黄梅院秋季特別公開2024年10月5日~12月8日(日程時間・・・)
黄梅院秋季特別公開
黄梅院秋季特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。秋季特別公開は秋に行われています。秋季特別公開では庫裡(重要文化財)・千利休作庭「直中庭(じきちゅうてい)」・方丈庭園「破頭庭(はとうてい)」・武野紹鴎(たけのじょうおう)好み茶室「昨夢軒(さくむけん)」・雲谷等顔筆の本堂障壁画(重要文化財・複製)が公開されます。(詳細下記参照)
【黄梅院秋季特別公開2024 日程時間(要確認)】
黄梅院秋季特別公開2024は2024年(令和6年)10月5日(土曜日)~12月8日(日曜日)10:00~16:00に行われます。ただ10月28日・10月30日は拝観休止です。法務で拝観休止が増える場合があります。(現在確認中・要注意)
*参考・・・京都春秋
【黄梅院秋季特別公開 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市北区紫野大徳寺町83-1
最寄り駅・バス停・・・大徳寺前(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から黄梅院は101系統(B2乗り場)、205系統(B3乗り場)、206系統(A3乗り場)
*四条河原町からは12系統、205系統
*四条烏丸からは12系統
*河原町丸太町からは204系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック
【黄梅院秋季特別公開 歴史・簡単概要】
黄梅院秋季特別公開(しゅうきとくべつこうかい)は秋に行われています。
秋季特別公開では庫裡(重要文化財)・千利休作庭「直中庭(じきちゅうてい)」・方丈庭園「破頭庭(はとうてい)」・武野紹鴎(たけのじょうおう)好み茶室「昨夢軒(さくむけん)」・雲谷等顔(うんこくとうがん)筆の本堂障壁画(重要文化財・複製)が公開されます。
庫裏は1589年(天正17年)に小早川隆景の寄進によって建立されました。庫裏は禅宗寺院の庫裏としては日本最古級とも言われています。庫裏は桁行約12.9メートル・梁間約17.4メートルで、こけら葺きの切妻造妻入です。
直中庭(書院南庭)はわび茶の完成者で、茶聖・千利休が62歳の時に作庭したと言われる苔一面の枯山水庭園です。直中庭は関白・豊臣秀吉の希望で瓢箪を象った池をが配され、加藤清正が朝鮮から持ち帰った朝鮮灯籠が据えられています。ちなみに梵鐘も1591年(天正19年)に加藤清正が寄進した朝鮮伝来の梵鐘と言われています。
茶室「昨夢軒」は千利休の師とも言われる武野紹鴎好みの4畳半の茶室です。茶室「昨夢軒」は元々独立した建物だったが、書院に組み込まれたと言われています。
本堂障壁画は毛利家の御用絵師・雲谷等顔が描いた紙本墨画竹林七賢図・紙本墨画芦雁図・紙本墨画山水図です。雲谷等顔は雪舟の水墨画を手本にして水墨画を描いたと言われています。
【黄梅院 歴史・簡単概要】
黄梅院は1562年(永禄5年)に織田信長が初めて入洛した際、父・織田信秀の追善菩提の為に京都所司代・豊臣秀吉に命じ、大徳寺98世・春林宗俶を開山として小庵・黄梅庵を建立したのが起源です。黄梅庵の庵名は弘忍大満禅師ゆかりの地である中国湖北省黄梅県破頭山の東禅寺に由来しています。1582年(天正10年)6月2日に明智光秀が主君・織田信長に対して謀反・本能寺の変を起こし、織田信長が自刃しました。同年10月10日に関白・豊臣秀吉が織田信長の四男または五男で、豊臣秀吉の養子・羽柴秀勝を喪主として大徳寺で葬儀を行いました。1582年(天正10年)頃から豊臣秀吉が黄梅庵を織田信長の塔所として増改築しました。ただ主君の塔所としては「小なり」として、1583年(天正11年)の一周忌に間に合うように総見院を創建しました。1584年(天正12年)頃に茶人・千利休が豊臣秀吉の希望により、池泉回遊式庭園「直中庭」を作庭したと伝えられています。桃山時代に大徳寺112世・玉仲宗琇が入寺し、小早川隆景の帰依を受けて堂宇を整備しました。小早川隆景は1588年(天正16年)に本堂(重要文化財)、1589年(天正17年)に庫裏(重要文化財)・表門、天正年間(1573年~1592年)に鐘楼を建立しました。1589年(天正17年)に名称を黄梅院に改めました。1592年(天正19年)に加藤清正が朝鮮出兵の際に持ち帰ったと言われる梵鐘を寄進しました。桃山時代から江戸時代(1603年~1868年)に小早川家の宗家・毛利家に外護され、毛利氏の京都における菩提寺になりました。1652年(承応元年)頃に書院「自休軒」が建立されました。
*参考・・・黄梅院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【黄梅院秋季特別公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
黄梅院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報