海住山寺の見どころ解説-修学旅行・観光の簡単まとめ

海住山寺の国宝・重要文化財などの見どころ解説
海住山寺の見どころを簡単にまとめて解説します。見どころには海住山寺のシンボルである五重塔(国宝)、文殊菩薩を祀る文殊堂(重要文化財)、「厄除け観音」を祀る本堂(府暫定登録有形文化財)などがあります。また鐘楼、山門、天満宮、春日社、稲荷社なども見逃せません。
【海住山寺のシンボルである五重塔(国宝)の見どころ解説】
★五重塔は修学旅行・観光で絶対に見る価値があります。五重塔は総高約17.7メートルで、海住山寺のシンボルです。全体的に細身で、写真映えして人気もあります。屋外に建立され、国宝または重要文化財に指定されている五重塔の内、総高約16.2メートルの奈良・室生寺(むろうじ)の五重塔(国宝)に次ぎ、日本国内で2番目に小さい五重塔です。五重塔は四天王(してんのう)立像(持国天(じこくてん)・増長天(ぞうじょうてん)・広目天(こうもくてん)・多聞天(たもんてん))を安置していたが、奈良国立博物館に寄託されています。
★五重塔は1214年(建保2年)に建立されました。解脱上人(げだつしょうにん)・貞慶(じょうけい)が後鳥羽上皇(第82代・後鳥羽天皇(ごとばてんのう))から拝領した仏舎利(ぶっしゃり)を安置する為に建立を始めたが、1213年(建暦3年)に解脱上人・貞慶が亡くなり、一周忌の1214年(建保2年)に五重塔が完成しました。解脱上人・貞慶の弟子である慈心上人(じしんしょうにん)・覚真(かくしん・藤原長房(ふじわらのながふさ))が仏舎利七粒を安置したと言われています。1962年(昭和38年)に解体修理が行われ、かつて裳階(もこし)があったことが分かり、裳階が復元されました。
★五重塔の建築様式は三間五重塔婆(さんげんごじゅうとうば)で、屋根が本瓦葺(ほんがわらぶき)です。初層は一辺が約2.74メートルで、銅板葺(どうばんぶき)の裳階付きです。初層に裳階がある五重塔は海住山寺と法隆寺(ほうりゅうじ)のみです。五重塔は心柱(しんばしら)が初層の天井上から立てられ、初層は四天柱(してんばしら)はあるが、心柱がない構造になっています。初層は四天柱の間に東西南北4面に両開扉を設けた厨子(ずし)風に造られ、8枚の扉に梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)などの天部(てんぶ)や比丘(びく)が描かれています。
★四天王立像の内、像高約36.7センチの持国天像は平安時代(794年~1185年)、像高約38.3センチの増長天像・像高約36.5センチの広目天像・像高約35.8センチの多聞天像は鎌倉時代(1185年~1333年)に造仏されました。
★解脱上人・貞慶の墓石である五輪塔は八角基壇上に立てられています。
【文殊菩薩を祀る文殊堂(重要文化財)の見どころ解説】
★文殊堂は経蔵が起源で、経蔵の機能を失った後に文殊菩薩(もんじゅぼさつ)が祀られたことから文殊堂と言われるようになったと言われています。文殊堂は文殊菩薩坐像・阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像を安置しています。
★文殊堂は1312年(正和元年)に建立されたと言われています。文殊堂は1225年(元仁2年)の解脱上人・貞慶13回忌に経蔵として建立されたと言われています。
★文殊堂の建築様式は屋根が寄棟造(よせむねづくり)の銅板葺(どうばんぶき)です。かつて檜皮葺(ひわだぶき)だったと言われています。
【本堂(府暫定登録有形文化財)の見どころ解説】
★本堂は「厄除け観音(やくよけけんのん)」とも言われる本尊・十一面観音(じゅういちめんかんのん)立像(重要文化財)を安置しています。欄干には賓頭盧(びんずる)さんがいます。
★本堂は1884年(明治17年)に再建されました。
★本堂の建築様式は屋根が入母屋造(いりもやづくりの)の本瓦葺です。向拝(こうはい)一間です。
★十一面観音立像は平安時代(794年~1185年)に造仏されました。十一面観音立像は像高約189センチで、榧(かや)の一木造です。
★例年3月に厄除大祭が行われ、一年間の厄除けや開運を願います。
【鐘楼・山門(府暫定登録有形文化財)の見どころ解説】
★鐘楼は1527年(大永7年)に鋳物師・丹治国忠が鋳造した梵鐘を釣っています。山門は海住山寺の正門で、山門を入ると正面に本堂、その右手前に文殊堂、本堂の左手に五重塔が建立されています。
★鐘楼は1663年(寛文3年)に再建されました。鐘楼は屋根が切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺です。
★山門は1718年(享保3年)に再建されました。山門は一間一戸の四脚門(しきゃくもん)で、屋根が切妻造の本瓦葺です。
【天満宮・春日社・稲荷社(京都府暫定登録有形文化財)の見どころ解説】
★天満宮・春日社・稲荷社は本堂と五重塔の間に建立されています。
★天満宮・春日社・稲荷社は江戸時代(1603年~1868年)に再建されました。
★天満宮・春日社・稲荷社は一間社春日造(かすがづくり)で、屋根が桟瓦葺(さんがわらぶき)です。
【やまもも(京都の自然200選)の見どころ解説】
★やまももは境内の山林に分布し、その中の大木は枝の一部が本坊の庭園に張り出しています。やまももは自然環境保全基礎調査(巨樹・巨木林調査)によると京都府内最大と言われています。
★本坊庭園は江戸時代(1603年~1868年)に作庭されました。本坊庭園は仏生寺山を借景に刈込・苔・石組・木斛などで構成されています。
【椿・桜・紅葉の見どころ解説】
★海住山寺には椿・桜・紅葉などが分布しています。
★五色椿が植えられ、例年3月上旬頃から4月上旬頃に見ごろを迎えます。
★染井吉野・枝垂桜などが植えられ、例年4月上旬頃に見ごろを迎えます。
★カエデ・イチョウなどが分布し、例年11月下旬頃に見ごろを迎えます。
【海住山寺の見どころ 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・海住山寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ




















