南禅寺ハギ見ごろ2024(9月中旬頃)
南禅寺ハギ見ごろ(見頃)
南禅寺ハギ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。南禅寺では法堂前や塔頭寺院側の参道にハギが植えられ、赤紫の花が咲きます。ハギと法堂・参道などの光景が美しいと言われています。南禅寺では赤い彼岸花も所々に分布し、ハギと一緒に楽しめる場合があります。(詳細下記参照)
【南禅寺ハギ見ごろ(例年時期)】
南禅寺のハギの見ごろ例年9月中旬頃です。ただハギ見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都萩名所・見ごろ
【南禅寺ハギ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区南禅寺福地町86
最寄り駅・バス停・・・南禅寺・永観堂道(徒歩約3分)、東天王町(徒歩約8分)、宮ノ前町(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から南禅寺は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は蹴上駅(徒歩約8分)
【南禅寺ハギ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
南禅寺はハギ(萩)の名所です。南禅寺のハギ見ごろは例年9月中旬頃です。
南禅寺では法堂前や塔頭(たっちゅう)寺院側の参道にハギが植えられ、赤紫の花が咲きます。ハギと法堂・参道などの光景が美しいと言われています。南禅寺では赤い彼岸花も所々に分布し、ハギと一緒に楽しめる場合があります。南禅寺では初秋の光景を楽しむ為、境内にある水路閣や山内に建立されている塔頭などを巡るのがおすすめです。ただ一般公開されていない場合もあります。(要確認)
法堂は1893年(明治26年)の火災で焼失し、1909年(明治42年)に再建されました。法堂は本尊・釈迦如来、右に文殊菩薩、左に普賢菩薩を安置しています。法堂は天井に日本画家・今尾景年が描いた雲龍図があります。なお法堂は一重もこし(裳階)付きで、入母屋造の本瓦葺です。
南禅寺では山内に南禅院・金地院・真乗院・天授庵・大寧軒・聴松院・慈氏院・牧護庵・南陽院・正因庵・最勝院・帰雲院などの別院・塔頭が建立されています。
ハギ(萩)はマメ科ハギ属の落葉低木または多年草の総称です。ハギにはヤマハギ(山萩)・キハギ(木萩)・メドハギ(筮萩)・マルバハギ(丸葉萩)・シラハギ(白萩)などがあるが、単にハギと言う場合にはヤマハギを指します。ハギは東アジア・南アジア・北米東部・オーストラリアの温帯・亜熱帯に分布し、日本国内では北海道から九州に分布しています。ハギは古くから日本人に親しまれ、「万葉集(まんようしゅう・萬葉集)・奈良時代末期成立」の中で最も多く詠まれた花です。「万葉集」には160種類以上の植物が詠まれ、ハギは歌中に141首、題詞に1首が詠まれています。またハギは女郎花(おみなえし)・尾花(おばな)・撫子(なでしこ)・藤袴(ふじばかま)・葛(くず)・桔梗(ききょう)とともに秋の七草にも数えられています。ハギは夏から秋に葉腋(ようえき)に総状花序(そうじょうかじょ)を出し、紅紫色または白色の蝶に似た蝶形花(ちょうけいか)を咲かせます。なおハギは鹿鳴草(しかなくさ)・鹿の花妻(しかのはなずま)・風聞草(かぜききぐさ)・月見草(つきみそう)・庭見草(にわみぐさ)なども言われています。
●南禅寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
南禅寺歴史(亀山天皇・無関普門)
●南禅寺の見どころ(水路閣・三門など)を紹介しています。
南禅寺見どころ(水路閣・三門など)
【南禅寺 歴史・簡単概要】
南禅寺(なんぜんじ)は鎌倉時代後期の1264年(文永元年)に第88代・後嵯峨天皇(ごさがてんのう)が営んだ上の御所・下の御所からなる離宮・禅林寺殿(ぜんりんじどの)があった場所です。ちなみに禅林寺殿は永観堂(えいかんどう)とも言われる禅林寺に由来しています。南禅寺は1291年(正応4年)に亀山法皇(第90代・亀山天皇(かめやまてんのう))が東福寺(とうふくじ)第3世住持であった大明国師(だいみょうこくし)・無関普門(むかんふもん)を開山として離宮を寺院に改め、龍安山禅林禅寺(りょうあんざんぜんりんぜんじ)と名付けたのが起源です。南禅寺は皇室発願の最初の禅寺になりました。無関普門は禅林寺殿に夜な夜な出没し、亀山法皇を悩ませた妖怪変化(ようかいへんげ)を弟子とともに静かに座禅するだけで退散させたとも言われています。その後1299年(永仁7年)頃に伽藍が整備され、正安年間(1299年~1302年)に龍安山禅林禅寺から太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)に名称を改めました。なお南禅寺は南北朝時代以降に隆盛を極め、1334年(建武元年)に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が五山の第一、1385年(元中2年・至徳2年)に室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)、及び鎌倉五山(建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺)の上の別格扱いの「五山之上」に列しました。
南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。
*参考・・・京都・南禅寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【南禅寺ハギ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
京都・南禅寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報