銀閣寺(相国寺(本山)・金閣寺)

銀閣寺見どころ(Ginkaku-ji Temple)

銀閣寺

銀閣寺を観光するなら歴史的に関係が深い銀閣寺の本山・相国寺(しょうこくじ)や銀閣寺と同じく相国寺の塔頭・金閣寺(きんかくじ)も一緒に回るのもいいかもしれません。ただ相国寺・金閣寺は銀閣寺から少し距離がある為、拝観には注意が必要になります。なお銀閣寺の一番の見どころは国宝である銀閣(観音殿)です。

【銀閣寺・相国寺・金閣寺 基本情報】
銀閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
銀閣寺本山・相国寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
金閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

【銀閣寺・相国寺・金閣寺 マップ・地図】

【銀閣寺 歴史・簡単概要】
銀閣寺(ぎんかくじ)・東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)は平安時代中期に智証大師(ちしょうだいし)・円珍(えんちん)が創建し、寛仁年間(1017年~1020年)に天台座主第25世・明求(みょうぐ)が堂宇を再建したが、応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失した浄土寺があった場所です。1473年(文明5年)に室町幕府8代将軍・足利義政は長子・義尚に将軍職を譲り、浄土寺跡に東山山荘・東山殿の造営を始め、1486年(文明18年)に持仏堂・東求堂、1489年(長享3年)には銀閣(観音殿)が建立されました。東山殿の名称は第103代・後土御門天皇から賜りました。その後1490年(延徳2年)に義政が亡くなると遺命により、東山殿が臨済宗相国寺派の禅寺・慈照院に改められました。慈照院の名称は義政の法号・慈照院殿喜山道慶に由来しています。1491年(延徳3年)に慈照院は名称を更に慈照寺と改められました。なお銀閣寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
銀閣寺は臨済宗相国寺派大本山・相国寺の境外塔頭です。
*参考・・・銀閣寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

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【相国寺 歴史・簡単概要】
相国寺(しょうこくじ)は1382年(永徳2年)に室町幕府3代将軍・足利義満が室町第(むろまちだい)・花の御所の東に夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)を開山に一大禅宗伽藍を建立することを発願したのが起源です。相国寺の名称は相国寺創建時に足利義満が左大臣(相国)であったことに由来しています。相国寺は1392年(元中9年)に伽藍が完成し、北側の上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)の森・東側の寺町通・西側の大宮通に渡る約144万坪の広大な敷地に50余りの塔頭寺院もあったと言われています。その後度々焼失し、1403年(応永10年)に史上最も高かったとも言われている七重大塔(360尺・100メートル以上)が落雷によって焼失しました。その後も応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火などによって度々焼失し、1584年(天正12年)に中興の祖・西笑承兌(さいしょうじょうたい)が再建しました。しかしその後も度々焼失し、1788年(天明8年)の天明の大火で1605年(慶長10年)に再建された日本最古の法堂(本堂)・浴室以外の伽藍は焼失しました。なお相国寺は1386年(元中3年)に京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)の第2位に列せられ、その後第1位に列せられた時期もありました。
相国寺は臨済宗相国寺派の大本山です。
*参考・・・京都・相国寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【金閣寺 歴史・簡単概要】
金閣寺(きんかくじ)・鹿苑寺(ろくおんじ)は1224年(元仁元年)に公卿・西園寺公経(さいおんじきんつね)が山荘・北山第(きたやまてい)を造営し、氏寺・西園寺を創建した場所です。その後鎌倉幕府の滅亡や南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の暗殺未遂により、西園寺氏の所領などは没収されて荒廃しました。1397年(応永4年)に室町幕府3代将軍・足利義満が河内の領地との交換により、山荘・北山第を譲り受けて御所・北山殿(きたやまどの)を造営しました。1394年(応永元年)に義満は将軍職を嫡男で、4代将軍・足利義持に譲っていたが、その後も北山殿で政務を行いました。しかし1408年(応永15年)の義満没後の1409年(応永16年)に義持が北山殿の一部を破却し、1419年(応永26年)に義満の妻・日野康子(北山院)が亡くなると舎利殿(金閣)以外の寝殿などは解体され、南禅寺・建仁寺・等持寺などに移されたと言われています。1420年(応永27年)に義満を開基、夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として、舎利殿(金閣)を中心に禅寺・北山鹿苑寺に改められました。鹿苑寺の名称は義満の法号「鹿苑院殿」に由来しています。なお金閣寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
金閣寺は臨済宗相国寺派大本山・相国寺の境外塔頭です。
*参考・・・金閣寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【銀閣(観音殿) 歴史・簡単概要】
銀閣は国宝です。銀閣は錦鏡池(きんきょうち)の畔にあります。銀閣は木造二階建ての楼閣建築です。二階は当初外面・内面も黒漆塗だったそうです。銀閣は一階が心空殿(しんくうでん)、二階が潮音閣(ちょうおんかく)と言われています。銀閣は1489年(長享3年)に建立され、江戸時代に数度改修されました。なお銀閣は2007年(平成19年)奈良文化財研究所の科学的調査により、一度も銀箔が張られていなかったことが判明しました。

【銀閣寺 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
銀閣寺見どころ(銀閣・東求堂など)

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