来迎院(アクセス・見どころ・・・)泉涌寺

来迎院

来迎院

来迎院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。来迎院の境内には赤穂藩家老・大石内蔵助が建立した茶室「含翠軒(がんすいけん)」があり、内蔵助ゆかりの念持仏・勝軍地蔵尊が本堂に祀られています。なお大石内蔵助は山科に隠棲し、閑居跡が岩屋寺になっています。

【来迎院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区泉涌寺山内町33
最寄り駅・バス停・・・泉涌寺道(徒歩約7分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から来迎院は208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)

【来迎院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00

【来迎院 拝観料金・料金(要確認)】
含翠庭・・・大人・大学生300円、高校生・中学生・小人200円

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【来迎院 歴史・簡単概要】
来迎院(らいごういん)は寺伝によると平安時代(794年~1185年)前期に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が唐(中国)で感得した三宝大荒神(さんぼうだいこうじん)像を自ら刻んで祀ったのが起源と言われています。伝承によると来迎院が建立されている山の頂が七日七夜にわたって光を放ち、弘法大師・空海がこの地を霊地であると考えて創建したと伝えられています。弘法大師・空海は仏具・独鈷(どっこ)で掘り当てたと言われる独鈷水が残されています。鎌倉時代(1185年~1333年)前期の1218年(健保6年)に泉涌寺(せんにゅうじ)4世・月翁智鏡(がっとうちきょう・がつおうちきょう)が鷹司信房(たかつかさのぶふさ・藤原信房)の帰依により、堂宇を建立し、泉涌寺の子院にしました。室町時代(1336年~1573年)中期の1467年(応仁元年)に応仁の乱(おうにんのらん)が起こり、1468年(応仁2年)に兵火で伽藍が焼失しました。安土桃山時代(1573年~1603年)の1574年(天正2年)に中興の祖・舜甫明韶(しゅんぽみょうしょう)が織田信長(おだのぶなが)の援助によって再興しました。1597年(慶長2年)に豊臣政権の五大老で、加賀藩主・前田利家(まえだとしいえ)が諸堂を再建しました。江戸時代(1603年~1868年)に徳川家の援助よって再興したと言われています。1701年(元禄14年)7月から1702年(元禄15年)9月に播磨国赤穂藩の筆頭家老・大石内蔵助(おおいしくらのすけ)が茶室「含翠軒(がんすいけん)」を設けたとも言われています。大石内蔵助が吉良邸への討ち入り成就を祈願したと伝えられる念持仏・勝軍地蔵尊(しょうぐんじぞうそん)が残されています。明治維新後の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で荒廃し、大正時代に再興されたと言われています。なお来迎院は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)を本尊として安置しています。
来迎院は真言宗泉涌寺派総本山・泉涌寺の塔頭です。
*参考・・・来迎院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【来迎院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
来迎院の見どころは大石内蔵助が建立した茶室「含翠軒(がんすいけん)」です。

重要文化財・・・木造荒神坐像、木造護法神立像
泉涌寺見どころ(仏殿・開山堂など)

【来迎院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。本堂前・荒神堂付近・含翆庭・参道などにカエデが分布し、紅葉と本堂・荒神堂・含翆庭・含翠軒などの光景が美しいと言われています。
来迎院紅葉見ごろ

*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【来迎院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-8813

【来迎院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
泉涌寺泉山七福神巡り

【来迎院 おすすめ散策ルート】
来迎院からのおすすめ散策ルートは泉涌寺を経由し、京都・東福寺に向かうルートです。15分ほど散策すれば、東山の自然を感じながら東福寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお来迎院周辺には即成院・戒光寺・今熊野観音寺・雲龍院、東福寺周辺には正覚院・芬陀院(雪舟寺)・龍吟庵・同聚院もあり、それらも一緒に散策するのもいいかもしれません。

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