松花堂庭園梅見ごろ2025(時期:2月下旬~3月上旬頃)

松花堂庭園梅見ごろ(見頃)

松花堂庭園梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。松花堂庭園では梅隠・松隠周辺に紅梅・白梅が植えられ、梅と茶室梅隠・梅隠前の水琴窟・松隠などの光景が美しいと言われています。2021年(令和3年)に梅の香かおる時期に松花堂庭園ライトアップ・和蝋燭が誘う夜茶会が行われました。(詳細下記参照)

【松花堂庭園梅見ごろ(例年時期)】
松花堂庭園の梅見ごろは例年2月下旬頃から3月上旬頃です。なお梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都梅見ごろ2025(北野天満宮・梅宮大社・・・)

【松花堂庭園梅 アクセス・マップ】
場所・・・京都府八幡市八幡女郎花43番地の1
最寄り駅・バス停・・・大芝・松花堂前(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京阪石清水八幡宮駅・京阪樟葉駅・JR松井山手駅から京阪バス

*コミュニティバスやわたの場合、大芝(徒歩すぐ)

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【松花堂庭園梅見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
松花堂庭園はあまり知られていない梅の名所です。松花堂庭園の梅見ごろは例年2月下旬頃から3月上旬頃です。梅は例年1月末頃から梅が咲き始め、例年2月に咲き誇ります。
松花堂庭園では梅隠(ばいいん)・松隠(しょういん)周辺に紅梅・白梅が植えられ、梅と茶室梅隠・梅隠前の水琴窟(すいきんくつ)・松隠などの光景が美しいと言われています。松花堂庭園では2021年(令和3年)に梅の香かおる時期に松花堂庭園ライトアップ・和蝋燭が誘う夜茶会が行われました。なお松花堂庭園には松花堂早咲薮椿・松花堂白椿・松花堂五色八重椿など100種以上の椿も植えられ、梅と一緒に楽しめる時期もあります。
茶室梅隠は松花堂美術館名誉館長・中村昌生(なかむらまさお)が千利休(せんのりきゅう)の孫で、宗旦流(三千家)の祖・千宗旦(せんのそうたん)好みの茶室を古図に基づき再現したものです。茶室梅隠は中くぐりを入ると内露地(うちろじ)があり、そこにある貴人口(きにんぐち)から小間(こま)・四畳半の茶室に入ことができます。茶室の床は土床で、侘び・寂び(わび・さび)を強調し、床柱は栗の木を手斧(ちょうな)がけしたもので、屋根は茅葺き(かやぶき)です。なお中村昌生は建築家・建築史家(日本建築史)で、京都工芸繊維大学名誉教授・福井工業大学名誉教授などを歴任しました。中村昌生は茶室や数寄屋建築を研究し、桂離宮の修理事業などに貢献し、1970年(昭和45年)に茶室の研究で日本建築学会賞、1991年(平成3年)に白鳥公園・清羽亭の設計で日本芸術院賞を受賞しました。
茶室松隠は松花堂美術館名誉館長・中村昌生が松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)が住んでいた男山の瀧本坊(たきもとぼう)に大名で、茶人・作庭家である小堀遠州(こぼりえんしゅう)が建てたと言われる茶室閑雲軒を古図に基づき再現したものです。茶室松隠には玄関・八畳の広間・四畳台目の茶室・水屋などがあります。
水琴窟は庭園や茶室近くに設けられ、手水鉢(ちょうずばち)などから地中に埋められた甕(かめ)などに水滴を落とし、発生する反響音を楽しみます。
梅は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木です。梅は630年(舒明2年)から838年(承和5年)に派遣された遣唐使(けんとうし)が唐(中国)から日本に伝えたと言われています。梅には500種以上の品種があるが、野梅系(やばいけい)・紅梅系(緋梅系)・豊後系(ぶんごけい)に大きく分類されるそうです。

●京都で人気の梅名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都梅名所・見ごろ

【松花堂庭園・美術館 歴史・簡単概要】
松花堂庭園・美術館(しょうかどうていえん・びじゅつかん)は1637年(寛永14年)に文化人で、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の社僧・滝本坊(たきもとぼう)の住持・松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)が標高約143メートルの男山東麓にあった宿坊・泉坊内に晩年営んだ草庵・松花堂が起源です。男山には石清水八幡宮に属する宿坊が多数あり、男山四十八坊とも言われたが、明治維新後の神仏分離(しんぶつぶんり)・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって宿坊は全て撤去され、松花堂も現在の場所に移されました。松花堂庭園は面積約2万2千平方メートルあり、内園に松花堂(京都府指定文化財) ・小早川秀秋(こばやかわひであき)の寄進の松花堂書院・東車塚古墳(ひがしくるまづかこふん)、外園(池泉回遊式日本庭園)に茶室(松隠(しょういん)・梅隠(ばいいん)・竹隠(ちくいん))・砧の手水鉢(きぬたのちょうずばち)・女郎花塚(おみなえしづか)・松花堂美術館別館があります。松花堂美術館は松花堂昭乗ゆかりの書・絵画などを所蔵し、ミュージアムショップ「おみなえし」・京都吉兆松花堂店があります。
*参考・・・松花堂庭園・美術館(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【松花堂庭園梅 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
松花堂庭園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る