苔寺冬の参拝2020/1/14~3/5(日程時間・・・)

苔寺冬の参拝(日程・アクセス・概要)

苔寺冬の参拝(日程時間など)を紹介しています。冬の参拝では庭園の拝観を行わず、本堂・西来堂が公開されます。冬の参拝では本堂・西来堂で通常非公開の襖絵を含め、堂本印象作の襖絵104面全面も今回が初めて公開されます。希望者には指定場所で簡単な坐禅体験もできるそうです。(詳細下記参照)

【苔寺冬の参拝2020 日程時間(要確認)】
苔寺冬の参拝2020は2020年(令和2年)1月14日(火曜日)~3月5日(木曜日)に行われます。なお冬の参拝は往復はがきによる事前申し込み制で、希望日の1週間前までに必着です。

【苔寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
最寄り駅・バス停・・・苔寺・すず虫寺(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から苔寺は73系統(D1乗り場)
*四条河原町からは63系統
*四条烏丸からは73系統
京都バス・アクセスダイヤ

*阪急嵐山線の場合、最寄り駅は松尾大社駅(徒歩約20分)

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【苔寺冬の参拝 歴史・簡単概要】
苔寺冬の参拝(ふゆのさんぱい)では庭園の拝観を行わず、本堂・西来堂(さいらいどう)が公開されます。ちなみに庭園の非公開は「庭園を休ませる」ことに繋がり、庭園の保守・管理に必要不可欠だそうです。冬の参拝では本堂・西来堂で通常非公開の襖絵を含め、京都市生れの日本画家・堂本印象(どうもといんしょう)作の襖絵104面全面も今回が初めて公開されます。なお希望者には指定場所で簡単な坐禅体験もできるそうです。
本堂(西来堂)は外観が平安時代の寝殿風、内部が鎌倉時代の書院風で、総尾州檜造りです。本堂は室町時代の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、500有余年の時を経た1969年(昭和44年)に京都大学名誉教授・村田治郎の設計・監督によって再建されました。工期は3年3ヶ月を要し、工匠は延べ7,000人が動員されました。なお本堂は本尊・阿弥陀如来を安置しています。
襖絵は80歳を目前にした堂本印象が構想に2年、制作に1年掛けて制作しました。襖絵は極楽浄土を表すと言われる「遍界芳彩(へんかいほうさい)」や「夢窓慈恵(むそうじえ)」・「観義」・「無機」・「超玄」・「択音充光」・「普寧」など7つのテーマで描かれています。
庭園は特別名勝・史跡です。庭園は上段の枯山水式庭園と下段の池泉回遊式庭園から構成されています。枯山水式庭園は石組みだけだが、作庭当初の面影が残っていると言われています。枯山水式庭園は日本最古の禅宗庭園とも言われています。一方池泉回遊式庭園は「心」の字を象った黄金池(おうごんち・心字池)を中心に朝日ヶ島・夕日ヶ島・長島(霞島)などがあり、現在約120種の苔が覆って緑の絨毯を敷きつめたように見えます。
苔寺見どころ(庭園・開山堂など)

*参考・・・苔寺冬の参拝ホームページ

【苔寺 歴史・簡単概要】
苔寺(こけでら)・西芳寺(さいほうじ)は飛鳥時代に第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子(しょうとくたいし)の別荘があった場所で、聖徳太子作の阿弥陀如来像が安置されていたとも言われています。奈良時代の天平年間(729年~749年)に僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が第45代・聖武天皇の詔により、畿内四十九院に数えられるの法相宗(ほっそうしゅう)の寺院として創建し、行基作の弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)を安置し、西方寺(にしかたでら)と称したのが起源とも言われています。平安時代初期の806年(大同元年)に第51代・平城天皇の第3皇子・真如法親王(しんにょほうしんのう)が草庵を結んで修行したとも言われています。また平安時代初期に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が入山して一時住し、黄金池で放生会(ほうじょうえ)を行ったとも言われています。鎌倉時代初期に浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が浄土宗に改めたが、その後兵火によって荒廃しました。1339年(延元4年・暦応2年)に臨済宗(りんざいしゅう)の禅僧である夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)が松尾大社(まつのおたいしゃ)宮司・藤原親秀(ふじわらのちかひで)の招請によって再興し、臨済宗(禅宗)に改めました。なお苔寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
苔寺は臨済宗の単立寺院です。
*参考・・・苔寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【苔寺冬の参拝 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
苔寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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