文子天満宮(アクセス・マップ・見どころ・概要・・・)北野天満宮
文子天満宮
文子天満宮(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。文子天満宮ゆかりの多治比文子は巫女で、菅原道真の乳母とも言われています。多治比文子は942年(天慶5年)に菅原道真から北野に社殿を建てて祭祀するようにとの託宣を受けたと言われています。
【文子天満宮 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町
最寄り駅・バス停・・・北野天満宮前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から文子天満宮は50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは51系統
*四条烏丸からは55系統、101系統、203系統
*河原町丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約7分)
【文子天満宮 拝観時間・時間(要確認)】
5:00~18:00(4/1~9/30)
5:30~17:30(10/1~3/31)
【文子天満宮 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【文子天満宮 歴史・簡単概要】
文子天満宮(あやこてんまんぐう)は多治比文子(たじひのあやこ)が北野天満宮の祭神・菅原道真を最初に祀った社と言われています。文子天満宮はかつて西ノ京にあったが、1873年(明治6年)に北野天満宮境内の現在の場所に移されました。西ノ京の旧地(京都市上京区北町)は現在御旅所(おたびしょ)になっています。なお文子天満宮は菅原道真を祀り、学業成就などのご利益があると言われています。ちなみに北野天満宮には主祭神に多治比文子(たじひのあやこ)、相殿に神良種(かみのよしたね)・太郎丸(たろうまる)・最鎮(さいちん)を祀る文子社(あやこしゃ)もあります。
文子天満宮は北野天満宮の末社です。
【北野天満宮 歴史・簡単概要】
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は平安時代中期の947年(天暦元年)に西ノ京に住んでいた多治比文子(たじひのあやこ)・近江(滋賀)比良宮(ひらのみや)の神主である神良種(みわのよしたね)・北野朝日寺(東向観音寺(ひがしむかいかんのんじ))の僧である最珍(さいちん・最鎮)らが神殿を造営し、祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)を祀ったのが起源です。903年(延喜3年)に菅原道真が左遷された大宰府で没し、942年(天慶5年)に多治比文子に宣託があり、947年(天暦元年)には神良種の子・太郎丸に再び託宣があったとも言われています。その後菅原道真の左遷の原因になった左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の甥・藤原師輔(ふじわらのもろすけ)が私邸を寄贈し、大規模な社殿が造営されました。987年(永延元年)に第66代・一条天皇が勅使を派遣して国家の平安を祈願する勅祭が行われ、神号「北野天満宮天神」を賜り、1004年(寛弘元年)には一条天皇が行幸し、その後皇室に崇敬されました。しかし1444年(文安元年)の文安の麹騒動(ぶんあんのこうじそうどう)で室町幕府の攻撃によって焼失して一時衰退しました。1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が境内で北野大茶会(きたのだいさのえ)を行い、1607年(慶長12年)には秀吉の子・豊臣秀頼が本殿などを造営しました。なお北野天満宮は「文道の大祖・風月の本主」と言われる菅原道真を祀っていることもあり、学問の神として多くの信仰を集めています。
北野天満宮は菅原道真を祀った神社の総本社です。
*参考・・・京都・北野天満宮(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【文子天満宮 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
文子天満宮の見どころは文子天満宮祭です。文子天満宮祭の神幸祭は4月の第2木曜日、還幸祭は4月の第3日曜日に行われます。
北野天満宮見どころ(本殿・三光門など)
【文子天満宮 行事・イベント(要確認)】
●文子祭は還幸祭が例年4月の第3日曜日、神幸祭がその3日前の木曜日に行われています。還幸祭では御旅所から氏子地区を巡行して、文子天満宮に戻ります。文子祭は1625年(寛永2年)に二条康道から神輿などが寄付され、西ノ京16町を巡行したのが起源です。
北野天満宮文子祭
【文子天満宮 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-461-0005
【文子天満宮 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
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【文子天満宮 おすすめ散策ルート】
文子天満宮からのおすすめ散策ルートは北野天満宮・平野神社を経由し、金閣寺に向かうルートです。30分ほど散策すれば、世界遺産である金閣寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお北野天満宮の東側には北野天満宮を再建した際、残った資材で茶店を建てたことが起源とされる花街・上七軒があり、そちらを散策するのもいいかもしれません。