地蔵院・椿寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
地蔵院・椿寺
地蔵院・椿寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。地蔵院は1587年(天正15年)関白・豊臣秀吉が行った北野大茶会の際、秀吉の宿になり、秀吉から「五色八重散椿」が寄進され、椿寺と言われるようになりました。ただ寄進された椿は枯れ、二世の椿が樹齢約百年になっています。
【地蔵院・椿寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市北区大将軍川端町2
最寄り駅・バス停・・・北野白梅町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)、205系統(B3乗り場)
*四条河原町からは51系統、203系統、205系統
*四条烏丸からは55系統、101系統、203系統
*河原町丸太町からは10系統、204系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約7分)
【地蔵院・椿寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
年中無休
【地蔵院・椿寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【地蔵院・椿寺 歴史・簡単概要】
地蔵院(じぞういん)・椿寺は奈良時代の726年(神亀3年)に僧・行基(ぎょうき・ぎょうぎ)が第45代・聖武天皇の勅願により、大阪摂津の昆陽池(こやいけ)の畔に創建したのが起源と言われています。地蔵堂には行基が自ら刻んだとも言われる地蔵菩薩が安置されています。行基は民衆に仏法の教えを説き、寺院や道場を建立するだけでなく、困窮者の為に布施屋の設立などの社会事業を広く行い、738年(天平10年)に行基大徳の称号が授与され、745年(天平17年)には日本初の大僧正位を授与されています。その後平安時代に衣笠山(きぬがさやま)山麓に移されたが、南北朝時代の1391年(明徳2年)の明徳の乱(めいとくのらん)によって焼失し、1397年(応永4年)に室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が北山第(きたやまてい・金閣寺)を改築・新築した際の余財で再建されました。天正年間(1573年~1592年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の命によって現在の場所に移され、1587年(天正15年)の北野大茶会の際に豊臣秀吉から五色八重散椿が寄進されました。江戸時代中期の1671年(寛文11年)に善曵和尚が八宗兼学から浄土宗に改めて知恩院(ちおんいん)の末寺になり、善導大師(ぜんどうだいし)作で重源上人(ちょうげんしょうにん)が招来した五却思惟阿弥陀如来が本尊になりました。
地蔵院は浄土宗の寺院です。
*参考・・・地蔵院・椿寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【地蔵院・椿寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
地蔵院の見どころは椿寺の由来になった樹齢約百年の二世の椿です。椿は3月後半に見頃になります。
【地蔵院・椿寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●地蔵院の椿見ごろは例年3月下旬頃から4月中旬頃です。樹齢約120年の2代目・散り椿が植えられています。初代は1592年(天正20年)の文禄の役の際、加藤清正が朝鮮の蔚山城から持ち帰り、関白・豊臣秀吉に献木しました。
地蔵院椿見ごろ
●桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。本堂前に八重紅枝垂桜が植えられ、八重紅枝垂桜と本堂・地蔵堂などの光景が美しいと言われています。年によっては八重紅枝垂桜と五色八重散椿を一緒に楽しむことができます。
地蔵院桜見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【地蔵院・椿寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-461-1263
【地蔵院・椿寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【地蔵院・椿寺 おすすめ散策ルート】
地蔵院からのおすすめ散策ルートは西大路通を渡って一条通を西に向かい、妙心寺に向かうルートです。10分ほど散策すれば、妙心寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお妙心寺周辺には退蔵院・桂春院・大雄院・東林院・玉鳳院・養源院などもあり、それらを散策するのもいいかもしれない。特に宮本武蔵と縁がある退蔵院はおすすめです。