総見院春季特別公開2024/3/30~5/6(日程時間・・・)
総見院春季特別公開
総見院春季特別公開(日程・時間・・・)を紹介しています。春季特別公開は例年春に行われています。春季特別公開では本堂・木造織田信長公坐像(重要文化財)・茶室・織田信長公一族の墓が公開されます。木造織田信長公坐像は像底に1583年(天正11年)5月吉日に七条大仏師・宮内卿法印康清(こうせい)が制作した朱書の銘記があります。(詳細下記参照)
【総見院春季特別公開2024 日程時間(要確認)】
総見院春季特別公開2024は2024年(令和6年)3月30日(土曜日)~5月6日(月曜日)の土曜日・日曜日・祝日10:00~16:00に行われます。ただ4月27日~5月6日は毎日公開されます。なお4月7日・5月5日は11:30~16:00です。法務によって変更される場合があります。(現在確認中・要注意)
*参考・・・総見院・京都春秋ホームページ
【総見院春季特別公開 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市北区紫野大徳寺町59
最寄り駅・バス停・・・大徳寺前(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から総見院は101系統(B2乗り場)、205系統(B3乗り場)、206系統(A3乗り場)
*四条河原町からは12系統、205系統
*四条烏丸からは12系統
*河原町丸太町からは204系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック
【総見院春季特別公開 歴史・簡単概要】
総見院春季特別公開(しゅんきとくべつこうかい)は例年春に行われています。なお総見院は通常非公開で、例年春季・秋季に特別公開が行われています。
春季特別公開では本堂・木造織田信長(おだのぶなが)公坐像(重要文化財)・茶室・織田信長公一族の墓が公開されます。
本堂は1928年(昭和3年)に禅堂を改修したものと言われています。ちなみに正門(表門)・土塀だけが1583年(天正11年)の総見院創建当時のものと言われています。土塀は内側にもう一つの塀が設けられ、親子塀とも言われています。
木造織田信長公坐像は高さ約115センチの衣冠帯刀の木像で、本堂仏間に安置されています。木造織田信長公坐像は像底に安土桃山時代1583年(天正11年)5月吉日に七条大仏師・宮内卿法印康清(こうせい)が制作した朱書の銘記があります。木造織田信長公坐像は香木・沈香(ぢんこう)で2体制作され、1体は遺骸の代わりに火葬され、市中に香木の匂いが漂ったとも言われています。
茶室にはほう庵(ほうあん)・寿安席(じゅあんせき)・香雲軒(こううんけん)があります。ほう庵(ほうあん)には表千家14代家元・而妙斉(じみょうさい)筆による扁額が掛けられています。寿安席(じゅあんせき)は実業家・山口玄洞(やまぐちげんどう)が寄進しました。香雲軒は表千家13代家元・即中斎(そくちゅうさい)の好みと言われています。
信長公一族の墓には織田信長・濃姫(のうひめ・正室)・徳姫(とくひめ・長女)・おなべの方(側室)など一族7基の五輪石や墓が並んでいます。
【総見院 歴史・簡単概要】
総見院(そうけんいん)は安土桃山時代の1583年(天正11年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が1582年(天正10年)の本能寺の変(ほんのうじのへん)で自刃した織田信長(おだのぶなが)の一周忌追善法要の為に大徳寺117世・古渓宗陳(こけいそうちん)を開山に菩提寺として創建しました。ちなみに織田信長の大葬礼は本能寺の変の100日後にあるた10月10日に織田信長の四男・羽柴秀勝(はしばひでかつ)を喪主として大徳寺で行われました。総見院の名称は織田信長の法名・総見院殿贈大相国一品泰厳大居士(そうけんいんでんぞうだいしょうこくいっぽんたいげんだいこじ)に由来しています。ちなみに豊臣秀吉は当初織田信長が父・織田信秀(おだのぶひで)の追善菩提の為に創建した大徳寺(だいとくじ)の塔頭(たっちゅう)・黄梅院(おうばいいん)を菩提寺として増改築したが、「小なり」として総見院を創建しました。明治維新後の廃仏毀釈によって伽藍の多くが破却され、大正時代に再建されました。1961年(昭和36年)に大徳寺に安置されていた織田信長木像が戻され、380年忌が行われました。なお大徳寺(だいとくじ)は1315年(正和4年)に臨済宗の僧である大燈国師(だいとうこくし)・宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)が赤松円心(あかまつえんしん)の帰依を受け、紫野に小堂・大徳庵を建立したのが起源とも言われています。
総見院は臨済宗大徳寺派大本山・大徳寺の塔頭です。
*参考・・・総見院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【総見院春季特別公開 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
総見院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報