涌出宮(アクセス・マップ・見どころ・・・)
涌出宮
涌出宮(アクセス・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。涌出宮では例年2月に居籠祭(いごもり祭)を行っています。居籠祭は天下の奇祭として音無しの祭とも言われ、室町時代の農耕儀礼を伝えています。居籠祭は豊作を祈願し、春を呼んで幸せを招く祭りと言われています。
【涌出宮 アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市山城町平尾里屋敷54
最寄り駅・バス停・・・JR棚倉駅(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR奈良線
路線・時刻表・運賃チェック
【涌出宮 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【涌出宮 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【涌出宮 歴史・簡単概要】
涌出宮(わきでのみや)・和伎座天乃夫岐売神社(わきにますあめのふきめじんじゃ)・和伎神社は京都府木津川市山城町平尾里屋敷にあります。涌出宮は弥生時代に集落があった場所に祀られており、竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ)跡が確認され、弥生時代の石包丁・土器などが数多く出土しました。涌出宮は奈良時代中期の766年(天平神護2年)に伊勢国(三重県)渡会(わたらい)郡五十鈴川舟ヶ原から天乃夫岐売神(あめのふきめのかみ)を勧請(かんじょう)したのが起源と言われています。涌出宮は山城国の祈雨十一社の一社に数えられ、雨をもたらす神として信仰されました。平安時代前期に第56代・清和天皇(せいわてんのう)、第59代・宇多天皇(うだてんのう)が雨乞いの使者を遣わしたと言われています。859年(貞観元年)に神階(しんかい)が従正五位下から従正五位上下に昇叙したと言われています。平安時代中期に「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)・927年(延長5年)編纂」に記されました。その後兵火で焼失したり、移ったりしたと言われています。涌出宮は天乃夫岐売神・田凝姫命(たごりひめのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・端津姫命(たぎつひめのみこと)を祀っています。なお涌出宮は中世から続く宮座行事が古風な儀礼をよく保存し、1985年(昭和60年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。ちなみに涌出宮では2月にいごもり祭、3月に女座の祭、9月にアーエーの相撲、10月に百味御食(秋祭)が行われています。
*参考・・・涌出宮(アクセス・歴史・見どころ・・・)
【涌出宮 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
涌出宮の見どころは江戸時代中期の1692年(元禄5年)に建立された三間社(さんげんしゃ)流造(ながれづくり)の本殿(京都府登録有形文化財)・拝殿(京都府登録有形文化財)です。またイチイガシの古大木が分布し、環境保全地区に指定されている境内も見どころです。
【涌出宮 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0774-86-2639(涌出宮)
【涌出宮 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【涌出宮 おすすめ散策ルート】
涌出宮からのおすすめ散策ルートは東側に位置する十輪寺舎利殿を散策することです。10分ほど散策すると十輪寺舎利殿に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお涌出宮周辺には観光スポットがあまり多くない為、次の観光スポットに向かい、その周辺を散策した方がいいかもしれません。