天龍寺の見どころ解説2-修学旅行・観光の簡単まとめ

天龍寺の見どころ解説
天龍寺の見どころを簡単にまとめて解説します。見どころには桜などが植えられている百花苑、京都市内も見る
ことができる望京の丘、精耕館、友雲庵、平和観音、愛の泉、放生池、後醍醐天皇菩提塚、篩月、塔頭などがあ
ります。(個別解説下記参照)
●曹源池庭園(特別名勝・史跡)・法堂(雲龍図)・方丈などの天龍寺見どころは下記リンクから確認すること
ができます。
天龍
寺見どころ(庭園・法堂など)
【天龍寺の歴史・簡単概要】
霊亀山・天龍寺は承和年間(834年~848年)に第52代・嵯峨天皇の檀林皇后が創建した日本最初の禅寺・壇林寺
があった場所です。その後第60代・醍醐天皇の皇子・前中書王兼明親王の亀山の山荘、後嵯峨上皇(第88代・後
嵯峨天皇)の仙洞御所、亀山上皇(第90代・亀山天皇)の離宮・亀山殿が造営されました。1335年(建武2年)
に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が亀山殿内に臨川寺を創建しました。天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)
に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為、夢窓国師・夢窓疎石を開山として創建しました。
天龍寺
歴史(起源・・・)
【梅・桜などが植えられている百花苑の見どころ解説】
★百花苑(ひゃっかえん)は多宝殿から北門に向かう途中にあります。百花苑は四季折々の花々に彩られ、美し
い光景を眺めることができます。百花苑にはロウバイ(蝋梅)・梅・桜・アジサイ(紫陽花)・アセビ(馬酔
木)・ハギ(萩)などの植物が植えられています。
★百花苑は1983年(昭和58年)に北門を建立した際に整備されました。
【京都市内も見ることができる望京の丘の見どころ解説】
★望京の丘(ぼうきょうのおか)はあまり知られていない存在だが、天龍寺山内だけでなく、京都市内も見るこ
とができます。望京の丘は境内裏にある小高い丘です。望京の丘は曹源池庭園から登ることができ、伽藍などを
見ることができます。
【国際宗教哲学研究所である精耕館の見どころ解説】
★精耕館(せいこうかん)は宗教哲学書などの古文書を収蔵し、現在、寺史編纂所になっています。精耕館は20
00年(平成12年)に夢窓国師650年遠諱記念事業として設立された国際宗教哲学研究所です。
【坐禅会などを行っている友雲庵の見どころ解説】
★友雲庵(ゆううんあん)は研究棟・精耕館近くにあります。友雲庵では毎月第2日曜日の午前9時から坐禅会と
禅の講義である提唱を無料で体験することができます。友雲庵の無料体験は予約不要です。(要確認)
【中国伝来と言われる平和観音・愛の泉の見どころ解説】
★平和観音・愛の泉は多宝殿の横にあります。平和観音は中国から伝来したと言われています。愛の泉は地下約
80メートルから涌き出ている霊泉です。平和観音の前には観音様を守る三匹のカエルがあります。カエルの前の
お皿にお金を投げ、見事入ると幸せになるとも言われています。
【高さ約2メートルの硯石の見どころ解説】
★硯石(すずりいし)は多宝殿の北にある庭園にあります。硯石は高さ約2メートルです。硯石は1899年(明治3
2年)に日本画家・鈴木松年(すずきしょうねん)が法堂の天井に雲龍図を描いた際に使ったと言われています。
硯石には書道が上達するご利益があると言われています。
【ハスの名所である放生池の見どころ解説】
★放生池(ほうじょうち)は勅使門の前から法堂の方に伸びています。放生池には石橋が架けられています。ま
た放生池にはハス(蓮)が植えられ、例年初夏から見ごろを迎えます。なお放生池は捕らえた魚などを殺さずに
放す放生会(ほうじょうえ)を行う為の池です。
【後醍醐天皇菩提塚の見どころ解説】
★第96代・後醍醐天皇菩提塚は多宝殿前に植えられた枝垂桜の傍にあります。ちなみに山内北西隅には後嵯峨天
