真如堂椿見ごろ2024(1月下旬~4月上旬頃)
真如堂椿見ごろ(見頃)
真如堂椿見ごろ(イベント・・・)を紹介。真如堂には境内各所にやぶ椿(やぶつばき)・吾妻絞(あずましぼり)など約30本の椿の木が植えられています。真如堂には古木をはじめ、赤・白・絞り、一重・八重など様々な椿が植えられています。真如堂では椿・白梅・桜を一緒に見られることもあります。(詳細下記参照)
【真如堂椿見ごろ(例年時期)】
真如堂の椿見ごろは例年1月下旬頃から4月上旬頃です。なお椿の見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都椿名所・見ごろ
【真如堂椿見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区浄土寺真如町82
最寄り駅・バス停・・・真如堂前(徒歩約8分)、錦林車庫前(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から真如堂は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統、32系統、203系統
*四条烏丸からは5系統、203系統
*河原町丸太町からは204系統
路線・時刻表・運賃チェック
【真如堂椿見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
真如堂は京都で良く知られている椿の名所です。真如堂の椿見ごろは例年1月下旬頃から4月上旬頃です。なお真如堂では例年春に大涅槃図特別公開が行われています。
真如堂には境内各所にやぶ椿(やぶつばき)・吾妻絞(あずましぼり)など約30本の椿の木が植えられています。真如堂には古木をはじめ、赤・白・絞り、一重・八重など様々な椿が植えられています。真如堂では冬に水仙・白梅・南天、春に桜・馬酔木(アセビ)・山茱萸(サンシュユ)・白山吹・藤・ツツジなども見ごろを迎え、椿・白梅・桜を一緒に見られることもあります。
やぶ椿は青森県から沖縄県までの太平洋側の海岸など暖地の丘陵などに自生しています。やぶ椿はツバキ科ツバキ属の常緑樹・照葉樹林の代表的です。一般的に椿と言うとやぶ椿を指しています。やぶ椿は江戸時代以降に数多くの園芸品種のもとになりました。なおヤブツバキは代表的な茶花で、日本最古の観賞用花木とも言われています。
吾妻絞は中輪で、一重筒状のラッパ咲きに咲きます。吾妻絞は白地または淡桃地に小絞り・縦絞りが入ります。吾妻絞は早咲きの椿の中では数少ない細かい絞りの入る椿です。なお吾妻絞は尾張の古い品種と言われています。
椿は日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑樹(照葉樹林)です。椿は北海道などを除く、日本各地に自生しています。椿は日本最古の正史「日本書紀」に第12代・景行天皇が熊襲(くまそ)の乱を鎮めた際、土蜘蛛(つちぐも)に対して海石榴(ツバキ)の椎を用いたと記されています。椿は安土桃山時代に関白・豊臣秀吉が茶の湯に好んで用いると茶道で茶花として重要な地位を占めるようになりました。椿は江戸時代以降に多くの園芸品種が作られ、500以上の園芸品種があると言われています。なお椿は邪悪を祓うとも言われ、正倉院には災いを祓う海石榴の卯杖(うづえ)が収められています。
大涅槃図特別公開では縦約6.2メートル・横約4.5メートルで、描かれた動物の種類が日本最多の127種類と言われる大涅槃図が特別公開されます。
【真如堂 歴史・簡単概要】
真如堂(しんにょどう)・真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)は平安時代中期の984年(永観2年)に比叡山(ひえいざん)の僧・戒算上人(かいさんしょうにん)が夢告により、比叡山・常行堂(じょうぎょうどう)の本尊・阿弥陀如来(第3代天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)作)を第64代・円融天皇の女御で、第66代・一条天皇の生母である藤原詮子(ふじわらのせんし・東三条院(ひがしさんじょういん))の女院離宮があった現在の場所に安置したのが起源と言われています。真正極楽寺の寺号は「正真正銘の極楽の霊地」という意味を込めて名付けられました。真如堂は第66代・一条天皇の勅願寺となり、不断念仏の道場として、浄土宗(じょうどしゅう)の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)や浄土真宗(じょうどしんしゅう)の開祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)などの念仏行者や民衆から信仰されました。特に女性から深く信仰されたそうです。その後室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火や度重なる火災によって焼失したり、足利将軍家や関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の命によって度々移ったが、江戸時代中期の1693年(元禄6年)に第113代・東山天皇の勅により、現在の場所に再建されました。
真如堂は天台宗の寺院です。
*参考・・・真如堂(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【真如堂椿見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
真如堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報