壬生寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
壬生寺
壬生寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。壬生寺の境内は幕末新選組の兵法調練場に使われたこともあり、境内には局長・近藤勇の銅像や新選組隊士の墓である壬生塚があります。なお壬生寺は府民・市民から親しみを込めて「壬生さん(みぶさん)」と言われています。
【壬生寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31
最寄り駅・バス停・・・壬生寺道(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から壬生寺は26系統(D3乗り場)、28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは3系統、11系統、203系統
*河原町丸太町からは3系統
路線・時刻表・運賃チェック
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は大宮駅(徒歩約7分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山本線の場合、最寄り駅は四条大宮駅(徒歩約7分)
【壬生寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00
壬生塚・歴史資料室・・・8:30~16:30
無休
【壬生寺 拝観料金・料金(要確認)】
壬生塚・・・100円
歴史資料室・・・大人200円、小・中・高校生100円
【壬生寺 歴史・簡単概要】
壬生寺(みぶでら)は991年(正暦2年)に滋賀・園城寺(三井寺)の僧・快賢僧都(かいけんそうず)が母の為に創建したと言われています。壬生寺は当初小三井寺・地蔵院・宝幢三昧寺(ほうどうさんまいじ)などと言われていました。平安時代に第72代・白河天皇から篤く信仰され、京都の裏鬼門に当たることもあり、白河天皇の発願によって2月に節分会が行われるようになりました。その後火災によって焼失し、1259年(正元元年)に平政平(たいらのまさひら)が再興し、1300年(正安2年)には融通念仏の円覚上人(えんがくしょうにん)が京の三大狂言に数えられる「大念仏狂言(壬生狂言・壬生さんのカンデンデン)」を始めたと言われています。1863年(文久3年)に新選組(壬生浪士組)が結成され、壬生寺東門前の坊城通の八木邸・前川邸・南部邸が屯所と定められ、壬生寺の境内は新選組の兵法調練場として使われました。なお1962年(昭和37年)に本堂が全焼し、本尊・地蔵菩薩半跏像(壬生地蔵)も焼失しました。
壬生寺は律宗の大本山です。
*参考・・・壬生寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【壬生寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
壬生寺の見どころは例年節分などに行われる大念仏狂言です。また壬生塚に手を合わせるのもいいかもしれません。
重要文化財・・・木造地蔵菩薩立像、錫杖、列仙図屏風、壬生寺大念仏堂
【壬生寺 行事・イベント(要確認)】
●節分会は例年節分とその前日・後日に行われています。節分会では本尊・延命地蔵菩薩に除災・招福を祈願します。鬼を追い払い、福を授かることができるという壬生狂言(演目・節分)が演じられます。なお境内に屋台露店が立ち並びます。
壬生寺節分会
●壬生狂言(春)は例年4月29日から5月5日まで行われています。壬生寺の法要で行われる朝・昼・夜の勤行の内、昼の勤行として本尊・延命地蔵菩薩に奉納するものです。壬生狂言は太鼓・鉦の音から「壬生さんのカンデンデン」とも言われています。
壬生寺壬生狂言(春)
●盂蘭盆万灯供養会は例年8月9日から16日まで行われています。盂蘭盆万灯供養会ではお盆に1千基以上の万灯を灯し、祖先の霊(お精霊さん)を供養します。国の重要無形民俗文化財である六斎念仏が本堂前の特設舞台で奉納されます。
壬生寺盂蘭盆万灯供養会
【壬生寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-841-3381
【壬生寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都節分祭・豆まき
*京都バスの場合、京都駅からは72系統(C6乗り場)、73系統(C6乗り場)、75系統(C6乗り場)、最寄りのバス停は壬生寺道(徒歩約3分)
京都バス・アクセスダイヤ
●京都刀剣ゆかりの地には粟田神社・花山稲荷神社・北野天満宮・建勲神社・大覚寺・豊国神社・藤森神社・本能寺・二条城・壬生寺などがあります。
京都刀剣ゆかりの地
【壬生寺 おすすめ散策ルート】
壬生寺からのおすすめ散策ルートはJRの線路沿いか、堀川通を北に向かい、二条城に向かうルートです。20分ほど散策すれば、世界遺産である二条城まで行け、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお二条城とは逆方向になるが、堀川通を南に向かい、これまた世界遺産である西本願寺や西本願寺の東にある東本願寺まで散策するのもいいかもしれません。