三十三間堂(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)

三十三間堂(Sanjusangen-do Temple)

三十三間堂

三十三間堂(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。三十三間堂では例年1月中旬に本堂西側の射程60メートルの特設射場で弓で的を射る三十三間堂大的全国大会が有名です。新成人が振袖袴姿で弓を射る姿が成人式の話題としてニュースによく流れています。

【三十三間堂 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
最寄り駅・バス停・・・博物館・三十三間堂前(徒歩すぐ)、東山七条(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から三十三間堂は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)、208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は七条駅(徒歩約5分)

【三十三間堂 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00(4/1~11/15) 受付30分前終了
9:00~16:00(11/16~3/31) 受付30分前終了

【三十三間堂 拝観料金・料金(要確認)】
一般600円、高校中学400円、子供300円
25名以上は団体割引

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【三十三間堂 歴史・簡単概要】
三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)・蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)は平安時代の988年(永延2年)に太政大臣・藤原為光(ふじわらのためみつ)が造営した私邸があった場所とも言われています。その後989年(永祚元年)に為光が妻と第65代・花山天皇の女御だった娘の菩提を弔う為に法住寺(ほうじゅうじ)を創建したが、1032年(長元5年)の火災によって焼失しました。1161年(永暦2年)に後白河上皇(第77代・後白河天皇)が法住寺跡に離宮・法住寺殿(ほうじゅうじどの)を営み、三十三間堂は1165年(長寛2年)に後白河上皇が平清盛(たいらのきよもり)に資材協力を命じ、離宮・法住寺殿の一画に創建されたのが起源です。ただ1249年(建長元年)に焼失し、1266年(文永3年)に後嵯峨上皇(第88代・後嵯峨天皇)が本堂(三十三間堂)のみを再建しました。その後室町幕府第6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)が修復し、関白・豊臣秀吉が東山大仏(方広寺)を建立した際、土塀や門などが整備されたと言われています。なお三十三間堂の名称は間面記法による表記「三十三間四面」に由来しています。三十三は観音に縁のある数字で、法華経などによると観音菩薩が三十三種の姿に変じ、衆生を救うと説かれています。
三十三間堂は天台宗・妙法院の境外仏堂です。
三十三間堂歴史年表

*参考・・・京都・三十三間堂(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【三十三間堂 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
三十三間堂の見どころは国宝であり、南北に118メートルある本堂と国宝である千手観音坐像を中央に1001体ある観音像です。本堂西側の射程60mの特設射場では三十三間堂大的全国大会が行われています。
三十三間堂見どころ(蓮華王院本堂・千手観音など)

国宝・・・本堂、木造千手観音坐像、木造風神・雷神像、木造二十八部衆立像
重要文化財・・・南大門、太閤塀、木造千手観音立像

【三十三間堂 行事・イベント(要確認)】
●通し矢は例年1月15日に近い日曜日に行われています。通し矢では成人を迎えた男女の弓道有段者や称号者が約60メートル先の大的を射って腕を競います。通し矢は江戸時代に各藩の弓術家が本堂の軒下で矢を射った大矢数に因んだ行事です。
三十三間堂通し矢
●楊枝のお加持は例年1月15日に近い日曜日に行われています。楊枝のお加持では聖樹(霊木)とされる楊枝で、本尊・千手観音坐像前で7日間祈祷した法水を参拝者に注ぎ、諸病を除きます。後白河天皇の故事から頭痛に特に効くと言われています。
三十三間堂楊枝のお加持
●春桃会は例年3月3日に行われています。春桃会は三十三間堂の「三」に因み、「三」が重なる3月3日の桃の節句に行われ、無事息災を祈願します。華道・池坊による献花式・華展などが行われます。瀬戸内寂聴さんの青空説法が行われたこともありました。
三十三間堂春桃会

【三十三間堂 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。境内東側の東庭池泉式回遊庭園や蓮華王院本堂西側に枝垂桜・陽光桜・彼岸桜・河津桜・十月桜などが植えられ、桜と東庭池泉式回遊庭園・蓮華王院本堂・朱塗りの東大門や廻廊などの光景が美しいと言われています。
三十三間堂桜見ごろ

*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)

【三十三間堂 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-3334

【三十三間堂 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●参進閣(御朱印授与所)は蓮華王院本堂の玄関口になっています。参進閣では下足を脱ぎ、蓮華王院本堂に出入りします。現在の参進閣は1960年(昭和35年)に建てられた旧・参進閣が老朽化した為、2017年(平成29年)に新たに建てられました。参進閣は面積約240平方メートルから面積約640平方メートルに拡張され、冷暖房完備のバリアフリー、そして耐震化が施されています。なお参進閣には御朱印(大悲殿)・オリジナル御朱印帳・お守りなどを授与する授与所が併設されています。(要確認)

【三十三間堂 おすすめ散策ルート】
三十三間堂からのおすすめ散策ルートは南側にあるJRの線路を越え、新熊野神社を経由し、京都・東福寺に向かうルートです。三十三間堂周辺には方広寺・豊国神社・智積院・妙法院・国立博物館などもあり、それらを散策してから東福寺に向かうと京都観光・旅行を楽しむことができます。なお1時間ほど散策すれば、世界遺産である清水寺まで行ける為、清水寺まで散策するのもいいかもしれません。

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