常照皇寺の紅葉見ごろ2025(時期:11月上旬頃)

常照皇寺の紅葉見ごろ(時期・アクセス・概要)
常照皇寺の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。紅葉見ごろは例年11月上旬頃です。常照皇寺は方丈・書院・怡雲庵を含む境内にモミジが分布し、紅葉と山門・勅額門・勅使門と続く参道や奥庭などの光景が美しいと言われています。紅葉は見ごろを迎えた時期に重なり合うように見えることから「十二単」とも称されているそうです。(詳細下記参照)
【常照皇寺の紅葉見ごろ(例年時期)・2025年予測】
常照皇寺の紅葉見ごろは例年11月上旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年9月上旬頃から京都の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
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【常照皇寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区京北井戸町字丸山14-6
最寄りバス停・・・山国御陵前(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*周山バス停から京北ふるさとバス・山国方面行き
京北ふるさとバス・アクセスダイヤ
*京都駅・四条大宮からJRバス・高雄京北線 栂ノ尾・周山行き
西日本JRバス・アクセスダイヤ
【常照皇寺の紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
常照皇寺は京都を代表する紅葉の名所です。常照皇寺の紅葉見ごろは例年11月上旬頃です。ちなみに標高は約440メートルです。
常照皇寺では方丈・書院・怡雲庵(いうんあん)を含む面積約1万2千平方メートルの境内にモミジ・桜などが分布し、紅葉と山門・勅額門・勅使門と続く参道や奥庭などの光景が美しいと言われています。常照皇寺では紅葉の見ごろに色とりどりの紅葉が重なり合うように見えることから「十二単(じゅうにひとえ)」とも称されています。紅葉が見ごろを過ぎると参道で敷きモミジ・散りモミジを楽しむことができます。なお常照皇寺は市街地から距離がある人里離れた場所に建立されていることから落ち着いて紅葉狩りを楽しむことができます。
常照皇寺は標高約450メートルに位置することから市街地よりも気温が2~3度低く、例年11月上旬頃に紅葉見ごろを迎えます。京都で一足早く紅葉狩りを楽しむなら常照皇寺がおすすめです。常照皇寺はあまり交通の便がよくないことから比較的混雑を気にすることなく、紅葉狩りを楽しむことができます。
●方丈は天井近くの鴨居上の仏壇に本尊・釈迦如来立像を安置しています。方丈は茅葺き屋根です。なお方丈の裏には方丈庭園が作庭されています。
●怡雲庵は開山堂とも言われる禅宗仏殿形式の建物です。怡雲庵は光厳法皇坐像・釈迦三尊などを安置しています。
●十二単(十二単衣)は平安時代の10世紀頃から始まった貴族・公家女性の正装です。ちなみに十二単は五衣裳唐衣(いつつぎぬものからぎぬ)・唐衣裳装束(からぎぬもしょうぞく)とも言われます。十二単は「単」で表す袿(うちき・うちぎ(袿衣))の枚数が12枚であることに由来しています。ちなみに平安時代は現在よりも気温が低かったそうです。
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
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【常照皇寺 歴史・簡単概要】
常照皇寺は1362年(正平17年・貞治元年)に光厳法皇(北朝初代・光厳天皇)が創建したとも、光厳法皇が廃寺(無住)だった天台宗の成就寺を改めて創建したたとも言われています。阿弥陀如来及び両脇侍像は平安時代後期に造仏され、成就寺ゆかりの仏像とも、光厳法皇の念持仏とも言われています。光厳法皇は自ら庭園を作庭し、一帯の景色を庭に見立て、十勝を選定したと言われています。その後北朝第2代・光明天皇が兄・光厳法皇のもとを訪れ、御所から持ってきた樹齢650年の九重桜を光厳法皇がお手植えしたとも、兄弟でお手植えしたとも言われています。室町時代中期に第102代・後花園天皇が境内裏山の万樹林や小塩田260石など寄進しました。1579年(天正7年)に織田信長の家臣・明智光秀が丹波黒井城(保月城)を攻略した際に焼失し、その後衰退したと言われています。江戸時代前期に江戸幕府2代将軍・徳川秀忠による寺領の寄進や第108代・後水尾天皇の志納などよって再興されました。後水尾天皇が行幸した際、一重の桜と八重の桜が同時に咲く御車返しの桜を何度も牛車を返して眺めたと言われています。
*参考・・・常照皇寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【常照皇寺紅葉 備考】
京都紅葉名所・常照皇寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2025(清水寺・永観堂・東寺・・・)