東福寺行事

東福寺

東福寺で行われる行事を紹介しています。なお東福寺は平安時代に公卿・藤原忠平が創建した藤原氏の氏寺・法性寺があった場所です。東福寺は1236年(嘉禎2年)に摂政・九条道家が高さ5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する寺院を創建することを発願し、仏殿を建立したのが起源です。

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【東福寺行事 1月1日~3日 修正会】
修正会(しゅしょうえ)では新年に当り、国家泰平と仏法の興隆を祈願します。
修正会は寺院で毎年正月(1月)に数日間行われる悔過(けか)の法会です。修正会では昨年を反省し、新年の国家安泰・皇室の安泰・五穀豊穣などを祈願します。ちなみに修正会は中国の年始の儀式が起源とも言われています。日本では759年(天平宝字3年)以前から官立の大寺院などで悔過会(けかえ)が行われ、その後767年(神護景雲元年)からは国分寺で吉祥天悔過会(きっしょうてんけか)が行われるようになり、新春の法会として広まったとも言われています。

【東福寺行事 2月初午 懺法会】
懺法会(せんぼうえ)は東福寺の鎮守社・五社成就宮の祭日に当り、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)に懺悔し、加護を祈願します。
五社成就宮は石清水八幡宮・賀茂社・稲荷社・春日社・日吉社の五社を祀り、五社明神社とも言われています。五社成就宮には家内安全、無病息災、商売繁盛などのご利益があると言われています。
観世音菩薩(観音菩薩・観音さま)は菩薩の一尊です。観世音菩薩は世間の人々の声を聞き、人々の求めに応じて救いの手を差し伸べる慈悲深い菩薩とされ、救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)とも言われています。なお観世音菩薩は勢至菩薩とともに阿弥陀如来の脇侍とされています。

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【東福寺行事 3月14~16日 涅槃会】
涅槃会(ねはんえ)はお釈迦様の入滅(にゅうめつ)の法要です。涅槃会では涅槃図を掲げ、お釈迦様が最後に説いたと言われている遺教経(ゆいぎょうきょう)などを読経します。
涅槃会は今から約2,500年前に80歳で入滅したお釈迦様の遺徳追慕と報恩の為に行われる法要です。法要ではお釈迦様が娑羅双樹の下で、頭を北にして西を向き、右脇を下にした姿で横たわり、十大弟子から獣畜・虫類までが嘆き悲しむ様子を描いた涅槃図が掲げられます。
お釈迦様は約2,500年前の旧暦の4月8日、インド国境に近いネパールのルンビニーの花園で、父・シャカ族の国王である浄飯王(じょうばんのう・シュッドーダナ)と母・摩耶夫人(まやふじん・マーヤー)との間に生まれました。お釈迦様は生まれてすぐに7歩歩き、右手で天、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱えたとも言われています。29歳で出家し、35歳の旧暦の12月8日の夜明け前、明星出現と同時にブッダガヤの菩提樹の下で、悪魔の誘惑に負けずに悟りを開きました。その後約45年間に渡り、インド各地を回って教えを説き、クシナーラで亡くなりました。

【東福寺行事 3月春分の日 彼岸会】
彼岸会(ひがんえ)では檀信徒の先祖供養を行います。
彼岸は春分の日の前後3日間、合計7日間を言います。7日間の初日を彼岸の入り、最後の日を彼岸明けと言います。彼岸では中日に先祖に感謝し、前後3日間は悟りの境地に到る6つの徳目・六波羅蜜を修める日とされています。なお悟りの彼岸に対し、煩悩の此岸(しがん)とも言われます。

【東福寺行事 4月8日 降誕会】
降誕会(こうたんえ)はお釈迦様の誕生を祝う法要(花祭り)です。
降誕会はお釈迦様の誕生を祝う仏教行事です。降誕会ではルンビニーの花園(インド国境に近いネパール)で誕生した様子を表す花御堂(はなみどう)を飾り、甘茶を満たした灌仏桶の中央に天地を指差すお釈迦様の誕生仏を安置し、甘露の雨に準えた甘茶を柄杓で掛けて祝います。

【東福寺行事 4月18日 仏鑑忌】
仏鑑忌(ぶっかんき)は聖一国師(しょういちこくし)・円爾(えんに)の先師で、南宋時代の臨済宗の禅僧・無準師範禅師(ぶじゅんしはんぜんじ)の毎歳忌です。
無準師範禅師は破庵祖先の法を嗣ぎ、1235年(嘉禎元年)に宋に渡った聖一国師・円爾は無準師範の法を嗣ぎました。

【東福寺行事 5月初旬 新緑遊行】
新緑遊行(しんりょくあそび)は青紅葉が美しく色づく時期に行われる特別公開です。

【東福寺行事 8月16日 精霊送り】
精霊送り(しょうりょうおくり)は盂蘭盆(うらぼん)の行事で、お盆に帰ってきた御霊を送ります。
盂蘭盆ではお盆にお精霊さん(祖先の霊)をあの世(冥府)から迎え、16日にお精霊さんをあの世に送ります。ちなみに盂蘭盆会(うらぼんえ)は元々「盂蘭盆経」に基づき、苦しんでいる亡者を救う仏事だったが、日本では魂たま祭りと習合して、祖先を供養する仏事になったと言われています。

【東福寺行事 9月秋分の日 彼岸会】
彼岸会(ひがんえ)では檀信徒の先祖供養を行います。
彼岸は春分の日の前後3日間、合計7日間を言います。7日間の初日を彼岸の入り、最後の日を彼岸明けと言います。彼岸では中日に先祖に感謝し、前後3日間は悟りの境地に到る6つの徳目・六波羅蜜を修める日とされています。なお悟りの彼岸に対し、煩悩の此岸(しがん)とも言われます。

【東福寺行事 10月5日 初祖忌】
初祖忌は禅の開祖である達磨大師(だるまだいし)の法要です。
達磨大師はインド人仏教僧で、6世紀初頭にインドから中国に渡り、中国に禅宗を伝えたことから禅宗の初祖とされています。

【東福寺行事 10月17日 開山忌】
開山忌(かいざんき)は聖一国師(しょういちこくし)・円爾(えんに)の祥月命日の毎歳忌です。
聖一国師・円爾は鎌倉時代中期の臨済宗の僧で、1235年(嘉禎元年)に宋に渡航して無準師範の法を嗣ぎ、 1236年(嘉禎2年)に東福寺の開山に迎えられました。

【東福寺行事 11月~12月初旬 看楓特別公開】
看楓特別公開(かんぷうとくべつこうかい)は紅葉が美しく色づく時期に行われる特別公開です。
唐楓(通天モミジ)は聖一国師・円爾が宋から持ち帰ったと言われています。紅葉は例年11月中旬から11月下旬頃に見ごろを迎えます。

【東福寺行事 12月8日 成道会】
成道会(じょうどうえ)はお釈迦様がお悟を開かれた因縁を祝う法要です。
お釈迦様は旧暦の12月8日の夜明け前に明星出現と同時に菩提樹の下で悟りを開いたとされています。旧暦の12月は臘月(ろうづき)とも言われることから成道会は臘八会(ろうはちえ)とも言われます。

【東福寺行事 12月31日 除夜】
除夜(じょや)は新年を迎えるに当たり、旧年を送る法要です。
除夜の鐘は中国・宋時代に伝わった習慣とも言われています。108は煩悩の数、一年間、また四苦八苦を表すとも言われています。なお一般的に108回の内、107回は旧年(大晦日)に撞き、最後の1回は新年1月1日に撞きます。

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