縣神社大幣神事2025年6月8日(日程時間・・・)

縣神社大幣神事

縣神社大幣神事(日程・時間・・・)を紹介しています。大幣神事は例年6月8日に行われています。大幣神事では上部に黄色い3つの傘・3本の松の小枝を挿した全長約6メートルの大幣(傘御幣)に厄を引き寄せ、厄を引き寄せた大幣を宇治橋から宇治川(うじがわ)に流して祓い清めます。大幣神事では馬馳せの儀(まばせのぎ)も行われます。(詳細下記参照)

【縣神社大幣神事2025 日程時間(要確認)】
縣神社大幣神事2025は2025年(令和7年)6月8日(日曜日)10:00~12:00に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・縣神社ホームページ

【縣神社大幣神事 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治蓮華72
最寄り駅・バス停・・・JR宇治駅(徒歩約7分)、京阪宇治駅(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から縣神社はJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線

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【縣神社大幣神事 歴史・簡単概要】
縣神社大幣神事(たいへいしんじ)は平安時代に藤原氏が宇治に災いを起こす鬼魅(きみ)などが入らないように祈願した道饗祭(みちあえまつり・ちあえのまつり)が起源とも言われています。大幣神事は厄払いの神事です。なお大幣神事は宇治市の無形民俗文化財に指定されています。
大幣神事では先ず大幣殿で祝詞奏上など神事を行います。神事終了後、上部に黄色い3つの傘・3本の松の小枝を挿した全長約6メートルの大幣(傘御幣)・頭から厄払いの御幣をたくさん付けた騎馬神人(きばしんじん)・榊(猿田彦)・雨を呼ぶ杓矛風流傘などの行列が所々でお祓を行い、厄を引き寄せながら県通りを北上して宇治橋西詰に向かいます。宇治橋西詰周辺での神事終了後、新町通りを宇治神社御旅所に向かいます。御旅所に到着すると騎馬神人が一の坂で馬を4往復させる馬馳せの儀(まばせのぎ)を行います。馬馳せの儀終了後、行列は大幣殿に戻ります。その後大幣が3度回され、今まで上部が地面に接しないように扱われていた大幣が地面に落とされ、黄色い傘などが取り外されると大幣の持ち手である幣差(へいさ)が大幣を引きずって全速力で宇治橋に向かい、見届け役の騎馬神人も後を追い、宇治橋に到着すると厄を引き寄せてきた大幣は宇治川(うじがわ)に流されて祓い清められます。
道饗祭では岐の神である八衢比古神(やちまたひこのかみ)・八衢比売神(やちまたひめのかみ)・久那斗神(くなどのかみ)を祀り、都や宮城の中に災いを起こす鬼魅などが入らぬように祈願しました。
宇治橋は「宇治橋断碑(うじばしだんぴ)」によると646年(大化2年)に奈良元興寺(がんごうじ)の僧・道登(どうとう)が初めて架けられたとも、「続日本紀(しょくにほんぎ)」によると法相宗の僧・道昭(どうしょう)が架けたとも言われています。なお宇治橋上流側にはかつて宇治橋の守り神・橋姫を祀っていた三ノ間(三の間)があります。
宇治神社は応神天皇の離宮・桐原日桁宮(きりはらひけたのみや)やその皇子・菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)の宮居・莵道の宮(うじのみや)があった場所です。宇治神社は菟道稚郎子が亡くなり、兄・仁徳天皇が菟道稚郎子の神霊を祠に祀ったのが起源と言われています。

【縣神社 歴史・簡単概要】
縣神社(あがたじんじゃ)は起源が明確ではありません。縣神社は創建された土地の守護神として祀られ、大和政権下の地方組織・県(あがた)に関係があったとも言われています。その後1052年(永承7年)に関白・藤原頼通(ふじわらのよりみち)が別荘・宇治殿の寝殿を本堂に改め、藤原氏の氏寺(平等院)を創建した際、その総鎮守となったとも言われています。ちなみに宇治川の対岸に創建されている宇治上神社(うじがみじんじゃ・うじかみじんじゃ)も平等院の鎮守社だったとも言われています。縣神社は江戸時代まで滋賀大津・三井寺(園城寺)の支配を受け、明治維新の神仏分離令によって独立し、本地仏は平等院の塔頭・最勝院に移されたと言われています。ちなみに三井寺は672年(天武天皇元年)の壬申の乱で敗れた大友皇子の皇子・大友与多王(よたのおおきみ)が父の菩提を弔う為、686年(朱鳥元年)に田園城邑(じょうゆう)を寄進して寺を創建した天台寺門宗の総本山の寺院です。なお縣神社は木花開耶命(このはなさくやひめのみこと)を祀っています。
*参考・・・縣神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【縣神社大幣神事 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
縣神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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