岩船寺シャクナゲ見ごろ2025(4月下旬~)

岩船寺シャクナゲ見ごろ(時期・アクセス・概要)

岩船寺シャクナゲ見ごろ(時期・イベント等)を紹介しています。岩船寺には本堂前や三重塔に向かう途中にシャクナゲが分布し、シャクナゲと本堂・三重塔などの光景が美しいと言われています。岩船寺にはシャクナゲ以外にもシラン・ミヤコワスレなども分布し、シャクナゲと一緒に楽しめる場合があります。(詳細下記参照)

【岩船寺シャクナゲ見ごろ(例年時期)】
岩船寺のシャクナゲ見ごろは例年4月下旬頃からです。なおシャクナゲの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都シャクナゲ名所・見ごろ

【岩船寺シャクナゲ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
最寄り駅・バス停・・・岩船寺(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR加茂駅から岩船寺はコミュニティバス当尾線
路線・時刻表・運賃チェック

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【岩船寺シャクナゲ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
岩船寺はシャクナゲ(石楠花)の名所です。岩船寺のシャクナゲ見ごろは例年4月下旬頃からです。
岩船寺には本堂前や三重塔に向かう途中にシャクナゲが分布し、シャクナゲと本堂・三重塔などの光景が美しいと言われています。岩船寺にはシャクナゲ以外にもシラン(紫蘭)・ミヤコワスレ(都忘れ)なども分布し、シャクナゲと一緒に楽しめる場合があります。岩船寺は関西花の寺の第15番札所になっています。
シャクナゲ(石楠花・石南花)はツツジ科シャクナゲ属の常緑低木です。シャクナゲは北半球の亜寒帯から熱帯山地に広い範囲に分布し、特にヒマラヤ周辺に多くの種が分布しています。シャクナゲは原種が19世紀中期にプラントハンターが中国から西欧にもたらし、その花の美しさから世界各地で5千を超す園芸品種が作り出されました。日本にはツクシシャクナゲ・ハクサンシャクナゲ・ホソバシャクナゲ・キバナシャクナゲなどが自生し、ツクシシャクナゲには変種があります。また日本では屋久島原産のヤクシマシャクナゲを使って園芸品種が作り出されています。シャクナゲは樹高約50センチ~約5メートルで、赤・白・黄・ピンクなど変化に富んだ大きく豪華な花を咲かせます。シャクナゲは例年4月下旬頃~5月中旬頃に見ごろを迎えます。
本堂は1988年(昭和63年)に再建されました。本堂は平安時代に造仏され、像高3メートル近い「丈六」の阿弥陀如来坐像(重要文化財)を安置しています。
三重塔は平安時代前期の承和年間(834~847年)に第54代・仁明天皇が真言宗の開祖である弘法大師・空海の甥で、十大弟子に数えられた智泉大徳の遺徳を偲んで建立したが、鎌倉時代前期の1221年(承久3年)の承久の乱によって焼失し、室町時代前期の1442年(嘉吉2年)に再建されたと言われています。
シランはラン科の多年草です。シランは日本に自生し、古くから庭や鉢植えとして親しまれています。シランは暑さや寒さにも強い植物です。シランは草丈が30~50センチで、5月~6月頃に赤紫・白・ピンク色の花を咲かせます。
ミヤコワスレはキク科シオン属の植物であるミヤマヨメナ(深山嫁菜)の園芸種です。ミヤコワスレの名称は鎌倉時代に承久の乱で佐渡に流され、佐渡で咲いていた花を眺め、都への思いを忘れように和歌を詠んだという第84代・順徳天皇の伝説に由来しています。ミヤコワスレは小菊のような可愛らしい花を咲かせます。花の中心が黄色で、花びらに紫・ピンク・白色などがあります。

【岩船寺 歴史・簡単概要】
岩船寺(がんせんじ)は「岩船寺縁起・1632年(寛永9年)編纂」によると奈良時代の729年(天平元年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)が夢想により、善根寺(ぜんこんじ)に籠居(ろうきょ)していた僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)に阿弥陀堂を建立させたのが起源とも言われています。平安時代に弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)とその甥・智泉大徳(ちせんだいとく)が伝法灌頂(でんぼうかんじょう)を修し、灌頂堂として新たに報恩院を建立しました。その後第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)が智泉大徳に皇子誕生の祈願を勅命し、810年(弘仁元年)に第2皇子(第54代・仁明天皇(にんみょうてんのう))が誕生し、813年(弘仁4年)に生母・檀林皇后(だんりんこうごう)が本願になって堂塔伽藍が整備され、最盛期に寺塔39坊を誇っていたと言われています。しかし鎌倉時代の1221年(承久3年)の承久の乱(じょうきゅうのらん)で寺塔の多くを焼失し、1279年(弘安2年)に報恩院を移して本堂にしました。しかし1311年(応長元年)頃の兵火によって失われ、江戸時代前期の寛永年間(1624年~1643年)頃に江戸幕府初代将軍・徳川家康(とくがわいえやす)、第2代将軍・徳川秀忠(とくがわひでただ)らの寄進によって修復されたとも言われています。
岩船寺は真言律宗の寺院です。
*参考・・・岩船寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【岩船寺シャクナゲ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
岩船寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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