三宝院(拝観料・見どころ・歴史概要・アクセス・・・)
三宝院
三宝院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。三宝院の庭園は「醍醐の花見」に際し、豊臣秀吉が自ら基本設計を行い、花見後の4月から作庭が始められたが、8月に秀吉が亡くなった。その為醍醐寺金剛輪院の院主・義演(ぎえん)のもとで続けられ、義演が亡くなるまでの27年間も続きました。
【三宝院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
最寄り駅・バス停・・・醍醐寺(徒歩すぐ)、醍醐寺前(徒歩すぐ)
京阪アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅八条口からは山急醍醐寺行き
*京阪六地蔵駅からは22系統、22A系統
*四条河原町・五条京阪からは86号系統、86B系統
路線・時刻表・運賃チェック
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は醍醐駅(徒歩約10分)
【三宝院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了(3/1~12/第1日曜日)
9:00~16:30 受付16:00終了(12/第1日曜日の翌日~2/末日)
年中無休
【三宝院 拝観料金・料金(要確認)】
三宝院・霊宝館(醍醐寺)・下醍醐(醍醐寺)の伽藍
個人
通常期・・・大人800円、中学生・高校生600円
春期・秋期・・・大人1,500円、中学生・高校生1,000円
団体(20名以上)
通常期・・・大人700円、中学生・高校生500円
春期・秋期・・・大人1,300円、中学生・高校生800円
【三宝院 歴史・簡単概要】
三宝院(さんぼういん)は平安時代後期の1115年(永久3年)に左大臣・源俊房(みなもとのとしふさ)の子で、醍醐寺14代座主・勝覚(しょうか)が創建し、灌頂院(かんじょういん)と称したのが起源と言われています。その後仏教の三宝(仏・法・僧)に因んで、寺号が三宝院に改められ、1143年(康治2年)に鳥羽上皇(第74代・鳥羽天皇)の御願寺になりました。室町時代には室町幕府から特別な扱いを受け、三宝院25世・満済(まんさい・まんぜい)は「黒衣の宰相(こくいのさいしょう)」と言われました。しかし応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、廃寺同然になったが、関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)に篤く信仰され、三宝院を中心に「醍醐の花見」が開かれました。なお1994年(平成6年)世界遺産条約により、醍醐寺と一緒にユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)に登録されています。
三宝院は真言宗醍醐派総本山・醍醐寺の塔頭です。
*参考・・・三宝院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【三宝院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
三宝院の見どころは庭園です。庭園は豊臣秀吉が作庭したとも言われ、庭園の中央にある藤戸石は聚楽第から運ばれ、天下の名石とも言われています。
国宝・・・表書院、唐門
重要文化財・・・三宝院殿堂、宝篋印塔、三宝院障壁画
【三宝院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。入口横(大玄関付近)に樹齢180年以上とも言われる太閤しだれ桜が植えられ、太閤しだれ桜と大玄関・塀などの光景が美しいと言われています。太閤しだれ桜は別名・土牛の桜とも言われています。
三宝院桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。庭園(特別名勝・特別史跡)にモミジなどが植えられ、紅葉と池・池の中島である鶴島や亀島・三段の滝・「天下の名石」と言われる藤戸石・緑の苔・白砂などとの光景が美しいとも言われています。
三宝院紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【三宝院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-571-0002
【三宝院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
醍醐寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
【三宝院 おすすめ散策ルート】
三宝院からのおすすめ散策ルートは200万坪以上の敷地を持つ醍醐寺の下醍醐から上醍醐に向かうルートです。1時間ほど散策すれば、醍醐寺の伽藍や自然を感じながら世界遺産である醍醐寺を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお下醍醐から上醍醐に向かう山道はかなり険しい為、シューズなどの準備を予めしていた方がいいかもしれません。