常照寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
常照寺
常照寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。常照寺の朱塗りの山門(赤門)は六条三筋町の二代目・吉野太夫が寄進しました。その為常照寺には吉野太夫の墓や太夫ゆかりの茶室・遺芳庵があります。また例年4月の第2日曜日には吉野太夫花供養が行われています。
【常照寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町45
最寄り駅・バス停・・・鷹峯源光庵前(徒歩約2分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条大宮から常照寺は6系統
*北大路バスターミナルからは北1系統
路線・時刻表・運賃チェック
【常照寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:00
【常照寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生・高校生・中学生300円、小人150円
団体(30名以上)
大人・大学生・高校生・中学生270円、小人135円
【常照寺 歴史・簡単概要】
常照寺(じょうしょうじ)・檀林の寺(だんりんのてら)・吉野の寺は1615年(元和元年)に書家・陶芸家・芸術家である本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が江戸幕府初代将軍・徳川家康から土地を賜って移住した光悦村の一部です。常照寺は1616年(元和2年)に光悦とその子・本阿弥光嵯(ほんあみこうさ)が法華の鎮所を建立し、鷹峰に弘通していた寂照院日乾上人(じゃくしょういんにちけんしょうにん)を招じ、寂光山常照寺と号したのが起源と言われています。その後1627年(寛永4年)に日乾上人が僧侶の養成機関である学問所・鷹峰檀林(たかがみねだんりん)を創設しました。鷹峰檀林は松ケ崎・求法院・東山・山科・鶏冠井とともに日蓮宗関西六檀林に数えられ、常照寺は常照講寺とも言われました。1628年(寛永5年)に「六条の七人衆の筆頭」・「天下随一の太夫」と謳われた六条三筋町の2代目・吉野太夫(よしのたゆう)が朱塗りの山門(赤門)を寄進しました。常照寺には2代目・吉野太夫の墓が残され、4月の第2日曜日には吉野太夫花供養が行われています。なお1872年(明治5年)の学制発布により、鷹峰檀林が廃止されました。
常照寺は日蓮宗の寺院です。
*参考・・・常照寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【常照寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
常照寺の見どころは吉野太夫ゆかりの茶室・遺芳庵です。なお常照寺は桜・紅葉の名所の為、春や秋に訪れてもいいかもしれません。
【常照寺 行事・イベント(要確認)】
●吉野太夫花供養は例年4月の第2日曜日に行われています。吉野太夫花供養では朱塗りの山門(赤門)を寄進した2代目・吉野太夫を偲んで、法要・島原の太夫による献茶が行われます。島原太夫が禿・男衆を従えて練り歩く太夫道中も行われます。
常照寺吉野太夫花供養
【常照寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月中旬頃です。参道・吉野門などの境内に枝垂桜・染井吉野など約100本の桜の木が植えられ、吉野門近くの桜や本堂横の枝垂桜が美しいと言われています。
常照寺桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。境内にカエデなどが植えられ、紅葉と朱塗りの吉野門・本堂・遺芳庵・宝蔵などの光景が美しいと言われています。茶席で抹茶を味わいながら紅葉を楽しむこともできます。
常照寺紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【常照寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-492-6775
【常照寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【常照寺 おすすめ散策ルート】
常照寺からのおすすめ散策ルートは源光庵・光悦寺・しょうざん光悦芸術村を経由し、金閣寺に向かうルートです。30分ほど散策すれば、洛北や鷹峰の自然を感じながら世界遺産である金閣寺まで行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお源光庵は丸い窓と四角い窓のテレビCMでお馴染みの為、散策するだけでなく、立ち寄った方がいいかもしれません。特に紅葉の時期はおすすめです。