勝林寺(アクセス・見どころ・・・)東福寺

勝林寺
勝林寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。勝林寺の本尊・毘沙門天王像はかつて東福寺の仏殿天井裏に密かに安置されていたが、海蔵院・独秀令岱(どくしゅうれいたい)が東福寺205世住持・高岳令松の霊告によって発見し、鬼門に位置する勝林寺に安置されました。ちなみに毘沙門天王像は十世紀頃に造仏されたと言われています。
【勝林寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区本町15-795
最寄り駅・バス停・・・東福寺(徒歩約12分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から勝林寺は208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸町からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約10分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約10分)
【勝林寺 拝観時間・時間(要確認)】
不明
【勝林寺 拝観料金・料金(要確認)】
不明
【勝林寺 歴史・簡単概要】
勝林寺(しょうりんじ)は戦国時代(1493年~1590年)の1550年(天文19年)に東福寺(とうふくじ)205世住持・高岳令松(こうがくれいしょう)が勝林庵を創建したのが起源です。勝林寺は元々、東福寺の塔頭(たちゅう)・海蔵院(かいぞういん)の鬼門に位置することから海蔵院の鎮守だったが、その後東福寺とその塔頭の鎮守になりました。勝林寺は仏法と北方を守護する毘沙門天(びしゃもんてん)を祀り、東福寺の鬼門(北方)に位置していることから東福寺の毘沙門天とも言われるようになりました。江戸時代(1603年~1868年)中期に独秀令岱(どくしゅうれいたい)が高岳令松の霊告により、東福寺の仏殿の天井裏に安置されていた毘沙門天立像を発見し、勝林寺の本尊として安置されるようになりました。毘沙門天立像は平安時代(794年~1185年)後期に造仏されたと言われています。毘沙門天立像は等身大に近い一木造で、尊顔が憤怒相(ふんぬそう)、左手に宝塔、右手に三叉戟を持っています。 江戸時代に五摂家に数えられた近衛家(このえけ)の大玄関を移築し、本堂が建立されました。近衛家は勝林寺を篤く信仰する檀家でした。なお勝林寺は毘沙門天を本尊として安置しています。
東福寺は1236年(嘉禎2年)に摂政(せっしょう)・九条道家(くじょうみちいえ)が祖父・九条兼実(くじょうかねざね)の菩提寺(ぼだいじ)として、像高5丈の釈迦(しゃか)像を安置する寺院創建を発願し、仏殿を建立したのが起源と言われています。
海蔵院は鎌倉時代(1185年~1333年)に東福寺15世住持・虎関師錬(こかんしれん)の退隠所として創建され、1346年(正平元年・貞和2年)に虎関師錬が亡くなると塔所になりました。
勝林寺は臨済宗東福寺派大本山・東福寺の塔頭です。
*参考・・・勝林寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【勝林寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
勝林寺の見どころは本尊・毘沙門天王像です。ただ毘沙門天王像は普段非公開です。なお2009年(平成21年)に83年ぶりに御開帳されました。
東福寺見どころ(三門・通天橋など)
【勝林寺 行事・イベント(要確認)】
●紅葉ライトアップは例年紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。無数の虎が月に吠える様子を表現した枯山水庭園・嘯月庭(しょうげつてい)や参道などがライトアップされます。
勝林寺紅葉ライトアップ
【勝林寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。本堂前など境内にモミジなどが植えられ、紅葉と無数の虎が月に吠える様子を表現した枯山水庭園・嘯月庭との光景が美しいと言われています。
勝林寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【勝林寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
話番号・・・075-561-4311
【勝林寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都紅葉名所・東福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
【勝林寺 おすすめ散策ルート】
勝林寺からのおすすめ散策ルートは東福寺を経由し、東にある泉涌寺に向かうルートです。15分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら泉涌寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお勝林寺周辺には正覚院・芬陀院(雪舟寺)・龍吟庵、泉涌寺周辺には即成院・戒光寺・今熊野観音寺・雲龍院もあり、それらも一緒に散策するのもいいかもしれません。