来迎院の歴史-修学旅行・観光の簡単解説

来迎院

来迎院の歴史を時代別年表にまとめ

来迎院の歴史を簡単にまとめています。来迎院は仁寿年間(851年~854年)に第3代天台座主である慈覚大師・円仁が中国・天台山を模し、天台声明の道場として創建したと言われています。慈覚大師・円仁は声明をこの地に伝えたと言われています。(時代別年表・重要人物下記参照)

来迎院(アクセス・歴史・・・)

【勝林院(しょうりんいん)】

●勝林院は835年(承和2年)に第3代天台座主(てんだいざす)である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が天台声明(てんだいしょうみょう)の根本道場として比叡山(ひえいざん)に創建したとも言われています。また勝林院は1013年(長和2年)に慈覚大師・円仁の9代目弟子で、天台宗の僧・寂源(じゃくげん)が国家安穏の為、法儀声明念仏三昧(ほうぎしょうみょうねんぶつざんまい・魚山流声明)の根本道場として創建したとも言われています。

【来迎院の起源・始まり】

●来迎院は仁寿年間(851年~854年)に第3代天台座主である慈覚大師・円仁が中国・天台山(てんだいさん)を模し、天台声明の道場として創建したと言われています。慈覚大師・円仁は経典などに独特の旋律(せんりつ)を付けて唱える声明を唐(中国)で学び、この地に伝えたと言われています。来迎院を中心とする上院と勝林院を中心とする下院は魚山大原寺(ぎょざんだいげんじ)と総称されるようになり、大原の声明は「大原流声明」・「魚山声明」と言われるようになりました。

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【平安時代(794年頃~1185年頃)の歴史・出来事】

●平安時代前期の創建以来、天台声明の道場として栄えたが、その後衰退しました。
●1109年(天仁2年)に融通念仏(ゆうずうねんぶつ)の祖である聖応大師(しょうおうだいし)・良忍(りょうにん)が再興しました。聖応大師・良忍は塔頭(たちゅう)・浄蓮華院(じょうれんげいん)も建立したと言われています。
●1126年(天治3年)に焼失したと言われています。

【鎌倉時代(1185年頃~1333年頃)の歴史・出来事】

●鎌倉時代初期に多くの僧侶が集まり、往時に49院の寺坊があったとも言われています。

【南北朝時代(1337年頃~1392年頃)の歴史・出来事】

●南北朝時代に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(ごだいがてんのう)の綸旨により、康空示導が住したと言われています。
●南北朝時代に大原寺初の大僧正である良雄が室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)の後援により、大原寺を再興しました。この頃から大原寺の僧を中心に宮中で先帝の追善する宮中御懺法講を行うようになりました。

【室町時代(1336年頃~1573年頃)の歴史・出来事】

●1426年(応永33年)に焼失し、永亨年間(1429年~1441年)に再建されたと言われています。

【戦国時代(1493年頃~1590年頃)の歴史・出来事】

●天文年間(1532年~1555年)に現在の本堂が再建されたと言われています。

【江戸時代(1603年頃~1868年頃)の歴史・出来事】

●江戸時代に江戸幕府から朱印状(しゅいんじょう)が与えられました。
●江戸時代に融通念仏宗に改められたと言われています。

【来迎院の開山である慈覚大師・円仁】

慈覚大師・円仁は794年(延暦13年)に下野国(栃木)に生まれました。808年(大同3年)に唐(中国)から帰国した天台宗の宗祖である伝教大師・最澄に師事し、その後伝教大師・最澄最期の14年間に仕えました。814年(弘仁5年)に言試(国家試験)に合格し、翌815年(弘仁6年)に得度しました。816年(弘仁7年)に奈良・東大寺で具足戒を受け、822年(弘仁13年)に伝教大師・最澄から一心三観の妙義を授けられ、その後伝教大師・最澄は亡くなりました。829年(天長6年)から横川に隠棲して苦修練行を続け、838年(承和5年)に最後の遣唐使として唐(中国)に渡りました。慈覚大師・円仁は入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・恵運・円珍・宗叡)の一人です。840年(承和7年)に中国・五台山を巡礼して最高峰の標高3,058メートルの北台叶斗峰に登り、その後大興善寺の元政から灌頂を受け、青竜寺の義真からも灌頂を受けました。847年(承和14年)に仏典・金剛界曼荼羅などを持って帰国し、848年(嘉祥元年)に比叡山に戻り、854年(斉衡元年)に第3代天台座主に就きました。なお慈覚大師・円仁は864年(貞観6年)に亡くなりました。

【来迎院の歴史 備考】
*参考・・・来迎院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia

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