皇陵・亀山天皇陵があり、それぞれ法華堂が建立されています。
【桜・紅葉の見どころ解説】
★天龍寺は桜の名所です。山内に染井吉野・枝垂桜・八重桜・山桜など約200本の桜が植えられ、例年4月上旬頃
に見ごろを迎えます。なお桜の中でも多宝殿の前の枝垂桜は付近随一と言われています。
天龍寺
桜見ごろ
★天龍寺は紅葉の名所です。山内にカエデなどが分布し、例年11月中旬頃から11月下旬頃に見ごろを迎えます。
なお紅葉は曹源池庭園(曹源池)から見ると美しいと言われています。
天龍寺
紅葉見ごろ
【精進料理店である篩月の見どころ解説】
★精進料理店・篩月は天龍寺直営です。篩月ではランチなどに野菜・山菜・野草・海草類を主にした月(一汁六
菜)・雪(一汁五菜)・花(一汁七菜)などの精進料理を楽しむことができます。季節に応じて献立が変わりま
す。なお篩月はミシュランガイド2021でビブグルマン(良質な料理を手ごろな価格で楽しめる店)に認定されま
した。
【三秀院・弘源寺などの塔頭の見どころ解説】
★天龍寺山内には三秀院(さんしゅういん)・弘源寺(こうげんじ)・慈済院(じさいいん)・松厳寺(しょう
げんじ)・永明院(ようめいいん)・寿寧院(じゅねいいん)・妙智院(みょうちいん)などの塔頭(たっちゅ
う)があります。塔頭は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院
です。
★三秀院は1363年(正平18年・貞治2年)に臨済宗の僧・不遷法序(ふせんほうじょ)が創建しました。
★弘源寺は1429年(永享元年)に室町幕府管領・細川持之が夢窓疎石の法孫・玉岫禅師(ぎょくしゅうえいし
ゅ)を招聘して創建しました。
★慈済院は1363年(正平18年・貞治2年)に天龍寺第2世・無極志玄(むごくしげん)が創建しました。
★松厳寺は1353年(正平8年・文和2年)に公家・四辻善成(よつつじよしなり)が臨済宗の僧・晦谷祖曇(まい
こくそどん)を開山として創建しました。
★永明院は1413年(応永20年)に臨済宗の僧・太岳周祟(たいがくしゅうそう)が創建しました。
★寿寧院は貞治年間(1362年~1367年)に臨済宗の僧・龍湫周沢(りゅうしゅうしゅうたく)が創建しました。
★妙智院は臨済宗の僧・竺雲等連(じくうんとうれん)が堺の貿易商・雲栖軒奇峯道夏居士の外護によって創建
しました。
【1年の幸福を祈願する七福神めぐりの見どころ解説】
★七福神めぐりは例年節分に山内塔頭で行われています。七福神めぐりは総門前で福笹を受け取り、三秀院(大
黒天(だいこくてん))・弘源寺(毘沙門天(びしゃもんてん))・慈済院(弁財天(べんざいてん))・松厳
寺(福禄寿(ふくろくじゅ))・永明院(恵比寿(えびす))・寿寧院(不動明王(ふどうみょうおう))・妙
智院(宝徳稲荷(ほうとくいなり))の順に山内塔頭を巡ってお札を受け取り、1年の幸福を祈願します。
★七福神めぐりでは布袋(ほてい)・寿老人(じゅろうじん)の代わりに不動明王・宝徳稲荷になっています。
天龍寺七福神めぐり
【渡月橋・亀山公園の見どころ解説】
★渡月橋・亀山公園(嵐山公園亀山地区)はかつて山内だったとも言われています。1877年(明治10年)の上地
令により、嵐山53町歩・亀山全山・嵯峨の平坦部(4キロ四方)などを上地し、境内は10分の1である約3万坪に
なりました。
★渡月橋は承和年間(834年~848年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海の高弟・道昌(どうしょう)が架け
た橋・法輪寺橋が起源と言われています。
★嵐山公園は明治時代末期に桂川左岸に整備された亀山地区・桂川中州に整備された中之島地区・昭和に桂川左
岸に整備された臨川寺地区の3地区から構成されています。
【天龍寺の見どころ 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・天龍寺(見ど
ころ・アクセス・・・)ホームページ

















