金閣寺見所ランキング|金閣など人気スポット解説

金閣寺見どころ(Kinkaku-ji Temple)

金閣寺見所ランキング|金閣・庭園・不動堂などの解説

金閣寺は世界遺産で、京都を代表する人気の観光名所です。このページでは観光や修学旅行で金閣寺を訪れた際に絶対に見るべき金閣・庭園・不動堂などの魅力・歴史・構造・由来などを丁寧にまとめて解説します。見所ランキングは1位が金閣、2位が庭園、3位が不動堂、番外が安民沢・白蛇の塚です。(詳細下記参照)

金閣寺見どころ一覧

【金閣の見所紹介|京の三閣】

金閣は1955年(昭和30年)に再建されたが、放火で焼失した旧金閣は室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が建て、北山文化を象徴する建物として旧国宝に指定されていたことから歴史的価値があります。金閣寺の象徴である金閣は銀閣寺の銀閣・西本願寺の飛雲閣(ひうんかく)とともに京の三閣と言われ、京都を代表する建物で、人気の観光スポットです。金閣はどこに金箔が張られ、どこに張られていないかを確認しながら眺めるのがおすすめです。金閣は二階・三階に金箔が張られているが、一階には張られていません。ちなみに焼失した旧金閣は三階だけに金箔が残り、明治の修理の際に二階の使用されなかった部材に金箔が残っていました。眩い金閣は鏡湖池(きょうこち)とのコラボが美しいとされ、鏡湖池と一緒に拝観するのもおすすめです。コラボは写真映えします。風がなく、晴れた日には鏡湖池の水面に映し出された「逆さ金閣」も絶景です。鏡湖池は鏡のように金閣寺を映し出すことから名付けられました。金閣は春のカキツバタ(杜若)・秋の紅葉に彩られた姿や冬の雪化粧した姿が美しく、四季折々に美景が楽しめます。
●金閣は1950年(昭和25年)に放火で焼失し、1955年(昭和30年)に再建されました。応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の際に金閣寺は山名宗全(やまなそうぜん)を総大将とする西軍の陣所になって多くの建物が焼失したが、旧金閣だけが焼失を免れました。しかし放火で旧金閣は足利義満坐像(国宝)・伝運慶(うんけい)作の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)像・春日仏師(かすがぶっし)作の夢窓疎石像などとともに焼失しました。なお鳳凰と後小松天皇筆の扁額「究竟頂(くっきょうちょう)」は焼失を免れました。
●金閣は一階が寝殿造(しんでんづくり)、二階が武家造(ぶけづくり)、三階が禅宗仏殿造(ぜんしゅうぶつでんづくり)で、一階が法水院(ほうすいいん・鏡堂(かがみどう))、二階が潮音洞(ちょうおんどう)、三階が究竟頂と言われています。金閣は一階と二階が同じ大きさだが、三階は一回り小さく、屋根は宝形造(ほうぎょうづくり)のこけら葺(こけらぶき)で、鳳凰(ほうおう)が飾られています。
●金閣はお釈迦様(おしゃかさま)の遺骨である仏舎利(ぶっしゃり)を祀る三層楼閣の舎利殿(しゃりでん)で、一層に釈迦三尊が安置され、三層に仏舎利が納められました。金閣は1398年(応永5年)頃に趣向をこらした建てられ、1408年(応永15年)3月に後小松天皇が約20日間行幸し、足利義満は盛大な宴を開き、扁額「究竟頂」を賜りました。なお金閣寺の名称「北山鹿苑禅寺・鹿苑寺」と足利義満の法号「鹿苑院殿」はお釈迦様が初めて説法した地名「鹿野苑」に由来しているのが豆知識です。なお金閣は一階に宝冠釈迦如来(ほうかんしゃかにょらい)像・足利義満像、二階に岩屋観音(いわやかんのん)像・四天王(してんのう)像を安置しています。
●金閣は1955年(昭和30年)の再建時に10センチ角の金箔が10万枚(2キロ)使用され、その後の修復では5倍の厚さがある五倍箔が20万枚(20キロ)使用されました。2020年(令和2年)の屋根の葺き替えの際、鳳凰や傷んでいた軒下の金箔が10センチ角の金箔約1万枚を使って補修されました。

