嵯峨野彼岸花見ごろ2024(9月下旬~10月上旬頃)
嵯峨野彼岸花見ごろ(見頃)
嵯峨野彼岸花見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。嵯峨野では大覚寺の大沢池や広沢池周辺に懐かしい田園風景が広がり、田んぼの畦や池周辺などに彼岸花が分布し、赤い花を咲かせます。彼岸花と歴史的風土特別保存地区・特別修景地域に指定されている嵯峨野の光景が美しいと言われています。稲刈りの後の稲わらを燃やす煙も見られるかもしれません。(詳細下記参照)
【嵯峨野彼岸花見ごろ(例年時期)】
嵯峨野の彼岸花の見ごろ例年9月下旬頃から10月上旬頃です。ただ彼岸花見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都彼岸花名所・見ごろ
【嵯峨野彼岸花見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨野
最寄り駅・バス停・・・嵯峨嵐山駅
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR嵯峨野線
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅
【嵯峨野彼岸花見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
嵯峨野は京都を代表する彼岸花(ヒガンバナ)の名所です。嵯峨野の彼岸花見ごろは例年9月下旬頃から10月上旬頃です。
嵯峨野では大覚寺の大沢池や広沢池周辺に懐かしい田園風景が広がり、田んぼの畦や池周辺などに彼岸花が分布し、赤い花を咲かせます。彼岸花と歴史的風土特別保存地区・特別修景地域に指定されている嵯峨野の光景が美しいと言われています。愛宕山・遍照寺山・嵐山などの山並みを美しいと言われています。なお嵯峨野では稲刈りの後の稲わらを燃やす煙も見られるかもしれません。
大沢池は814年(弘仁5年)頃に嵯峨天皇が中国の淡水湖として2番目に大きい洞庭湖を模して築造したとも言われています。大沢池は周囲約1キロで、日本最古の人工の庭池とされています。大沢池は奈良の猿沢池・滋賀の石山寺とともに三大名月鑑賞地とされています。なお大沢池は国の名勝に指定されています。
広沢池は渡来系氏族・秦氏が溜池として造ったとも言われています。また広沢池は989年(永祚元年)に宇多天皇の孫・寛朝僧正が第65代・花山天皇の勅願によって遍照寺を創建した際、庭池として開削されたとも言われ、遍照寺池とも言われています。広沢池は東西南北約300メートル・周囲約1.3キロの溜池です。
彼岸花はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。彼岸花は曼珠沙華(マンジュシャゲ・マンジュシャカ)・死人花(しびとばな)・葬式花(そうしきばな)・墓花(はかばな)・地獄花(じごくばな)・蛇花(へびのはな)・狐花(きつねばな)・捨て子花(すてごばな)・火事花(かじばな)・灯籠花(とうろうばな)・石蒜(せきさん)・天蓋花(てんがいばな)・天涯花・幽霊花(ゆうれいばな)・剃刀花(かみそりばな)などとも言われています。彼岸花には不吉な別名が多くあります。彼岸花は中国大陸原産で、古くに日本に伝わり、北海道から南西諸島までの日本各地の土手・堤防・畦・墓地などの人家近くに分布しています。彼岸花は秋の彼岸頃に高さ30~50センチの花茎(かけい)を鱗茎(りんけい)から伸ばし、茎頂(けいちょう)に長い雄しべ・雌しべをもつ赤い6弁花を数個輪状に咲かせます。花色には深紅色・紫色・白色などもあります。彼岸花は花が咲いた後に鱗茎から線形の厚い葉を叢生(そうせい)し、花と葉は同時に見ることができません。なお彼岸花はリコリンを含む有毒植物だが、鱗茎が外用薬に使われています。
【嵯峨野 歴史・簡単概要】
嵯峨野(さがの)は京都市左京区広河原と南丹市美山町佐々里の境に位置する標高約750メートルの佐々里峠(ささりとうげ)を源とする大堰川(おおいがわ)が保津川(ほづがわ)に名前を変え、嵐山で桂川(かつらが)となる左岸一帯を言います。桂川は上流から上桂川・桂川・大堰川・保津川・桂川と名前を変え、鴨川(かもがわ)・木津川(きづがわ)・宇治川(うじがわ)と合流して淀川(よどがわ)になります。嵯峨野は北側の愛宕山(あたごやま)、南側の桂川、東側の太秦(うずまさ)・宇多野(うだの)、西側の小倉山(おぐらやま)に囲まれた地域を言います。嵯峨野はかつて桂川の氾濫原(はんらんげん)だったが、飛鳥時代(7世紀)に秦(しん)の始皇帝(しこうてい)の子孫と称する渡来系氏族・秦氏(はたうじ)が開発し、平安時代以降に天皇や貴族が別荘を構えたり、遊猟や遊楽を楽しんだりしました。ちなみに平安時代初期に第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)が後に大覚寺(だいかくじ)となる離宮・嵯峨院を造営して居住しました。嵯峨野には大覚寺以外にも世界遺産である天龍寺(てんりゅうじ)・嵯峨釈迦堂(しゃかどう)と言われる清凉寺(せいりょうじ)・常寂光寺(じょうじゃっこうじ)・二尊院(にそんいん)・化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)・愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)・野宮神社(ののみやじんじゃ)・車折神社(くるまざきじんじゃ)などの寺院・神社が建立されています。なお桂川右岸には標高382メートルの嵐山があり、嵯峨野の一部は嵐山とも言われて京都を代表する観光地になっています。
*参考・・・嵯峨野(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【嵯峨野彼岸花見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
嵯峨野(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報