大原野神社カキツバタ見ごろ2025(5月上旬頃)
大原野神社カキツバタ見ごろ(見頃)
大原野神社カキツバタ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。大原野神社では二の鳥居と三の鳥居の間にある参道右側にある鯉沢池にカキツバタが植えられ、紫・黄色の花を咲かせます。カキツバタと鯉沢池などの光景が美しいと言われています。鯉沢池には睡蓮も分布し、カキツバタと一緒に楽しめる場合があります。(詳細下記参照)
【大原野神社カキツバタ見ごろ(例年時期)・2022年情報】
大原野神社のカキツバタの見ごろ例年5月上旬頃です。ただカキツバタ見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都カキツバタ名所・見ごろ
【大原野神社カキツバタ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市西京区大原野南春日町1152
最寄り駅・バス停・・・南春日町(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急電鉄京都本線・東向日駅からは南春日町行き
*JR・向日町駅からは南春日町行き
阪急バス・アクセスダイヤ
【大原野神社カキツバタ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
大原野神社はカキツバタ(杜若)の名所です。大原野神社のカキツバタ見ごろは例年5月上旬頃です。
大原野神社では二の鳥居と三の鳥居の間にある参道右側にある鯉沢池にカキツバタが植えられ、紫・黄色の花を咲かせます。カキツバタと鯉沢池(こいさわのいけ)・赤いアーチ状の橋などの光景が美しいと言われています。鯉沢池には睡蓮も分布し、カキツバタと一緒に楽しめる場合があります。なお大原野神社には本殿右側に紫蘭も植えられ、紫蘭を眺めるのもおすすめです。
鯉沢の池は平安時代前期に第55代・文徳天皇が奈良・猿沢池を模して造営したと言われています。猿沢池は749年(天平21年)に奈良・興福寺で放生会を行う放生池として造られました。その後猿沢池は京都・大覚寺の大沢池と滋賀・石山寺とともに日本三大名月観賞池に数えられました。なお文徳天皇は827年(天長4年)に第54代・仁明天皇の第1皇子として生まれ、842年(承和9年)に伯父・藤原良房に推されて皇太子になり、850年(嘉祥3年)3月19日に仁明天皇が譲位して天皇に即位しました。文徳天皇は病気がちで重要な政務に関与できず、良房の権力基盤が強まり、藤原氏の勢力が伸張しました。
カキツバタ(杜若・燕子花)はアヤメ科アヤメ属の抽水性多年草です。カキツバタは日本全土や朝鮮半島・中国東北部・シベリア東部の湿地などに群生しています。カキツバタは葉が長さ30~70センチで、剣状で幅広く、先が少し垂れています。花茎は高さ50~70センチで、花が径約12センチの青紫色です。内花被片(ないかひへん)は矛形で直立し、外花被片は垂れ下がって中央部に白色または淡黄色の斑紋(はんもん)があります。カキツバタは古くから花汁を使って布を染め、書き付け花とも言われ、それが転訛して「カキツバタ」となった言われています。その後江戸時代に園芸化が進み、多くの品種が作り出されました。園芸種には白花もあり、シロカキツバタと言われています。なおカキツバタは毎年例年5月から6月に花を咲かせます。
【大原野神社 歴史・簡単概要】
大原野神社(おおはらのじんじゃ)は奈良時代後期の784年(延暦3年)に第50代・桓武天皇(かんむてんのう)が平城京(へいじょうきょう)から長岡京(ながおかきょう)に遷都した際、桓武天皇の后・藤原乙牟漏(ふじわらのおとむろ)が藤原氏の氏神である奈良・春日大社(かすがたいしゃ)の分霊を勧請し、桓武天皇が鷹狩を行った大原野に祀ったの起源と言われています。794年(延暦13年)の桓武天皇による平安京遷都後も国家に重大事や天変地異のあるごとに勅使が遣わされて奉幣を受けた二十二社に列せられ、国家鎮護の社とされました。その後平安時代前期の850年(嘉祥3年)に左大臣・藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)を祖父とする第55代・文徳天皇(もんとくてんのう)が社殿を造営しました。平安時代中期の1005年(寛弘2年)に中宮・藤原彰子(ふじわらのしょうし・ふじわらのあきこ)や「源氏物語」の作者・紫式部(むらさきしきぶ)などが参拝したと言われています。ちなみに藤原氏では女の子が生まれると中宮や皇后になれるように大原野神社に祈願し、祈願が叶うと行列を整えて参拝することが恒例になっていたそうです。なお大原野神社は武御賀豆智命(たけみかづちのみこと・武甕槌命)・伊波比主命(いはひぬしのみこと・経津主命)・天之子八根命(あめのこやねのみこと・天児屋根命)・比咩大神(ひめのおおかみ・比売神)を祀っています。
*参考・・・大原野神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【大原野神社カキツバタ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
大原野神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報