清水寺七不思議の簡単まとめ-修学旅行・観光の見所

清水寺見どころ(Kiyomizu-dera Temple)

清水寺七不思議の簡単まとめ

清水寺七不思議を簡単にまとめて分かりやすく解説します。七不思議には三重塔の鬼瓦・仁王門の腰貫・6本脚の鐘楼・扉がない轟門・川も池もない轟橋・阿阿の狛犬・弁慶の指跡・弁慶の鉄の下駄と錫杖などがあります。(七不思議詳細下記参照)

清水寺見どころ(清水の舞台・三重塔など)

【三重塔(重要文化財)の鬼瓦(おにがわら)の解説】

●概要‐三重塔(重要文化財)は高さ約30メートルで、東南の鬼瓦が鬼ではなく、不思議なことに水神(すいじん)の龍(りゅう)になっています。龍は雨を呼ぶと言われ、防火の意味が込められているとも言われています。なお三重塔は平安時代前期の847年(承和14年)に創建され、現在の三重塔は江戸時代前期の1632年(寛永9年)に再建されました。
●豆知識‐三重塔は内部に曼荼羅(まんだら)が造形され、中央に大日如来(だいにちにょらい)が安置されいます。なお三重塔は清水寺のシンボル・ランドマークになっています。
●火災‐清水寺は創建以来、10度を超える火災に見舞われ、その都度再建されました。現在の伽藍は多くが、1633年(寛永9年)に再建されたものです。

【仁王門(重要文化財)の腰貫(こしぬき)の解説】

●概要‐仁王門(重要文化財)は右側腰貫の頭を叩くと反対側の腰貫に音が反響します。仁王門は仁王門から直接本堂が見えないことから目隠し門とも言われています。なお仁王門は室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))で焼失し、室町時代後期(16世紀初頭)に再建されました。
●豆知識‐仁王門は左右に鎌倉時代の金剛力士(こんごうりきし)像を安置しています。なお仁王門は清水寺の入口になっています。

【6本脚の鐘楼(重要文化財)の解説】

●概要‐鐘楼(重要文化財)は仁王門をくぐった左にあり、柱が4本脚ではなく、珍しい6本脚になっています。梵鐘(ぼんしょう)が重いことから6本脚になったとも言われています。なお鐘楼は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に建立されました。
●豆知識‐鐘楼に釣られていた梵鐘(重要文化財)には「文明十年(1478年)」の銘があり、室町時代中期に鋳造されたと言われています。梵鐘は高さ約2.1メートル・口径約1.2メートル・重さ約2.3トンです。現在の梵鐘は2008年(平成20年)に再鋳造されたものです。
●行事‐例年12月31日に鐘楼で除夜の鐘(じょやのかね)が行われます。

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【扉がない轟門(重要文化財)の解説】

●概要‐轟門(重要文化財)は本堂の西にあり、柱が珍しい8本(八脚門)で、扉がありません。なお轟門は江戸時代前期の1631年(寛永8年)から1633年(寛永10年)に再建されました。
●豆知識‐轟門は仏教の開祖・お釈迦様(おしゃかさま)の教えを四方万里(しほうばんり)に轟かせることから名付けられ、扉は必用ないとも言われています。

【川も池もない轟橋(とどろきばし)の解説】

●概要‐轟橋は轟門の前にあり、不思議なことに川も池もないのに架かっています。轟橋は手水鉢(ちょうずばち)の水を流す為とも、聖地に架かる橋の意味とも言われています。
●豆知識‐轟橋にはかつて轟川(とどろきがわ)という小川が流れていたとも言われています。

【阿阿の狛犬(ああのこまいぬ)の解説】

●概要‐仁王門前の狛犬は両方口を開けて「阿阿」になっています。一般的に狛犬は一方が口を開けた阿形(あぎょう)、もう一方が口を閉じた吽形(うんぎょう)になっています。なお「阿」は万物の始まりを意味し、「吽」は万物の終わりを意味するそうです。
●豆知識‐狛犬が両方口を開けているのはお釈迦様の教えを世に大声で知らしめる為とも言われています。
●歴史‐狛犬は1924年(大正13年)に仁王門の石段などの修理の際に設置されたそうです。なお狛犬は清水寺の入口になっている仁王門前に置かれています。

【岸駒の燈籠(がんくのとうろう)の解説】

●概要‐岸駒の燈籠は仁王門の右下にあり、燈籠に彫られた虎が夜になると吠え、抜け出して水を飲むと言われています。また虎はどこから見ても目が合うことから「八方睨み(はっぽうにらみ)の虎」とも言われています。なお虎は江戸時代後期に絵師・岸駒が描きました。
●豆知識‐岸駒の燈岸を描いた岸駒は日本にいない虎を忠実に描く為、中国から虎の毛皮や頭蓋骨(ずがいこつ)などを取り寄せたと言われています。

【馬駐(重要文化財)の金具の解説】

●概要‐馬駐(重要文化財)は仁王門の石段の左にあり、2つの金具だけが他の金具と違って、下向きに取り付けられています。間違って取り付けたとも、遊び心とも言われています。なお馬駐は応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))後に再建されたと言われています。
●豆知識‐馬駐の金具は清水寺を馬で参拝した際、馬を繋ぐものです。

