曼殊院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)紅葉名所
曼殊院
曼殊院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。曼殊院は躙口上の連子窓が虹のような影が生じることから「虹の窓」と呼ばれる茶室・八窓軒(はっそうけん)が有名です。八窓軒は仏教の八相成道に因む八つの窓から名付けられ、金地院の八窓席・大徳寺の塔頭・孤篷庵の忘筌席とともに京都三名席と言われています。
【曼殊院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
最寄り駅・バス停・・・一乗寺下り松町(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統
*四条烏丸からは5系統
路線・時刻表・運賃チェック
*叡山電鉄の場合、最寄り駅は修学院駅(徒歩約20分)
【曼殊院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了
【曼殊院 拝観料金・料金(要確認)】
一般600円、高校500円、中小学生400円
【曼殊院 歴史・簡単概要】
曼殊院(まんしゅいん)・曼殊院門跡は延暦年間(782年~806年)に天台宗の宗祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄が比叡山に鎮護国家の道場として創建した坊(小寺院)が起源と言われています。天暦年間(947年~957年)に曼殊院初代・是算国師(ぜざんこくし)が比叡山西塔北渓に移し、東尾坊(とうびぼう)と号しました。その後天仁年間(1108年~1110年)に曼殊院8代・忠尋大僧正(ちゅうじんだいそうじょう)が名称を曼殊院と改め、北山に別院を創建しました。しかし北山の別院は室町幕府3代将軍・足利義満による北山殿(金閣寺)造営により、康暦年間(1379年~1381年)に洛中に移りました。1495年(明応4年)に伏見宮貞常親王(ふしみのみやさだつねしんのう)の子・慈運法親王(じうんほっしんのう)が入寺して以後門跡寺院になり、1656年(明暦2年)には曼殊院29代・良尚親王が入寺し、現在の場所に移って堂宇を建立しました。なお曼殊院は青蓮院・三千院・妙法院・毘沙門堂とともに京都天台五門跡に数えられています。
曼殊院は天台宗の寺院です。
*参考・・・曼殊院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【曼殊院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
曼殊院の見どころは小堀遠州好みと言われる枯山水の庭園です。また重要文化財である大書院(本堂)や小書院も見どころです。なお曼殊院は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
国宝・・・絹本著色不動明王像(黄不動)、古今和歌集(曼殊院本)
重要文化財・・・大書院(本堂)、小書院、庫裏、玄関障壁画、紙本著色是害房絵、絹本著色草虫図、木造慈恵大師坐像、源氏物語 蓬生・薄雲・関屋、論語総略(紙背消息)、教訓鈔及続教訓鈔など
【曼殊院 行事・イベント(要確認)】
●紅葉ライトアップは例年紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。大書院前に広がる枯山水庭園・石畳の参道などがライトアップされます。僧侶の手作りにより、月の光と比叡山からの霊気で幽玄な雰囲気が醸し出されているそうです。
曼殊院紅葉ライトアップ
【曼殊院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●ツツジ・サツキ見ごろは霧島ツツジが例年4月下旬頃、平戸ツツジ・サツキが例年5月上旬頃です。大書院周辺に霧島ツツジが植えられ、やや小ぶりの深紅の花を咲かせます。赤い絨毯のように花をつけた霧島ツツジは枯山水庭園と調和して美しいと言われています。
曼殊院ツツジ・サツキ見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。大書院前の枯山水庭園や勅使門周辺にカエデなどが植えられ、紅葉と勅使門・五本線が入った築地塀・石垣の光景が素晴しいと言われています。
曼殊院紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【曼殊院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-781-5010
【曼殊院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は一乗寺清水町(徒歩約20分)
京都バス・アクセスダイヤ
【曼殊院 おすすめ散策ルート】
曼殊院からのおすすめ散策ルートは修学院離宮まで散策するルートです。10分ほど散策すれば、比叡山周辺の自然を楽しむことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。ただ皇室関連施設である修学院離宮の拝観には事前の申込みが必要です。なお修学院離宮と逆の南にある詩仙堂まで散策するのもおすすめです。詩仙堂には唐様庭園の代表的する庭園があり、楽しむこともできます。