢が胸に当たったと言われています。
【祝園神社 歴史・簡単概要】
祝園神社(ほうそのじんじゃ)は京都府相楽郡精華町大字祝園小字柞ノ森にあります。祝園神社は第10代・崇神天皇(すじんてんのう)の時代(紀元前97年~紀元前30年)に謀反を起こした第8代・孝元天皇(こうげんてんのう)の皇子・武埴安彦命(たけはにやすひこのみこと)が討伐された場所と言われている場所です。武埴安彦命の亡魂が鬼神になり、この地である柞ノ森(ははそのもり)に留まって人々を悩ませた為、春日大明神(かすがだいみょうじん)を勧請して鎮めたのが起源と言われています。また祝園神社は平安時代の法制書「新抄格勅符抄(しんしょうきゃくちょくふしょう)」大同元年(806年)牒に「祝園神 四戸山城国」と記され、奈良時代には既に祀られていたとも言われています。「日本三代実録(にほんさんだいじつろく)・901年(延喜元年)成立」に記され、平安時代中期に「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)・927年(延長5年)編纂」に記され、式内社に列したと言われています。室町時代中期の1441年(嘉吉元年)の「興福寺官務牒疏」に僧2人・祝主3人・神人3人がいたことが記されています。江戸時代中期の1712年(正徳2年)8月19日に大洪水に見舞われ、社殿が大破したと言われています。ちなみに正徳の水害は木津川(きづがわ)周辺の村々に大きな被害を与えたそうです。祝園神社は健御雷命(たけみかづちのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀っています。
*参考・・・祝園神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【祝園神社居籠祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
篠村八幡宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報