天寧寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
天寧寺
天寧寺(アクセス・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。天寧寺開山・愚中周及は13歳の時に臨川寺の夢窓疎石に師事して出家し、夢窓疎石の高弟・春屋妙葩等に学びました。19歳の時に建仁寺26世・高山慈照の上堂説法を聴いて元(中国)に渡り、曹源寺の月江正印に参じ、金山寺の即休契了のもとで修行し、その法を嗣ぎました。
【天寧寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府福知山市大呂1474
最寄り駅・バス停・・・下天津駅(徒歩約40分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮福線
路線・時刻表・運賃チェック
【天寧寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00(4月~10月)
9:00~16:00(11月~3月)
【天寧寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人無料
【天寧寺 歴史・簡単概要】
天寧寺(ていねいじ)は南北朝時代の1365年(正平20年・貞治4年)に丹波の地頭・金山宗泰(かなやまむねやす)が臨済宗(りんざいしゅう)の僧・愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)を開山に氏寺として創建したと言われています。愚中周及は1341年(興国2年・暦応4年)に元(中国)に渡り、金山寺の即休契了(しっきゅうけいりょう)に師事し、その法を嗣ぎ、1351年(正平6年・観応2年)に帰国しました。帰国後に天龍寺の夢窓疎石(むそうそせき)もとに戻ったが、同年9月30日に夢窓疎石が亡くなり、その弟子の多くが天龍寺を去ったが、天龍寺の臨川寺(りんせんじ)に留まりました。しかし即休契了の法嗣や京都五山への批判から京都を去り、その後京都に足を踏み入れることがなかったと言われています。室町時代前期に室町幕府第4代将軍・足利義持(あしかがよしもち)が帰依して大寺院になり、山門に足利義持の額が掲げられています。その後戦国時代に金山氏が没落すると天寧寺も衰微し、江戸時代初期に妙心寺(みょうしんじ)派の寺院として再興されました。江戸時代中期の1777年(安永6年)の火災で焼失し、1794年(寛政6年)に薬師堂が再建されました。薬師堂には本尊(秘仏)・薬師如来坐像と日光菩薩・月光菩薩・十二神像が安置されています。なお天寧寺は西国四十九薬師霊場会の第27番札所になっています。
天寧寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。
*参考・・・天寧寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)
【天寧寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
天寧寺の見どころは1794年(寛政6年)に再建された薬師堂です。薬師堂は方三間(ほうさんげん)で、裳階(もこし)付きです。一見すると二階建てに見えます。また1793年(寛政5年)に建立された開山堂も見どころです。開山堂は珍しい土蔵造(どぞうづくり)の六角円堂です。開山堂は木階(ぼくかい)を備えた板敷の内陣(ないじん)と四半瓦敷の外陣(げじん)に分かれています。更に紅葉も見どころです。
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【天寧寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0773-33-3448
【天寧寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【天寧寺 おすすめ散策ルート】
天寧寺からのおすすめ散策ルートは東側の福主神社を散策することです。数分散策すると福主神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天寧寺周辺にはあまり観光スポットが多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策するのもいいかもしれません。