松尾寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
松尾寺
松尾寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。松尾寺の仏舞では大日如来・釈迦如来・阿弥陀如来の三像の金色の面を付けた舞手が太鼓・篳篥などによる雅楽の調べに合わせて優雅に舞います。仏舞は奈良時代に唐から伝わり、松尾寺では江戸時代初期には既に舞われていた記録が残されています。
【松尾寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府舞鶴市字松尾532
最寄り駅・バス停・・・松尾寺駅(徒歩約50分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR小浜線
*松尾寺駅から京都交通バスの場合、松尾寺口バス停(徒歩約40分)
【松尾寺 拝観時間・時間(要確認)】
自由
宝物殿
9:00~16:00
【松尾寺 拝観料金・料金(要確認)】
宝物殿
800円
【松尾寺 歴史・簡単概要】
松尾寺(まつのおでら)は起源が明確ではありません。松尾寺は寺伝によれると708年(慶雲5年)に中国(唐)からの渡来僧・威光上人(いこうしょうにん)が若狭富士(わかさふじ)とも言われる標高699メートルの青葉山(あおばやま)に登り、松の大樹の下に馬頭観音を感得して草庵を結んだのが起源とも言われています。威光上人は青葉山の2つの峰を望んで、中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起して、青葉山に登たと言われています。1119年(元永2年)に第74代・鳥羽天皇が寵妃・美福門院(藤原得子(ふじわらのなりこ))とともに行幸して寺領4千石を賜り、寺坊は65を数えて繁栄したと言われています。鳥羽天皇は第1皇子である第75代・崇徳天皇が父・白河法皇(第72代・白河天皇)の子ではないかと悩み、煩悩を打ち砕く為に美福門院とともに参詣したと言われています。絹本著色普賢延命像(国宝)は鳥羽上皇の寵妃で、第76代・近衛天皇の生母・美福門院の持念仏と言われています。平安時代末期に観音霊場として信仰されたが、その後度々火災に見舞われ、その都度丹後田辺城主・細川幽斉(ほそかわゆうさい)や京極家によって復興され、1730年(享保15年)に丹後田辺藩第3代藩主・牧野英成(まきのひでしげ)が現代の本堂を修築しました。なお松尾寺は馬頭観世音を本尊に祀り、農耕の守り仏になっています。ちなみに松尾寺は西国三十三所の第29番札所で、唯一馬頭観音を祀っています。
松尾寺は真言宗醍醐派の寺院の寺院です。
*参考・・・松尾寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ・松尾寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【松尾寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
松尾寺の見どころは国宝・重要文化財を収蔵・展示している宝物殿です。国宝・重要文化財の展観は春・秋の1年に2回行われ、それぞれ1月ほど見ることができます。(要確認)なお5月に行われる仏舞も見どころです。
国宝・・・絹本著色普賢延命像
重要文化財・・・絹本著色孔雀明王像、絹本著色法華曼荼羅図、絹本著色如意輪観音像、絹本著色終南山曼荼羅図、木造阿弥陀如来坐像 快慶作
【松尾寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0773-62-2900
【松尾寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【松尾寺 おすすめ散策ルート】
松尾寺からのおすすめ散策ルートは東側の六所神社に向かうルートです。5分ほど散策すれば、六所神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお松尾寺は市街地から少し離れ、周辺には観光スポットがあまり多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策した方がいいかもしれません。