【梟の手水鉢(ふくろうのちょうずばち)の解説】

●概要‐梟の手水鉢は轟橋の横にあり、台座には梟が彫られています。梟は室町時代の御伽草子(おとぎぞうし)「鴉鷺合戦物語(あろかっせんものがたり)」に登場する梟を擬人化した「梟木工允谷朝臣法保(ふくろうもくのみつやあそんのりやす)」を意味するものではないかとも言われています。
●豆知識‐梟の手水鉢は口を漱ぐと歯痛・頭痛が治まるご利益があると言われています。

【清水の舞台(国宝)・本堂の解説】

●概要‐本堂(国宝)の一部である清水の舞台は懸造(かけづくり)・舞台造で、釘を1本も使わずに139本のケヤキの柱で組み上げられています。なお清水の舞台(本堂)は1633年(寛永10年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)の寄進によって再建されました。
●豆知識‐清水の舞台(本堂)は高さ約13メートルです。
●行事‐例年8月上旬頃に清水の舞台で六斎念仏(ろくさいねんぶつ)が奉納されます。

【弁慶の指跡(べんけいのゆびあと)の解説】

●概要‐弁慶の指跡は本堂(清水の舞台)裏側にある深さ2センチほどの直線状の溝です。溝は弁慶の指跡ではないかと言われていますが、実際は電気が無かった時代にお百度参り(おひゃくどまいり)に訪れた参拝者が壁をつたって歩いた時にできた痕跡のようです。
●豆知識‐弁慶の指跡がある本堂(清水の舞台)は国宝で、江戸時代前期の1633年(寛永10年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。

【弁慶の鉄の下駄と錫杖(げたとしゃくじょう)の解説】

●概要‐鉄の下駄と錫杖は弁慶が使用していたとも、音羽の滝の行者(ぎょうじゃ)が満願成就の御礼に収めたとも言われています。
●豆知識‐鉄の下駄は片方が約12キロあります。また大錫杖は長さ約2.6メートル・重さ約96キロ、小錫杖は長さ約1.7メートル 重さ約17キロあります。

【平景清(たいらのかげきよ)の足形石(仏足石)の解説】

●概要‐足形石(仏足石)は朝倉堂の東側にあり、平景清の足形とも、弁慶の足形とも言われています。平景清の足形石は約50センチ(一尺七寸)もあります。
●豆知識‐平景清の足形石の由来となった平景清は藤原忠清(ふじわらのただきよ)の子で、平家に仕えて勇猛果敢に戦い、悪七兵衛(あくしちびょうえ)とも言われました。

【平景清爪彫りの観音(つめぼりのかんのん)の解説】

●概要‐石灯篭(いしどうろう)の景清爪彫りの観音は胎内めぐりの随求堂(ずいぐどう)の右側にあります。爪彫りの観音は平景清(たいらのかげきよ)が平家滅亡後に牢獄の中で爪だけで観音像を刻み付け、清水寺に奉納したと言われています。
●豆知識‐平景清爪彫りの観音の由来となった平景清に関する伝説は各地にあり、歌舞伎や落語にもなっています。

【鏡天井の円龍(かがみてんじょうのえんりゅう)・地主神社の解説】

●概要‐鏡天井の円龍はかつて清水寺の鎮守社(ちんじゅしゃ)だった地主神社(じしゅじんじゃ)の拝殿(重要文化財)に描かれ、不思議なことに夜になると抜け出して水を飲むと言われています。円龍は絵師・狩野元信(かのうもとのぶ)が描きました。
●豆知識‐鏡天井の円龍が描かれている地主神社の拝殿は江戸時代前期の1633年(寛永10年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光が再建しました。
●行事‐鏡天井の円龍は例年3月15日・4月3日・9月15日に行われる青龍会(せいりゅうえ)・青龍会観音加持(かんのんかじ)の起源・由来になっています。

【音羽の滝(おとわのたき)の解説】

●概要‐音羽の滝(音羽の瀧)の水は古来から「黄金水」・「延命水」と言われ、六根清浄(ろっこんしょうじょう)や諸願成受就を祈願しました。なお音羽の滝の水は学問成就(左の筧(かけい))・恋愛成就(中央の筧)・延命長寿(右の筧)にご利益があると言われています。
●豆知識‐音羽の滝は水源である牛尾山で大蛇退治が行われた際、真っ赤に染まったとも言われています。

【首振り地蔵さん・善光寺堂の解説】

●概要‐首振り地蔵さんは善光寺堂(ぜんこうじどう)の前にあり、不思議なことに地蔵さんの首は360度回ります。なお首振り地蔵さんの首を願いのある方向に向け、恋愛成就・金運・商売繁盛などを願うと願いが叶うと言われています。
●豆知識‐首振り地蔵さんがある善光寺堂は清水寺の塔頭(たっちゅう)で、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)を本尊とする地蔵院が起源です。

【清水寺 備考】
*参考・・・清水寺(七不思議・見どころ・・・)ホームページ

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