宝塔寺桜見ごろ2025(時期:3月下旬~4月上旬頃)
宝塔寺桜見ごろ(見頃)
宝塔寺桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。宝塔寺では境内にソメイヨシノ・本堂(重要文化財)裏の七面山にヤマザクラが分布し、桜と参道・総門(重要文化財)・朱色の仁王門・本堂・高さ約11.4メートルの多宝塔(重要文化財)などの光景が美しいと言われています。(詳細下記参照)
【宝塔寺桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
宝塔寺の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。
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【宝塔寺桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町32
最寄り駅・バス停・・・稲荷駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から宝塔寺はJR奈良線
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は伏見稲荷駅(徒歩約12分)
【宝塔寺 桜見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
宝塔寺はあまり知られていない桜の名所です。宝塔寺の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。
宝塔寺では境内にソメイヨシノ(染井吉野)・本堂(重要文化財)裏の七面山にヤマザクラ(山桜)が分布し、桜と参道・総門(重要文化財)・朱色の仁王門・本堂・高さ約11.4メートルの多宝塔(重要文化財)などの光景が美しいと言われています。
本堂は江戸時代初期の1608年(慶長13年)に建立されました。本格的な日蓮宗の本堂として京都最古とも言われています。本堂は桁行七間・梁間五間で、入母屋造の本瓦葺です。本堂は向拝が三間です。本堂は釈迦如来像・十界曼荼羅・日蓮宗の宗祖である日蓮像・宝塔寺開山である日像像を安置しています。
多宝塔は室町時代中期の1438年(永享10年)に建立されました。京都市内最古の多宝塔とも言われています。多宝塔は三間多宝塔の本瓦葺です。瓦は行基葺です。
総門は室町時代中期(1393年~1466年)に建立されました。総門は四脚門で、切妻造の本瓦葺です。
仁王門は江戸時代中期の1711年(宝永8年)に再建されました。
ソメイヨシノは幕末に東京染井村の植木職人がエドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)を交配させて生み出したと言われています。ソメイヨシノは古くから桜の名所である奈良吉野山に因んで、ヨシノ(吉野)・ヨシノザクラ(吉野桜)と言われていたが、その後染井村からソメイヨシノと言われるようになりました。なおメイヨシノはほぼ全てがクローンで、気象庁がサクラの開花・満開を判断する標本木として利用されています。
桜(染井吉野)は2月1日以降、毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になると言われています。また地域によって差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になると言われています。
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【宝塔寺 歴史・簡単概要】
宝塔寺(ほうとうじ)・七面山は平安時代前期に藤原基経(ふじわらのもとつね)が発願し、基経の没後の899年(昌泰2年)に基経の嫡男・藤原時平(ふじわらのときひら)が創建した真言宗の極楽寺(ごくらくじ)が起源とも言われています。鎌倉時代の1307年(徳治2年)に住持・良桂(りょうけい)が日蓮宗(にちれんしゅう)の僧・日像上人(にちぞうしょうにん)に法論で論破されて帰依し、日蓮宗に改めました。日像上人の死後に日像上人が荼毘に付され、鶴林院(かくりんいん)に山号を改めたが、その後荒廃したとも言われています。応仁の乱(おうにんのらん)の兵火で荒廃し、安土桃山時代の1590年(天正18年)に第8代・日銀が再興し、日蓮宗の大本山・妙顕寺(みょうけんじ)の末寺となり、宝塔寺に山号を改めました。宝塔寺の山号は日像上人が京の七口に建立した題目石塔「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」の1つを日像上人の廟所に祀ったことに由来しています。なお宝塔寺には大雲寺(西之大坊)・霊光寺・自得院・圓妙院・直勝寺・慈雲院という塔頭があります。
宝塔寺は日蓮宗妙顕寺派の寺院です。
*参考・・・宝塔寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia
【宝塔寺桜 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
宝塔寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
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