苔寺(拝観料・見どころ・歴史概要・アクセス・・・)

苔寺
苔寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。苔寺の境内は約120種の苔が覆い、緑の絨毯を敷きつめたように見える為、苔寺と言われるようになりました。(拝観には事前の申込みが必要)なお苔寺の正式名称は「西芳寺」と言いますが、一般的に「苔寺」と呼ばれることが多い。
【苔寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
最寄り駅・バス停・・・苔寺・すず虫寺(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から苔寺は73系統(D1乗り場)
*四条河原町からは63系統
*四条烏丸からは73系統
京都バス・アクセスダイヤ
*阪急嵐山線の場合、最寄り駅は松尾大社駅(徒歩約20分)
【苔寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:00
拝観には事前の申込みが必要です。なお詳しくは下記備考で確認して下さい。
【苔寺 拝観料金・料金(要確認)】
3000円(冥加料)
【苔寺 歴史・簡単概要】
苔寺(こけでら)・西芳寺(さいほうじ)は飛鳥時代に第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子(しょうとくたいし)の別荘があった場所で、聖徳太子作の阿弥陀如来像が安置されていたとも言われています。奈良時代の天平年間(729年~749年)に僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が第45代・聖武天皇の詔により、畿内四十九院に数えられるの法相宗(ほっそうしゅう)の寺院として創建し、行基作の弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)を安置し、西方寺(にしかたでら)と称したのが起源とも言われています。平安時代初期の806年(大同元年)に第51代・平城天皇の第3皇子・真如法親王(しんにょほうしんのう)が草庵を結んで修行したとも言われています。また平安時代初期に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が入山して一時住し、黄金池で放生会(ほうじょうえ)を行ったとも言われています。鎌倉時代初期に浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が浄土宗に改めたが、その後兵火によって荒廃しました。1339年(延元4年・暦応2年)に臨済宗(りんざいしゅう)の禅僧である夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)が松尾大社(まつのおたいしゃ)宮司・藤原親秀(ふじわらのちかひで)の招請によって再興し、臨済宗(禅宗)に改めました。なお苔寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
苔寺は臨済宗の単立寺院です。
苔寺歴史年表
*参考・・・苔寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【苔寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
苔寺の見どころは約120種の苔が覆っている境内です。また庭園内にある湘南亭・少庵堂・潭北亭の3つの茶室も見どころです。なおアップルの創業者・スティーブ・ジョブズはお忍びよく苔寺を訪れていたと言われています。
苔寺見どころ(庭園・開山堂など)
重要文化財・・・湘南亭、絹本著色夢窓疎石像
【苔寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-391-3631
【苔寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
拝観の申込は「〒615-8286 京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56 西芳寺参拝係」に往復ハガキにて、希望日・人数・代表者の住所・氏名を明記し、希望日の2ヶ月前から1週間前までに届くように申し込む必要があります。(要確認)
【苔寺 おすすめ散策ルート】
苔寺からのおすすめ散策ルートは鈴虫寺(華厳寺)・月読神社・松尾大社を経由し、渡月橋に向かうルートです。ルート周辺には桂川が流れ、世界遺産だけでなく、桂・松尾・嵐山の自然を感じることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。ただ松尾大社から渡月橋までは結構距離がある為、阪急嵐山線やバスなどを利用した方がいいかもしれません。