下鴨神社献茶祭
下鴨神社献茶祭(日程・時間・・・)を紹介しています。献茶祭は例年5月に行われています。献茶祭は葵祭を祝い、祭神の御心を和める神わいの行事として行われています。献茶祭は表千家・裏千家・武者小路千家の三千家家元の交替で奉仕されます。献茶祭では家元が舞殿で濃茶・薄茶を点て、神前に献じられます。(詳細下記参照)
●葵祭2023は4年振りに通常開催予定
【下鴨神社献茶祭2023 日程時間(要確認)】
下鴨神社献茶祭2023(●コロナによる実施の有無・変更要確認)は2023年(令和5年)5月日(曜日)10:00から行われます。(現在確認中・要注意)
葵祭2023日程(行事・・・)
【下鴨神社献茶祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区下鴨泉川町59
最寄り駅・バス停・・・下鴨神社前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から下鴨神社は4系統(A2乗り場)、205系統(A2乗り場)
*四条河原町からは4系統、205系統
*河原町丸太町からは4系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約10分)
【下鴨神社献茶祭 歴史・簡単概要】
下鴨神社献茶祭(けんちゃさい)は葵祭(あおいまつり)を祝い、祭神の御心を和める神わいの行事として行われています。なお献茶祭は表千家(おもてせんけ)・裏千家(うらせんけ)・武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)の三千家家元の交替で奉仕されます。
献茶祭では先ず祝詞奏上(のりとそうじょう)などの神事が行われ、その後家元が舞殿で濃茶(おこい)・薄茶(おうす)を点て、神前に献じられます。なお献茶祭では境内に副席・野点席・点心席なども設けられます。(要確認)
濃茶はたくさんの抹茶で練って点てたお茶です。濃茶は薄茶と比べると格式が高いとされています。なお薄茶は少なめの抹茶で点てられたお茶です。ちなみに濃茶では色も味も濃厚になることから良質な抹茶が使われることが多いそうです。
表千家は茶道流派のひとつで、三千家のひとつです。表千家は千利休(せんのりきゅう)による千家流茶道の本家であり、千利休が建てた茶室・不審庵(ふしんあん)を継いだ千利休の孫・千宗旦(せんそうたん)の三男・江岑宗左(こうしんそうさ)に始まります。
裏千家は茶道流派のひとつで、三千家のひとつです。裏千家は千利休の孫・千宗旦が建てた茶室・今日庵(こんにちあん)を継いだ千宗旦の末っ子・仙叟宗室(せんそうそうしつ)に始まります。裏千家は茶室・今日庵が通りから見ると表千家の茶室・不審庵の裏にあることから言われるようになりました。
武者小路千家は茶道流派のひとつで、三千家のひとつです。武者小路千家は千利休の孫・千宗旦の次男・一翁宗守(いちおうそうしゅ)が茶室・官休庵(かんきゅうあん)が開いたことに始まります。なお武者小路千家は宗家が京都市上京区武者小路通り小川東入にあることに由来するそうです。
●下鴨神社の歴史(創建から現在)を紹介しています。
下鴨神社歴史(賀茂建角身命・・・)
●下鴨神社の見どころ(舞殿・細殿など)を紹介しています。
下鴨神社見どころ(舞殿・細殿など)
●葵祭には路頭の儀・流鏑馬神事・賀茂競馬などの見どころがあります。(下記リンク参照)
葵祭見どころ
【下鴨神社 歴史・簡単概要】
下鴨神社(しもがもじんじゃ)・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は起源が明確ではありません。下鴨神社は社伝によると初代・神武天皇の時代(紀元前660年~紀元前582年)に祭神・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が比叡山西麓の御蔭山(みかげやま)に降臨したのが起源とも言われています。また下鴨神社は紀元前90年(崇神天皇7年)に瑞垣(みずかき)の修造の記録があり、それ以前から祀られていたとも言われています。その後第29代・欽明天皇の時代(539年~571年)に欽明天皇が勅使を派遣して葵祭(賀茂祭)が始まり、678年(天武天皇7年)に社殿が造営され、天平年間(729年~749年)には上賀茂神社から分置されたとも言われています。794年(延暦13年)の第50代・桓武天皇による平安京遷都の際、王城鎮護の神になり、桓武天皇が初めて行幸しました。その後807年(大同2年)に神階・正一位に叙され、葵祭で天皇の勅使が派遣されて行われる勅祭になり、810年(大同5年)には葵祭に奉仕する賀茂斎院(かもさいいん)が置かれ、第52代・嵯峨天皇の皇女・有智子内親王(うちこないしんのう)が初代斎王として仕えました。
下鴨神社は上賀茂神社(賀茂別雷神社)とともに古代氏族の賀茂氏の氏神を祀る神社です。
*参考・・・下鴨神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【下鴨神社献茶祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
葵祭日程(路頭の儀・前儀・後儀・・・)