百萬遍知恩寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
百萬遍知恩寺
百萬遍知恩寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。百萬遍知恩寺の名称は法然上人の弟子・源智上人が法然上人の徳を偲ぴ、報いるには「恩」を「知」らなければならないと考え、「知恩寺」と名付けたそうです。なお百萬遍知恩寺は法然上人二十五霊跡の第22番霊場です。
【百萬遍知恩寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区田中門前町103
最寄り駅・バス停・・・百万遍(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から百萬遍知恩寺は17系統(A2乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町からは3系統、17系統、201系統
*四条烏丸からは3系統、31系統、201系統
*河原町丸太町からは3系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約12分)
【百萬遍知恩寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30
年中無休
【百萬遍知恩寺 拝観料金・料金(要確認)】
無料
宝物館の拝観は団体のみ
【百萬遍知恩寺 歴史・簡単概要】
百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)は平安時代末期に浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が「念仏のみ教え」を説いた賀茂の禅坊(賀茂の神宮寺)が起源とも言われています。ちなみに賀茂の禅坊は現在の相国寺(しょうこくじ)付近にあったそうです。その後鎌倉時代の1212年(建暦2年)に法然上人が亡くなり、直弟子・勢観房源智上人(せいかんぼうげんちしょうにん)が師の恩に報いる為には「恩」を「知」らなければならないと知恩寺と名付けました。1331年(元弘元年)に第8世・善阿空円上人(ぜんなくうえんしょうにん)が南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の勅命により、七日七夜に渡って百萬遍の念仏を唱えながら大念珠繰りを行うと流行していた疫病が治まったことから号・百萬遍のを賜りました。1382年(永徳2年)に相国寺が創建された際に一条小川に移され、その後も度々移り、1592年(天正20年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の命によって土御門に移ったが、1662年(寛文2年)に中興の祖で、第39世・光誉満霊上人(まんれいしょうにん)が現在の場所に移して再興し、御影堂を建立しました。1756年(宝暦6年)に第48世・震誉紫雲上人(しうんしょうにん)が御影堂を一回り大きな総欅造りに改めました。
百萬遍知恩寺は浄土宗の大本山です。
*参考・・・百萬遍知恩寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【百萬遍知恩寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
百萬遍知恩寺の見どころは総欅造りの御影堂です。
重要文化財・・・絹本着色蝦蟇鉄拐図 顔輝筆
【百萬遍知恩寺 行事・イベント(要確認)】
●百万遍さんの手づくり市は毎月15日に行われています。百万遍さんの手づくり市では御影堂前を中心に350店以上の店舗が出店し、約1万人が訪れると言われています。
百萬遍知恩寺百万遍さんの手づくり市
●法然上人御忌大会は例年4月25日頃に行われています。病気平癒を祈願しながら大きな数珠を操る大念珠繰りが行われます。数珠は珠の数が1,080個で、長さ約100メートル・重さ約320キロとも言われています。3年に一度、二十五菩薩練供養が行われます。
百萬遍知恩寺法然上人御忌大会
●秋の古本まつりは毎年秋に行われています。京都一円から古書店が参加する青空古本市が行われ、数十万冊の古本が販売されるそうです。初日に御影堂(大殿)で古本供養も行われ、日頃お世話になった書物に感謝します。
百萬遍知恩寺秋の古本まつり
●十夜法要・秋の集いは例年11月1日に行われています。十夜法要ではかつて宮中で行われていた古式の引声阿弥陀経を唱えながら御影堂(大殿)を回ります。法要終了後、大きな数珠を操る大念珠繰りとゲストによるイベントが行われます。
百萬遍知恩寺十夜法要・秋の集い
【百萬遍知恩寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。ふじ桜(富士桜)と言われる豆桜・オカメ桜・染井吉野・山桜・枝垂桜などが植えられ、桜と御影堂・鐘楼堂・西門などの光景が美しいと言われています。
百萬遍知恩寺桜見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【百萬遍知恩寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-781-9171
【百萬遍知恩寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【百萬遍知恩寺 おすすめ散策ルート】
百萬遍知恩寺からのおすすめ散策ルートは東にある銀閣寺(慈照寺)に向かうルートです。20分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら世界遺産である銀閣寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお銀閣寺近くには南禅寺近くまで通じる哲学の道があり、そちらを散策するのもいいかもしれません。哲学の道は日本の道100選にも選ばれています。