即宗院(アクセス・見どころ・・・)東福寺
即宗院
即宗院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。即宗院がある場所はかつて関白・藤原兼実が営んだ山荘「月輪殿」があり、国宝「法然上人絵伝」に描かれ、「都林泉名勝図絵」では名園として紹介されていました。なお即宗院の庭園はかつて「東福寺中第一」と讃えられていました。
【即宗院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区本町15丁目813
最寄り駅・バス停・・・東福寺(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸町からは207系統
*河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約10分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は鳥羽街道駅(徒歩約5分)、東福寺駅(徒歩約10分)
【即宗院 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
特別公開・・・9:00~16:00
【即宗院 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
特別公開・・・200円
【即宗院 歴史・簡単概要】
即宗院(そくしゅういん)は鎌倉時代前期に関白・藤原兼実(ふじわらのかねざね・九条兼実)が営んだ山荘・月輪殿(つきのわどの)があった場所です。即宗院は南北朝時代の1387年(嘉慶元年)に島津氏6代当主・島津氏久(しまづうじひさ)が東福寺第54世・剛中玄柔禅師(ごうちゅうげんじゅうぜんじ)を開山として創建し、島津氏の菩提寺にしたのが起源です。即宗院の名称は氏久の法名「齢岳玄久即宗院」に由来しています。その後戦国時代(室町時代後期)の1569年(永禄12年)の火災によって焼失し、江戸時代前期の1613年(慶長18年)頃に島津氏第16代当主・島津義久(しまづよしひさ)が現在の場所に移して再建しました。なお即宗院では幕末に薩摩藩藩士・西郷隆盛(さいごうたかもり)と清水寺成就院(じょうじゅいん)の勤皇僧・月照(げっしょう)が採薪亭(さいしんてい)で王政復古・幕府転覆の密談を行ったと言われています。
即宗院は臨済宗東福寺派大本山・東福寺の塔頭です。
*参考・・・即宗院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【即宗院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
即宗院の見どころは庭園です。庭園はかつて「東福寺中第一」と讃えられていが、戦後に荒廃しました。その後1977年(昭和52年)庭園文化研究所・森薀の指導によって復元されました。
【即宗院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-9200
【即宗院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
京都紅葉名所・東福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報・東福寺見どころ(三門・通天橋など)
【即宗院 おすすめ散策ルート】
即宗院からのおすすめ散策ルートは東福寺を経由し、東にある泉涌寺に向かうルートです。15分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら泉涌寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお即宗院周辺には正覚院・芬陀院(雪舟寺)・龍吟庵、泉涌寺周辺には即成院・戒光寺・今熊野観音寺・雲龍院もあり、それらも一緒に散策するのもいいかもしれません。