善法律寺(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
善法律寺
善法律寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。善法律寺を創建した善法寺宮清は平安時代後期の1122年(保安3年)に生まれ、1187年(文治3年)に石清水八幡宮別当になり、1192年(建久3年)に石清水八幡宮検校になり、高野検校(たかのけんぎょう)と号し、1199年(正治元年)に亡くなりました。
【善法律寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府八幡市八幡馬場88‐1
最寄り駅・バス停・・・石清水八幡宮駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京阪本線
【善法律寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00
【善法律寺 拝観料金・料金(要確認)】
本堂内部
一人500円以上の志納
【善法律寺 歴史・簡単概要】
善法律寺(ぜんぽうりつじ)は鎌倉時代の正嘉年間(1257年~1259年)に石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)第27代検校で、善法寺家の祖・善法寺宮清(ぜんぽうじきゅうせい)が大分・宇佐八幡宮(うさはちまんぐう・宇佐神宮(うさじんぐう))の神宮寺・弥勒寺(みろくじ)を支配した喜多院(きたいん)に準じ、奈良・東大寺(とうだいじ)戒壇院(かいだんいん)再興開山である実相上人(じっそうしょうにん)・円照(えんしょう)を開山として自邸を僧坊に改めて創建したのが起源です。その後善法寺宮清の曽孫で、善法寺通清の娘・紀良子(きのりょうし)が室町幕府第2代将軍・足利義詮(あしかがよしあきら)の側室になり、南北朝時代の1358年(正平13年・延文3年)に第3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)・1364年(正平19年・貞治3年)に足利満詮(あしかがみつあきら)を産み、足利義満、第6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)、第8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)など歴代将軍が参詣したとも言われています。ちなみに善法寺家は紀成清(きのじょうしょう)を始祖としています。紀良子は紅葉の樹を寄進し、もみじ寺と称されるようになりました。1334年(建武元年)秋に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が石清水八幡宮に行幸し、鎌倉幕府を打倒した大願成就の報告と願文を奉納し、その後善法律寺に立ち寄って山門の精進潔斎を解き、諸卿・諸将に酒肴を振る舞い、紅葉を愛でたとも言われています。1868年(明治元年)の神仏分離令(しんぶつぶんりれい)より、八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)とも言われていた石清水八幡宮から平安時代に造仏されたとも言われる本尊・八幡大菩薩像(八幡市指定文化財)が移されてきました。
善法律寺は律宗の寺院です。
*参考・・・善法律寺(アクセス・歴史・・・)
【善法律寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
善法律寺の見どころは紅葉です。また本堂(京都府指定文化財)も見どころです。本堂は江戸時代前期の1639年(寛永16年)頃に石清水八幡宮の旧社殿の材料を使って建立されたとも言われています。本堂は神仏習合(しんぶつしゅうごう)時代の数少ない貴重な建物とも言われています。
【善法律寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月下旬頃です。100本近くのモミジ・カエデなどが植えられ、紅葉と本堂・表門・五輪石塔・参道など光景が美しいと言われています。
善法律寺紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【善法律寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・075-981-0157
【善法律寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【善法律寺 おすすめ散策ルート】
善法律寺からのおすすめ散策ルートは北側にある石清水八幡宮に向かうルートです。30分ほど散策すれば、石清水八幡宮に行くことができます。なお石清水八幡宮駅近くには飛行神社・単伝庵・後村上天皇八幡行宮跡・八幡行宮阯などがあり、それらを散策するのもいいかもしれません。