建仁寺牡丹見ごろ2024(4月下旬~5月上旬頃)
建仁寺牡丹見ごろ(見頃)
建仁寺牡丹見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。建仁寺には山門と方丈に挟まれた境内中央部に建立されている法堂(拈華堂)周辺に色とりどり、多種多様の牡丹が植えられています。牡丹は桜が散ると咲き始め、牡丹と法堂の花頭窓(かとうまど・火灯窓)などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)
【建仁寺牡丹見ごろ(例年時期)】
建仁寺の牡丹見ごろは例年4月下旬頃から5月上旬頃です。なお牡丹の見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都牡丹名所・見ごろ
●建仁寺instagramで牡丹状況をリアルタイムチェック。
建仁寺instagram
【建仁寺牡丹見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区小松町584
最寄り駅・バス停・・・東山安井(徒歩約5分)、祇園(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から建仁寺は100系統(D1乗り場)祇、206系統(D2乗り場)東
*四条河原町からは207系統東祇
*四条烏丸からは207系統東祇
*河原町丸太町からは202系統東祇
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約7分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約10分)
【建仁寺牡丹見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
建仁寺はあまり知られていない牡丹の名所です。建仁寺の牡丹見ごろは例年4月下旬頃から5月上旬頃です。
建仁寺には山門と方丈に挟まれた境内中央部に建立されている法堂(拈華堂)周辺に色とりどり、多種多様の牡丹が植えられています。牡丹は桜が散ると咲き始め、牡丹と法堂の花頭窓(かとうまど・火灯窓)などの光景が美しいと言われています。また法堂周囲にある側溝に散った牡丹の花びらが集まり、その光景も風情があると言われています。なお牡丹は「立てば芍薬(しゃくやく) 座れば牡丹 歩く姿は百合(ゆり)の花」と美人の姿を形容し、女性が眺めたり、写真撮影したりするのに向いているかもしれません。牡丹は唐の時代に「花の王」とも称されていたそうです。
法堂は江戸時代中期の1765年(明和2年)に建立されました。法堂は仏殿を兼ねた禅宗様の建物で、もう一つの屋根である裳階(もこし)があることから二階建てに見えるが、一階建てです。法堂は鏡天井に日本画家・小泉淳作(こいずみじゅんさく)が描いた双龍図があります。なお法堂は建仁寺の本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)坐像、脇侍(きょうじ)に迦葉尊者(かしょうそんじゃ)・阿難尊者(あなんそんじゃ)が安置されています。
牡丹はボタン科ボタン属の落葉小低木です。牡丹は中国西北部が原産地で、古くに日本に伝わり、観賞用として庭に植えられています。また牡丹は根の樹皮が牡丹皮(ぼたんぴ)と称されて生薬としても利用されました。牡丹は原種が樹高約3メートルだが、園芸品種は樹高約1~2メートルです。牡丹は葉が大きくて羽状複葉で、花びらが5~8枚で、重弁や二段咲きなどの園芸品種があります。牡丹は例年4月頃から5月頃に赤色・赤紫色・紫色・薄紅色・白色・黄色などの大形の花が咲かせます。なお牡丹には春牡丹だけでなく、寒牡丹・冬牡丹もあります。
●建仁寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
建仁寺歴史(源頼家・栄西禅師)
●建仁寺の見どころ(風神雷神図・方丈など)を紹介しています。
建仁寺見どころ(風神雷神図・方丈など)
【建仁寺 歴史・簡単概要】
建仁寺(けんにんじ)は鎌倉時代前期の1202年(建仁2年)に鎌倉幕府2代将軍・源頼家(みなもとのよりいえ)が寺域を寄進し、臨済宗(りんざいしゅう)の開祖・栄西禅師(えいさいぜんじ・ようさいぜんじ)が宋(中国)・百丈山(ひゃくじょうざん)を模して創建しました。建仁寺の名称は第83代・土御門天皇(つちみかどてんのう)の勅許により、禅寺初の年号寺院・建仁寺になりました。当初は真言(しんごん)・止観(しかん)の二院を構え、天台(てんだい)・密教(みっきょう)・禅(ぜん)の三宗兼学の道場でした。その後鎌倉時代前期の寛元年間(1243年~1247年)・康元年間(1256年~1257年)の火災などで荒廃し、1258年(正嘉元年)に東福寺(とうふくじ)を開山した聖一国師(しょういちこくし)・円爾(えんに)が再興しました。1262年(弘長2年)に宋からの渡来僧禅で、建長寺(けんちょうじ)開山・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が入寺して禅の道場に改め、室町時代に京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)の第3位に列せられました。その後安土桃山時代の天正年間(1573年~1592年)に武将・外交僧である安国寺恵瓊(あんこくじえけい)が方丈・仏殿を移築して再建し、江戸時代に江戸幕府の保護によって伽藍が再建されました。
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山です。
*参考・・・京都・建仁寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【建仁寺牡丹見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
建仁寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報