藤森神社駈馬神事2025年5月5日13:00・15:00
藤森神社駈馬神事
藤森神社駈馬神事(日程・時間・・・)を紹介しています。駈馬神事は例年5月5日に行われています。ちなみに藤森祭は例年5月1日から5日まで行われています。駈馬神事では約180メートルの参道馬場で乗子が手綱潜り・逆乗り・矢払い・横乗り・逆立ち・藤下がり・一字書きの7種類のアクロバット的な技を披露します。(詳細下記参照)
【藤森神社駈馬神事2025 日程時間(要確認)】
藤森神社駈馬神事2025は2025年(令和7年)5月5日(月曜日)13:00・15:00から行われます。なお藤森祭は5月1日~5日に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・藤森神社ホームページ
【藤森神社駈馬神事 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
最寄り駅・バス停・・・藤森駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からはJR奈良線
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は墨染駅(徒歩約4分)、藤森駅(徒歩約5分)
【藤森神社駈馬神事 歴史・簡単概要】
藤森神社駈馬神事(かけうましんじ)は781年(天応元年)に第49代・光仁天皇の皇子で、第50代・桓武天皇の弟・早良親王(さわらしんのう)が陸奥に出征した際に戦勝を祈願したことに因んで行われ、1,200年以上の歴史があるとも言われています。室町時代には衛門府(えもんふ)の出仕武官、江戸時代には伏見奉行所の警護の武士である衛士(えじ)・各藩の馬術指南役・町衆らが馬上での技を競ったと言われています。江戸時代中期に大陸(中国)系の曲芸的な馬術の影響を受けたとも言われているそうです。ちなみに駈馬神事は昭和初期まで神社門前の街道で行われていたが、交通事情の変化によって境内の参道馬場で行われるようになったそうです。なお駈馬神事は京都市の無形民俗文化財に指定されています。
駈馬神事では約180メートルの参道馬場で乗子(のりこ)が手綱潜り(たづなくぐり)・逆乗り・矢払い・横乗り・逆立ち・藤下がり・一字書きの7種類のアクロバット的な技を披露します。なお駈馬神事は藤森神社駈馬保存会が行っています。
手綱潜りは敵矢の降りしきる中で駈ける技、逆乗り(地藏)は敵の動静を見ながら駈ける技、矢払いは敵矢を打払いながら駈ける技、横乗りは敵に姿を隠して駈ける技、逆立ち(杉立ち)は敵を嘲りながら駈ける技、藤下がりは敵矢の当たったと見せて駈ける技、一字書きは前線より後方へ情報を送りながら駈ける技です。
駈馬神事が行われる藤森祭(深草祭)は端午の節句発祥の祭と言われ、例年5月1日から5日まで行われています。藤森祭では駈馬神事以外にも神輿の渡御である神幸祭(しんこうさい)・藤森太鼓の奉納などのイベントが行われ、境内には屋台露店も立ち並びます。
【藤森神社 歴史・簡単概要】
藤森神社(ふじのもりじんじゃ)は起源が明確ではありません。藤森神社は社伝によると203年(神功皇后摂政3年)に第14代・仲哀天皇の皇后だった神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓征伐(さんかんせいばつ)から凱旋した際、山城国深草の里の藤森に纛旗(とうき)を立て、兵具を納めて塚を造ったのが起源とも言われています。794年(延暦13年)に第50代・桓武天皇から弓兵政所(ゆずえまんどころ)の称が授けられ、遷都奉幣(ほうへい)の儀式が行われたとも言われています。その後816年(弘仁7年)に伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)の社殿が標高約233メートルの稲荷山(いなりやま)から山麓の現在の場所に建立されたことから現在の場所に移ったとも言われています。藤森神社は中央(中座)に素盞鳴命・別雷命・日本武尊・応神天皇・仁徳天皇・神功皇后・武内宿禰を祀っています。東殿(東座)は奈良時代の759年(天平宝字3年)に崇道尽敬皇帝(舎人親王)を祀る神社として藤尾の地に創建されたが、1438年(永享10年)に合祀されました。西殿(西座)は平安時代の800年(延暦19年)に早良親王を祀る神社として塚本の地に創建されたが、1470年(文明2年)に合祀されました。
*参考・・・藤森神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【藤森神社駈馬神事 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
藤森神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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