竹林の道観光マップ・地図(嵐山・天龍寺・渡月橋・・・)
竹林の道観光マップ・地図
竹林の道観光マップ・地図では嵐山を代表する観光名所である竹林の道周辺の観光スポットを紹介しています。竹林の道は日本的な情景が日本人だけでなく、外国人にも人気で、時期を問わずに国内外の観光客が大勢訪れます。竹林の道周辺には野宮神社・大河内山荘庭園・天龍寺・嵯峨野トロッコ列車・竹林の散策路・嵐山・渡月橋・常寂光寺・二尊院などがあります。
【竹林の道観光マップ・地図】
【竹林の道(ちくりんのみち)・竹林の小径(ちくりんのこみち) 概要】
竹林の道ではかつて嵐山花灯路(あらしやまはなとうろう)でライトアップが行われ、大変人気でした。竹林の道は東側の野宮神社から東側の大河内山荘までの約300メートルの小径です。竹林の道では竹林が広がり、晴れた日に木漏れ日が差し、風がある日に葉音を感じます。竹林の道は嵐山竹林の道・嵯峨野竹林の道・嵐山竹林の小径・嵯峨野竹林の小径などと言われています。
竹林の道(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【野宮神社(ののみやじんじゃ) 概要】
野宮神社は竹林の道の東側起点です。野宮神社では野宮大黒天が縁結び大黒天とも言われ、良縁成就・恋愛成就・結婚のご利益があるとされ、女性観光客に人気があります。野宮神社では例年10月に平安装束を身に着けた斎宮代が葱華輦(そうかれん)に乗って竹林の道を通る斎宮行列が行われています。ます。野宮神社は天皇の代理で、伊勢神宮に仕える斎王が伊勢へ向かう前に身を清めた「野宮」に由来しています。嵯峨天皇の皇女・仁子内親王からは野宮神社に「野宮」が作られるようになりました。
野宮神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【大河内山荘庭園(おおこうちさんそうていえん) 概要】
大河内山荘庭園は竹林の道西側の起点です。大河内山荘庭園では松・桜・楓などの樹木が植えられ、いずれも2002年(平成14年)に登録有形文化財に登録された大乗閣・持仏堂・滴水庵・中門などがあります。大河内山荘庭園は昭和の名優で、時代劇六大スタアと言われた俳優・大河内傳次郎が映画の出演料の大半を注ぎ、約30年の歳月を掛けて作り上げた回遊式庭園です。大河内山荘庭園には片岡千恵蔵・高峰秀子・山田五十鈴・京マチ子など共演した俳優・女優が招待されたそうです。
大河内山荘庭園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【天龍寺(てんりゅうじ) 概要】
天龍寺は竹林の道の南側に位置しています。天龍寺は嵐山・嵯峨野にある唯一の世界遺産です。天龍寺は紅葉名所である嵐山・亀山を借景とした曹源池庭園(特別名勝・史跡)があります。紅葉シーズンには美しい光景が見られます。天龍寺は承和年間に嵯峨天皇の后・檀林皇后が創建した日本最初の禅寺・壇林寺があった場所です。天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為に夢窓疎石(むそうそせき)を開山として、離宮・亀山殿の地に創建しました。
天龍寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【嵯峨野トロッコ列車(さがのとろっこれっしゃ) 概要】
嵯峨野トロッコ列車(さがのトロッコれっしゃ)は竹林の道の北側を運行しています。嵯峨野トロッコ列車は嵯峨野・嵐山にあるトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅に向かい、亀岡から嵐山に保津川下りで戻ってくるのが人気です。紅葉シーズンには沿線がライトアップされ、臨時列車が運行されます。嵯峨野トロッコ列車は1989年(平成元年)のJR山陰本線(JR嵯峨野線)・嵯峨嵐山駅から馬堀駅までの電化・複線化に伴い、1991年(平成3年)から景勝地である保津峡沿いのJR山陰本線・旧線を使ってトロッコ列車を運行しています。
嵯峨野トロッコ列車(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【竹林の散策路(ちくりんのみちさんさくろ) 概要】
竹林の散策路は竹林の道の北側に位置しています。竹林の散策路は竹林の道から嵯峨野トロッコ列車・JR山陰本線(JR嵯峨野線)などの線路を超え、野宮神社から数分で行くことができます。竹林の散策路(竹林歩道)は2015年(平成27年)秋に整備されました。竹林の散策路は嵐山・嵯峨野で生まれた人力車屋さんの寄付によって整備され、管理されているそうです。
竹林の散策路(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【嵐山(あらしやま) 概要】
嵐山は竹林の道の南南西に位置しています。嵐山は古くからの景勝地で、平安時代に貴族の別荘地になり、国の史跡・名勝に指定されています。嵐山は京都を代表する桜・紅葉の名所で、「日本さくら名所100選」・「日本の紅葉の名所100選」に選ばれています。嵐山は渡月橋の西、西京区にある標高約380メートルの山です。ただ嵐山と言う場合、山自体ではなく、エリアを指すことが多く、桂川の右岸・嵐山(西京区)と桂川の左岸・嵯峨野(右京区)を含め、嵐山・嵯峨野エリアと言われます。
嵐山(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【渡月橋(とげつきょう) 概要】
渡月橋は竹林の道の南南東に位置しています。渡月橋は嵐山・嵯峨野のシンボル・ランドマークです。渡月橋は淀川水系の一級河川・桂川の左岸と中州・嵐山公園中之島地区に架かる約150メートルの橋です。渡月橋は承和年間に僧・道昌が架けたことが起源とされ、角倉了以が現在の場所に架けました。現在の渡月橋は1934年(昭和9年)に完成し、2001年(平成13年)にリニューアルされました。渡月橋の名称は亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことに由来しています。
渡月橋(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【常寂光寺(じょうじゃっこうじ) 概要】
常寂光寺は竹林の道の北西に位置しています。常寂光寺は紅葉の名所です。常寂光寺の寺号は小倉山が紅葉に染まり、お釈迦様が住して悟りである真理が具現された世界である常寂光土(じょうじゃくこうど)のような光景に由来しています。常寂光寺は慶長年間に本圀寺16世・日禎上人が隠棲の地として開創したのが起源と言われています。角倉了以・角倉栄可が小倉山の麓の土地を寄進し、小早川秀秋の助力よって伏見城・客殿が移されて本堂が建立されたと言われています。常寂光寺は小倉百人一首の撰者・藤原定家の小倉山荘・時雨亭があった場所とも言われています。
常寂光寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【二尊院(にそんいん) 概要】
二尊院は竹林の道の北西に位置しています。二尊院は桜・紅葉の名所で、総門を入った参道は桜の馬場・紅葉の馬場と言われています。二尊院は承和年間に第3代天台座主である慈覚大師・円仁が第52代・嵯峨天皇の勅願によって創建したと言われています。二尊院の寺号は鎌倉時代に造仏された「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来に由来しています。鎌倉時代初期に浄土宗の開祖・法然上人が住して法を説き、法然上人の高弟で、二尊院3世・湛空上人らが再興したと言われています。なお二尊院は小倉百人一首の撰者・藤原定家の山荘・時雨亭があった場所とも言われています。
二尊院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【竹林の道観光マップ・地図 備考】
マップ・地図ではグーグルマップを使用して、スポットを紹介しています。