月鉾懸装品拝観2024/4/27~6/9(日程時間・・・)
月鉾懸装品拝観
月鉾懸装品拝観(日程・時間・・・)を紹介しています。月鉾懸装品拝観では屋根妻の鬼板部に飾られる三本足の烏「八咫烏」・天井内側の岩城九右衛門筆の「唐紙貼金地着彩源氏五十四帖扇面散図・1835年(天保6年)」の一部などが展示されます。天水引・一番水引・二番水引・前掛けなども展示されます。(詳細下記参照)
【月鉾懸装品拝観2024 日程時間(要確認)】
祇園祭月鉾曳き初め2024は2024年(令和6年)4月27日(土曜日)・5月11日(土曜日)・12日(日曜日)・25日(土曜日)・26日(日曜日)・6月8日(土曜日)・9日(日曜日)10:00~16:00に行われます。拝観料は一人500円です。
*参考・・・月鉾ホームページ
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
【月鉾懸装品拝観 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市下京区四条通新町東入月鉾町
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
【月鉾懸装品拝観 簡単概要】
月鉾懸装品拝観(つきほこけそうひんはいかん)は7月1日から31日までの1ヶ月間に行われる行われる祇園祭に先立って行われます。ちなみに月鉾は7月17日の山鉾巡行(前祭)で巡行します。
月鉾懸装品拝観では屋根妻の鬼板部に飾られる三本足の烏「八咫烏(やたがらす)」・天井内側の岩城九右衛門筆の「唐紙貼金地着彩源氏五十四帖扇面散図・1835年(天保6年)」の一部などが展示されます。ちなみに岩城九右衛門は町内に住んでいたそうです。なお月鉾は月を象徴しているが、その対比として、太陽を象徴する「八咫烏」も飾られているそうです。「八咫烏」の前後二羽はくちばしが「阿(あ)」・「吽(うん)」の形で呼応しています。
月鉾懸装品拝観では円山応挙の孫・円山応震の下絵になる天水引の「霊獣図・1835年(天保6年)」刺繍、一番水引の皆川月華作「四面四季図」、二番水引の「角竜図」、三番水引の「魚尽し」、前掛けの東ペルシャ産メダリオン段通も展示されます。
懸装品は祇園祭の山鉾を彩り、山鉾が「動く美術館」と言われる所以になっています。懸装品には西陣織物をはじめ中国・ベルギー・インド製などの貴重なものが使われ、重要文化財に指定されているものもあります。
【月鉾 歴史・簡単概要】
月鉾は起源が明確ではありません。月鉾は室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))前の山鉾と地名を記した「祗園社記」第15(八坂神社記録)には「かつら男ほく(四条室町と町(新町)間)」と記され、応仁の乱前には既に創建されていたと言われています。月鉾は鉾頭に新月型を付け、真木の天王座に月読尊を祀っていることに由来しています。月読尊は伊奘諾尊が黄泉の国から戻り、禊祓いで右眼を洗った時に生まれ、この時から水徳の神だけでなく、夜を支配する神にもなったと言われています。伊奘諾尊は左眼を洗って天照大神、鼻を洗って素戔嗚尊を生んだともされています。月鉾にはかつて戦国時代の「元亀4年(1573年)6月吉日大錺屋勘右衛門」の刻銘がある新月型が付けられ、祇園祭の全山鉾の鉾頭の中で最も古い銘と言われています。月鉾には江戸時代中期の1714年(正徳4年)に作られた新月型も残されています。現在の新月型は1981年(昭和56年)に田辺勇蔵から贈られた18金製のものです。
*参考・・・月鉾(祇園祭山鉾前祭)ホームページ
【月鉾懸装品拝観 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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