松原通(アクセス・マップ・見どころ・概要・・・)
松原通
松原通(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。松原通ではかつて7月17日の祇園祭山鉾巡行(前祭)で前祭の山鉾が巡行していました。山鉾巡行(前祭)では1955年(昭和30年)まで四条烏丸を出発し、四条通を東向きに巡行し、八坂神社御旅所直前の四条寺町で方向転換して寺町通を南下し、寺町松原で方向転換して松原通を西向きに巡行し、松原烏丸で解散していました。
【松原通 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市・烏丸松原
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
地下鉄・アクセスダイヤ
【松原通 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【松原通 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【松原通 歴史・簡単概要】
松原通(まつばらどおり)は東端の清水寺(きよみずでら)門前から西端の佐井西通(さいにしどおり)の一筋西まで東西に走っています。東端の清水寺門前から西側の東大路通(ひがしおおじどおり)までは清水道(きよみずみち)とも言われています。松原通は全長約5.2キロです。松原通はかつて寺町通(てらまちどおり)から西側が平安京の五条大路(ごじょうおおじ)でした。五条大路はかつて松並木が美しかったことから五条松原通とも言われるようになり、松原通の名称の由来になっています。その後安土桃山時代に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよしが)が二筋南側にあるに平安京の六条坊門小路(ろくじょうぼうもんこうじ)に五条の橋を架けると五条大路が松原通、六条坊門小路が五条通と言われるようになりました。ちなみに現在の五条通西詰に牛若丸(うしわかまる・源義経(みなもとのよしつね)と弁慶(べんけい)の像が建立されているが、平安時代後期には松原通に五条の橋が架けられていました。1935年(昭和10年)6月の豪雨による鴨川大洪水によって松原橋が倒壊・流失し、その後現在の松原橋が架け替えられました。1935年(昭和10年)6月の豪雨では桂川・天神川(てんじんがわ)などの河川も氾濫し、京都市全域に被害が及びました。なお松原通は八坂神社の祇園祭と伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)の稲荷祭の境界線になるそうです。松原通にはかつて7月17日の山鉾巡行(前祭)の際に長刀鉾稚児(なぎなたほこちご)が休憩した祗園床(ぎおんどこ)が松原中之町町に残されています。
*参考・・・松原通(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【松原通 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
松原通の見どころは祇園祭の際に祗園床で行われる非公式行事・祇園祭古式一里塚松飾式(こしきいちりづかまつかざりしき)です。(要確認)祇園祭古式一里塚松飾式は八坂神社の神職や長刀鉾稚児などを招いて行われます。古式一里塚松飾式では松原中之町町内から選ばれた者が神職を勤めて神事を行い、尾頭付きの鯛や車エビなどの神饌などを供えます。
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
●1955年(昭和30年)まで祇園祭山鉾巡行(前祭)では松原通を山鉾が巡行していました。
祇園祭山鉾巡行(前祭)
【松原通 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・-
【松原通 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
松原通では祇園祭の際、西福寺前から松原橋沿いの町家や町会所である弓箭閣(きゅうせんかく)などに甲冑を飾る祇園祭弓矢町武具飾り(ゆみやちょうぶぐかざり)が行われます。(要確認)弓矢町武具飾りは江戸時代の神幸祭の際に6人の法師武者・30人の甲冑姿の武者が神輿行列に武者行列として供奉し、明治時代以降に神幸祭・還幸祭に供奉したことに由来しています。
【松原通 おすすめ散策ルート】
松原通からのおすすめ散策ルートは松原橋から東側の清水寺に向かうルートです。20分散策すれば、清水寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお松原橋を渡った鴨川東岸には花街である宮川町・祇園甲部などがあり、それらを散策するのもいいかもしれません。