来迎院の紅葉見ごろ2025(時期:11月中旬~11月下旬頃)

来迎院の紅葉見ごろ(時期・アクセス・概要)

来迎院の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。来迎院では本堂前・荒神堂付近・含翆庭・参道などにカエデが分布し、紅葉と本堂・荒神堂・含翆庭・含翠軒などの光景が美しいと言われています。含翠軒(茶室)では抹茶(有料)を味わうこともできます。(要確認)(詳細下記参照)

【来迎院の紅葉見ごろ(例年時期)・2025年予測】
来迎院の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年9月上旬頃から京都の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【来迎院紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区泉涌寺山内町33
最寄り駅・バス停・・・泉涌寺道(徒歩約7分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から来迎院は208系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*河原町丸太町202系統
路線・時刻表・運賃チェック

*JR奈良線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は東福寺駅(徒歩約15分)

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【来迎院の紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
来迎院は紅葉の名所です。来迎院の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。来迎院は標高約83メートルです。
来迎院では本堂前・荒神堂(こうじんどう)付近・含翆庭(がんすいてい)・参道などにカエデが分布し、紅葉と本堂・荒神堂・含翆庭・含翠軒などの光景が美しいと言われています。荒神堂は石段の上に建立され、石段上から眺める紅葉が美しいと言われています。含翠軒(茶室)では抹茶(有料)を味わうこともできます。(要確認)
本堂は大正時代に再建されました。本堂に本尊・阿弥陀三尊像(阿弥陀如来像・観音菩薩像・勢至菩薩像)を安置しています。阿弥陀如来像は寺伝によると仏師・運慶作と言われています。また本堂は大石内蔵助の念持仏・勝軍地蔵や第112代・霊元天皇(れいげんてんのう)の念持仏・幻夢観音菩薩坐像を安置しています。
荒神堂(京都府指定文化財)は大正時代に再建されました。荒神堂は鎌倉時代に造仏された木造荒神坐像(重要文化財)を安置しています。木造荒神坐像には真言宗の開祖である弘法大師・空海が唐(中国)で感得し、自ら刻んだという伝承が残されています。日本最古の荒神像とも言われています。なお木造荒神坐像は「胞衣荒神(ゆなこうじん)」とも言われ、安産のご利益もあるとも言われています。
含翆庭は大正時代に玄暁が作庭しました。含翆庭は心字池を中心とした池泉回遊式庭園です。
含翠軒は大正時代に上坂浅次郎によって建て替えられました。かつての含翠軒は大石内蔵助が建て、同志と密会したとも言われています。含翠軒には軒下に大石内蔵助筆による扁額「含翠」があります。なお茶室は三畳台目の下座床という形式で、客座が広く取られ、窓も比較的多く設けられています。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。

●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)

【来迎院 歴史・簡単概要】
来迎院は寺伝によると平安時代前期に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が唐(中国)で感得した三宝大荒神像を自ら刻んで祀ったのが起源と言われています。伝承によると来迎院が建立されている山の頂が七日七夜にわたって光を放ち、弘法大師・空海がこの地を霊地であると考えて創建したと伝えられています。弘法大師・空海は仏具・独鈷で掘り当てたと言われる独鈷水が残されています。1218年(健保6年)に泉涌寺4世・月翁智鏡が鷹司信房の帰依により、堂宇を建立し、泉涌寺の子院にしました。1467年(応仁元年)に応仁の乱が起こり、1468年(応仁2年)に兵火で伽藍が焼失しました。1574年(天正2年)に中興の祖・舜甫明韶が織田信長の援助によって再興しました。1597年(慶長2年)に豊臣政権の五大老で、加賀藩主・前田利家が諸堂を再建しました。江戸時代に徳川家の援助よって再興したと言われています。1701年(元禄14年)7月から1702年(元禄15年)9月に播磨国赤穂藩の筆頭家老・大石内蔵助が茶室「含翠軒」を設けたとも言われています。大石内蔵助が吉良邸への討ち入り成就を祈願したと伝えられる念持仏・勝軍地蔵尊が残されています。明治維新後の廃仏毀釈で荒廃し、大正時代に再興されたと言われています。
*参考・・・来迎院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【来迎院紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
栄摂院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2025(清水寺・永観堂・東寺・・・)

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