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【庭園(特別名勝・特別史跡)の見所紹介|足利義満改修】

庭園は西園寺公経(さいおんじきんつね)の山荘の時代(鎌倉時代)に作庭され、足利義満が鏡湖池を中心に大きく改修したと言われ、特別名勝・特別史跡に指定されて歴史的価値があります。庭園は金閣が畔に建てられている鏡湖池を中心とした池泉回遊式の名園です。北・西側を山に囲まれ、鏡湖池に葦原島(あしわらじま)・鶴島・亀島などの中島や細川石・赤松石などの奇岩名石が配されています。奇岩名石は足利義満に取り入ろうとした諸大名が贈ったとされ、室町幕府の政治状況を知る資料として歴史ファンが注目。また一部は足利義満が遣明船で、明(中国)の太湖(たいこ)から運ばせたとも言われています。庭園は金閣とコラボが美しいと言われ、金閣と一緒に眺めるのがおすすめです。鏡湖池の周囲を散策しながら庭園と金閣が美しく見られるベストポジションを探すのもいいかもしれません。
●庭園は鎌倉時代(1185年~1333年)の西園寺公経の山荘「北山第」の時代に作庭され、足利義満が鏡湖池を中心に大きく改修し、粋をつくしたと言われています。庭園は建物とともに極楽浄土(ごくらくじょうど)をこの世に表したと言われています。応仁の乱の際に樹木が伐採され、その後修復されたとも言われています。また安土桃山時代(1573年~1603年)に豊臣秀吉(とよとみひでよし)が聚楽第(じゅらくてい)を造営した際の石狩りを免れたとも言われています。江戸時代(1603年~1868年)後期に当初の姿に戻され、その後現在のように改修されたとも言われています。なお庭園は1925年(大正14年)10月8日に史跡・名勝、1956年(昭和31年)7月19日に特別史跡・特別名勝に指定されました。
●庭園は面積約2万8千坪で、鏡湖池だけでも面積約2千坪あります。ただ庭園はかつて現在の1.5倍の面積があったとも言われています。2018年(平成30年)に鏡湖池の南側から池跡が確認されました。

【不動堂の見所紹介|宇喜多秀家再建】

不動堂は宇喜多秀家(うきたひでいえ)が再建し、400年以上の歴史を誇り、金閣寺境内で最古の建物であることから歴史的価値があります。不動堂は煌びやかで豪華な金閣と対照的な地味で質素な建物で、見逃したり、印象に残らなかったりすることがあります。ただ不動堂は室町時代に信仰の対象とされ、多くの人々が参詣した人気のパワースポットです。石不動明王は「石不動」とも言われ、「洛中洛外図(らくちゅうらくがいず)」・「都名勝図会(みやこめいしょずえ)」に描かれ、人気の観光スポットでもありました。石不動明王には体の悪い部分と同じ場所をなでると病気が平癒するご利益があると言われています。特に眼病にご利益があるそうです。体調が良くない方はお参りするのもいいかもしれません。なお不動堂は節分(立春の前日)と五山送り火の日(8月16日)の年2回だけ開扉されるのが豆知識です。11月28日には山伏が不動堂前で護摩木を焚き上げる大護摩供奉修も行われます。
●不動堂は天正年間(1573年~1590年)に豊臣政権の五大老の一人だった宇喜多秀家が再建しました。なお不動堂は西園寺家の氏寺・西園寺に建立されていたとも言われています。
●不動堂は入母屋造(いりもやづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。
●不動堂は真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)作とも言われている本尊(秘仏)・石不動明王(ふどうみょうおう)像や鎌倉時代(1185年~1333年)に造仏された木造不動明王立像(重要文化財)を安置しています。石不動明王は像高約164センチ・肩幅約55センチで、最大幅約2メートル・奥行き最大約2.5メートルの石室に安置されています。木造不動明王立像は西園寺の護摩堂に安置されていた本尊と言われています。
●石室からは「庚永元(1342年)暮秋下旬」・「庚永二年(1343年)六月」・「應永十二年(1405年)四月十九日」・「南無(なむ)不動明王」・「南無妙法蓮華経(なんみょうほ」・「南無阿弥陀仏」・「南無五大力菩薩」などの年号・名号・題目・人名・梵字(ぼんじ)・線刻画などが書かれていることが分かりました。

【安民沢・白蛇の塚の見所紹介|西園寺家の旧跡】

安民沢は足利義満の山荘「北山殿」造営前の西園寺家の旧跡と言われ、金閣寺以前の歴史を知る貴重な資料です。安民沢は庭園の中心となっている鏡湖池の背後にある山の山腹で、夕佳亭(せっかてい)近くにあります。安民沢は五山送り火に数えられる左大文字が灯される標高約230メートルの大文字山(左大文字山)からの水が流れ込み、鏡湖池の水源になっています。安民沢は鏡湖池の半分ほどの大きさ(東西約80メートル・南北約40メートル)があり、東寄りの中島に白蛇を祀った五輪の石塔・白蛇の塚があります。白蛇の塚は西園寺家の鎮守だったと言われています。白蛇は古くから水神である弁才天(べんざいてん・弁財天)の使いとされています。安民沢・白蛇の塚は金閣寺の前身である山荘「北山第」や西園寺を知る貴重な資料です。
●安民沢は鎌倉時代(1185年~1333年)の西園寺家の旧跡です。西園寺家は藤原北家閑院流(かんいんりゅう)の一門で、清華家(せいがけ)を構成し、摂家(せっけ)に次ぐ家格を有していました。安民沢では1993年(平成5年)9月から浚渫(しゅんせつ)工事が行なわれ、小さな滝組や池底に埋没していた景石などが発見されました。
●安民沢は雨賜沢(うしたく)・望雲沢(ぼううんたく)とも言われていした。「雨賜」・「望雲」には雨乞いの意味があるようです。

【金閣寺見所ランキング完全ガイド 備考】
*参考・・・金閣寺(見所・アクセス・・・)ホームページ

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