三宝院桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)醍醐寺

三宝院桜

三宝院桜見ごろ(見頃)

三宝院桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。三宝院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。三宝院には入口横に樹齢180年以上とも言われる太閤しだれ桜が植えられ、桜と大玄関・塀などの光景が美しいと言われています。太閤しだれ桜は豊臣秀吉が醍醐の花見を行った際の枝垂桜の子孫で、土牛の桜とも言われています。(詳細下記参照)

【三宝院桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】

三宝院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)

【三宝院桜 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
最寄り駅・バス停・・・醍醐寺(徒歩すぐ)、醍醐寺前(徒歩すぐ)

京阪アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅八条口からは山急醍醐寺行き
*京阪六地蔵駅からは22系統、22A系統
*四条河原町・五条京阪からは86号系統、86B系統
路線・時刻表・運賃チェック

*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は醍醐駅(徒歩約10分)

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【三宝院桜見ごろ(例年時期) 概要】

三宝院はあまり知られていない桜の名所です。三宝院の桜見ごろは例年4月上旬頃です。
三宝院には入口横(大玄関付近)に樹齢180年以上とも言われる太閤しだれ桜(太閤千代しだれ桜)が植えられ、太閤しだれ桜と大玄関・塀などの光景が美しいと言われています。太閤しだれ桜は1598年(慶長3年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が醍醐の花見(だいごのはなみ)を行った際の枝垂桜の子孫で、1972年(昭和47年)に日本画家・奥村土牛(おくむらとぎゅうとぎゅう)が写生木として「醍醐」を描いたことから別名・土牛の桜(とぎゅうのさくら)とも言われています。奥村土牛は1962年(昭和37年)に奈良・薬師寺(やくしじ)で行われた師・小林古径(こばやしこけい)の7回忌の法要に参加し、帰り道に三宝院に立ち寄り、桜をモチーフとして作品を制作したいと考えたそうです。ちなみに太閤しだれ桜はクローンも栽培され、2005年(平成17年)に移植されています。なお醍醐寺(だいごじ)には染井吉野(そめいよしの)・枝垂桜(しだれざくら)・山桜(やまざくら)・河津桜(かわづざくら)・八重桜(やえざくら)・大山桜(おおやまざくら)など約1,000本の桜の木が植えられ、「日本さくら名所100選」に選ばれています。三宝院と一緒にお花見を楽しむのがおすすめです。

  • 醍醐の花見では豊臣秀吉が近江(滋賀)・河内(大阪)・大和(奈良)・山城(京都)の畿内から700本の桜の木を集めて山道の両側に植え、醍醐寺の塔頭・三宝院の建物と庭園を造営し、3月15日(新暦の4月20日)に秀頼・北政所・淀殿・松の丸殿・諸大名など約1,300人による一日だけのお花見を行いました。ちなみに豊臣秀吉はその年の8月18日(新暦の9月18日)に亡くなりました。なお豊臣秀吉は「あらためて 名をかへてみむ 深雪山 うつもる花も あらはれにけり」と和歌を詠んだそうです。
  • 醍醐寺は874年(貞観16年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海の孫弟子である理源大師・聖宝が上醍醐山上で地主・横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得て小堂宇を建立し、准胝観音・如意輪観音を安置したのが起源と言われています。

三宝院見どころ

●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)

【三宝院 歴史・簡単概要】

三宝院(さんぼういん)は平安時代後期の1115年(永久3年)に左大臣・源俊房(みなもとのとしふさ)の子で、醍醐寺14代座主・勝覚(しょうか)が創建し、灌頂院(かんじょういん)と称したのが起源と言われています。その後仏教の三宝(仏・法・僧)に因んで、寺号が三宝院に改められ、1143年(康治2年)に鳥羽上皇(第74代・鳥羽天皇)の御願寺になりました。室町時代には室町幕府から特別な扱いを受け、三宝院25世・満済(まんさい・まんぜい)は「黒衣の宰相(こくいのさいしょう)」と言われました。しかし応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、廃寺同然になったが、関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)に篤く信仰され、三宝院を中心に「醍醐の花見」が開かれました。なお1994年(平成6年)世界遺産条約により、醍醐寺と一緒にユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)に登録されています。
三宝院は真言宗醍醐派総本山・醍醐寺の塔頭です。
*参考・・・三宝院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【三宝院桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
三宝院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る