
醍醐寺
醍醐寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。醍醐寺は京都市伏見区東方にある醍醐山(笠取山)周辺に200万坪以上の敷地を持ち、1598年(慶長3年)醍醐寺三宝院裏の山麓で豊臣秀吉・豊臣秀頼・北政所・淀殿・諸大名など約1,300人による「醍醐の花見」が催されました。
【醍醐寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
【醍醐寺 アクセス(京阪バス)】
最寄り駅・バス停・・・醍醐寺(徒歩すぐ)、醍醐寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅八条口から醍醐寺は山急醍醐寺行き
*京阪六地蔵駅からは22系統、22A系統
*四条河原町・五条京阪からは86号系統、86B系統
路線・時刻表・運賃チェック
【醍醐寺 アクセス(電車)】
*地下鉄東西線の場合、最寄り駅は醍醐駅(徒歩約10分)
京都駅からの醍醐寺アクセスではJR東海道線などで山科駅に向かい、山科駅から地下鉄東西線に乗り換え、醍醐駅で下車します。また京都駅からの醍醐寺アクセスではJR奈良線で六地蔵駅に向かい、六地蔵駅から地下鉄東西線に乗り換え、醍醐駅で下車する方法もあります。
【醍醐寺 アクセス(タクシー)】
京都駅から醍醐寺までは渋滞などがなければ40分ほどで到着します。
【醍醐寺 拝観時間・時間(要確認)】
三宝院・霊宝館・下醍醐の伽藍
9:00~17:00(3/1~12/第1日曜日) 受付30分前終了
9:00~16:30(12/第1日曜日の翌日~2/末日) 受付30分前終了
上醍醐
9:00~16:00(3/1~12/第1日曜日)
9:00~15:00(12/第1日曜日の翌日~2/末日)
年中無休
【醍醐寺 拝観料金・料金(要確認)】
拝観券(三宝院・霊宝館・下醍醐の伽藍)
個人
通常期・・・大人800円、中学生・高校生600円
春期・秋期・・・大人1,500円、中学生・高校生1,000円
団体(20名以上)
通常期・・・大人700円、中学生・高校生500円
春期・秋期・・・大人1,300円、中学生・高校生800円
上醍醐入山料
個人
拝観券なし・・・大人600円、中学生・高校生400円
拝観券あり・・・大人500円、中学生・高校生300円
団体(20名以上)
大人500円、中学生・高校生300円
【醍醐寺 歴史・簡単概要】
醍醐寺(だいごじ)は874年(貞観16年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海の孫弟子である理源大師(りげんだいし)・聖宝(しょうぼう)が上醍醐山上で地主・横尾明神(よこおみょうじん)の示現により、醍醐水の霊泉を得て小堂宇を建立し、准胝観音(じゅんていかんのん)・如意輪観音(にょいりんかんのん)を安置したのが起源と言われています。聖宝は醍醐山に登った際に出会った老翁に「我はこの山の地主の横尾明神である。この山を和尚に献ずる。密教を広められよ」と言われたそうです。醍醐寺は当初私寺で、顕密兼学でした。907年(延喜7年)に第60代・醍醐天皇の御願により、薬師堂が建立されて薬師三尊が造立され、五大堂が落成すると上醍醐の伽藍が完成しました。その後926年(延長4年)に釈迦堂が建立され、951年(天暦5年)に五重塔が落成すると下醍醐の伽藍が完成しました。1115年(永久3年)に左大臣・源俊房(みなもとのとしふさ)の子で、醍醐寺14代座主・勝覚(しょうか)が醍醐寺の塔頭・三宝院(さんぼういん)を創建し、上醍醐・下醍醐の伽藍も整備しました。なお醍醐寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山です。
醍醐寺歴史年表
*参考・・・醍醐寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【醍醐寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
醍醐寺の見どころは200万坪以上と言われる敷地に配置された国宝である金堂・五重塔などの伽藍です。また「醍醐の花見」と言われた桜も見ものです。なおなお醍醐寺は桜だけでなく、紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
醍醐寺見どころ(金堂・五重塔など)
国宝・・・金堂、五重塔、清滝宮拝殿、薬師堂、三宝院唐門、三宝院表書院、絹本著色五大尊像、絹本著色文殊渡海図、絹本著色訶梨帝母像、絹本著色閻魔天像、五重塔初重壁画(板絵著色)など
重要文化財・・・清滝宮本殿、如意輪堂、開山堂、三宝院殿堂、三宝院宝篋印塔 絹本著色阿弥陀三尊像、絹本著色大日金輪像、絹本著色虚空蔵菩薩像、絹本著色地蔵菩薩像、絹本著色普賢延命像など
【醍醐寺 行事・イベント(要確認)】
●五大力尊仁王会は例年2月23日に行われています。五大力尊仁王会では五大明王の力を授かり、その化身である五大力菩薩により、国の平和や人々の幸福を祈願します。餅上げ力奉納では男性が150キロ、女性が90キロの鏡餅を抱えて力を奉納し、無病息災・身体堅固を祈願します。
醍醐寺五大力尊仁王会
●豊太閤花見行列は例年4月の第2日曜日に行われています。豊太閤花見行列では安土桃山時代の装束を身に着け、豊臣秀吉・北政所・淀殿などに扮した約200人が境内を練り歩きます。また特設舞台で雅楽なども奉納されます。
醍醐寺豊太閤花見行列
●万灯会は例年8月5日に行われています。万灯会では1千を超える置き灯篭や提灯に火を灯して参道を照らし、精霊供養法要やお施餓鬼供養を行います。また金堂・五重塔などのライトアップも行われます。
醍醐寺万灯会
【醍醐寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。染井吉野・枝垂桜・山桜・河津桜・八重桜・大山桜など約1,000本の桜の木が植えられ、五重塔・金堂や塔頭・三宝院を夜間拝観することができます。醍醐寺は「日本さくら名所100選」に選ばれています。
醍醐寺桜ライトアップ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。モミジ・イチョウ・コナラ・リョウブなどが分布し、金堂・五重塔・林泉(りんせん)・無量寿苑(むりょうじゅえん)などがライトアップされます。
醍醐寺紅葉ライトアップ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2024(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2023(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【醍醐寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-571-0002
【醍醐寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●納経所(御朱印所)は観音堂(下伽藍)と三宝院(さんぼういん)にあります。納経所では御朱印などを授与しています。観音堂では「醍醐寺本尊・薬師如来」・「西国三十三所観音霊場第11番札所・准胝観音」・「近畿36不動尊霊場第23番札所・五大力尊」・「西国薬師霊場第39番札所・薬師如来」・「役行者霊蹟札所・神変大菩薩」の御朱印が授与されています。三宝院では「三宝院本尊・弥勒菩薩」の御朱印が授与されています。(要確認)
京都節分祭・豆まき
【醍醐寺 おすすめ散策ルート】
醍醐寺からのおすすめ散策ルートは下醍醐から上醍醐に向かうルートです。醍醐寺は200万坪以上の敷地を持ち、下醍醐から上醍醐には1時間ほど散策する必要があるが、醍醐寺の伽藍や自然を感じることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお下醍醐から上醍醐に向かう山道はかなり険しい為、シューズなどの準備を予めしていた方がいいかもしれません。