広隆寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
広隆寺
広隆寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。広隆寺は京都最古の寺と言われ、祭礼である太秦の牛祭(うしまつり)は京の三大奇祭のひとつに挙げられています。なお広隆寺は蜂岡寺(はちおかでら)、秦公寺(はたのきみでら)、太秦寺などの別称があります。
【広隆寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
最寄り駅・バス停・・・太秦広隆寺前(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から広隆寺は72系統(C6乗り場)、73系統(C6乗り場)、75系統(C6乗り場)
*四条河原町からは61系統、62系統、63系統
京都バス・アクセスダイヤ
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は太秦駅(徒歩約13分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は太秦広隆寺駅(徒歩約5分)
【広隆寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00(3/1~11/30)
9:00~16:30(12/1~2/末日)
年中無休
【広隆寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生700円、高校生500円、中学生・小人400円、未就学児無料
団体(30名以上)
大人・大学生650円、高校生450円、中学生・小人350円
【広隆寺 歴史・簡単概要】
広隆寺(こうりゅうじ)は起源が明確ではありません。広隆寺は603年(推古天皇11年)に渡来人氏族・秦河勝(はたのかわかつ)が第31代・用明天皇の第2皇子・聖徳太子(しょうとくたいし)から賜った仏像・弥勒菩薩を本尊として創建し、蜂岡寺(はちおかでら)と称したのが起源とも言われています。また広隆寺は622年(推古天皇30年)に聖徳太子が亡くなり、聖徳太子の供養の為に創建され、葛野秦寺(かどののはたでら)と言われたのが起源とも言われています。広隆寺は京都最古の寺院と言われています。724年(神亀元年)に勅願によって伝法会(でんぽうえ)を毎年修し、797年(延暦16年)に勅願によって本尊を薬師如来に改めました。その後818年(弘仁9年)の火災によって大門や築地を残して焼失し、836年(承和3年)に弘法大師・空海の弟子・道昌僧都(どうしょうそうず)が別当になって再建しました。しかし1150年(久安6年)にも焼失し、1165年(長寛2年)に公家・藤原信頼(ふじわらののぶより)が勅命によって金堂・阿弥陀堂などを再建しました。
広隆寺は真言宗系の単立寺院です。
広隆寺歴史年表
*参考・・・京都・広隆寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【広隆寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
広隆寺の見どころは国宝であり、霊宝殿に安置されている木造弥勒菩薩半跏像(泣き弥勒)です。沈うつな表情で右手を頬に当てた様子が泣いているように見えることから「泣き弥勒」と言われています。
広隆寺見どころ(桂宮院本堂・講堂など)
国宝・・・木造弥勒菩薩半跏像(泣き弥勒)、木造不空羂索観音立像、木造阿弥陀如来坐像、木造十二神将立像のうち珊底羅(宗藍羅)像、桂宮院本堂
重要文化財・・・絹本著色三千仏図、絹本著色十二天像、絹本著色准胝仏母図、紙本著色能恵法師絵詞、木造虚空蔵菩薩坐像、木造地蔵菩薩坐像、木造薬師如来立像、塑造弥勒仏坐像、木造大日如来坐像など
【広隆寺 行事・イベント(要確認)】
●釿始めは例年1月2日に行われています。釿始めは宮大工の年頭儀式で、建築の神とも言われている聖徳太子に一年の無事を祈願します。京きやりが歌われる中、釿始めで使われる木が本堂前に運ばれる御木奉担が行われます。
広隆寺釿始め
●聖徳太子御火焚祭は毎年聖徳太子の月命日である11月22日に行われています。御火焚祭では信者などの願いが込められた護摩木を護摩壇で焚き上げ、祈願成就を願います。本堂の本尊・聖徳太子像(秘仏)と霊宝殿の薬師如来像(秘仏)が開扉されます。
広隆寺聖徳太子御火焚祭
【広隆寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-861-1461
【広隆寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●御朱印授与所は上宮王院太子殿(国宝)と書院の間で、書院前の参拝受付にあります。授与所では御朱印「弥勒菩薩」などを授与しています。(要確認)
*市バスの場合、四条河原町・四条烏丸からは11系統、最寄りのバス停は太秦広隆寺前(徒歩約1分)
路線・時刻表・運賃チェック
【広隆寺 おすすめ散策ルート】
広隆寺からのおすすめ散策ルートは嵐電(京福電鉄)嵐山本線沿いに車折神社(くるまざきじんじゃ)まで散策するルートです。ただ広隆寺から車折神社までは結構距離がある為、嵐電を利用した方がいいかもしれません。路面電車も結構いいものです。なお広隆寺周辺には映画やテレビドラマの撮影でお馴染みの東映太秦映画村もあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。