平等院ハス見ごろ2024(6月下旬~8月上旬頃)

平等院ハス見ごろ(見頃)

平等院ハス見ごろ(時期・イベント・・・)を紹介しています。平等院では集印所近くの阿字池に平等院独自の品種である平等院蓮が植えられ、透明感のある純白の花を咲かせます。平等院蓮が見ごろを迎える時期に浄台蓮・漁山紅蓮・金輪蓮など様々な種類のハスの鉢が境内各所に置かれます。(詳細下記参照)

【平等院ハス見ごろ(例年時期)】
平等院のハス見ごろは例年6月下旬頃から8月上旬頃です。なおハスの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都ハス名所・見ごろ

【平等院ハス見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治蓮華116
最寄り駅・バス停・・・JR宇治駅(徒歩約10分)、京阪宇治駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から平等院はJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線

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【平等院ハス見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
平等院はハス(蓮)の名所です。平等院のハス見ごろは例年6月下旬頃から8月上旬頃です。
平等院では集印所近くの阿字池(あじいけ)に平等院独自の品種である平等院蓮が植えられ、透明感のある純白の花を咲かせます。純白の花と朱塗りの鳳凰堂とのコントラストが美しいと言われています。平等院では平等院蓮が見ごろを迎える時期に平等院蓮とともに浄台蓮(じょうだいれん)・漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)・金輪蓮(こんりんれん)・毎葉蓮(まいようれん)・黄陽蓮(こうようれん)・黒谷白蓮(くろたにびゃくれん)・白光蓮(びゃっこうれん)・真如蓮(しんにょれん)・大賀蓮(おおがはす)・アメリカ白蓮など様々な種類のハスの鉢が境内各所に置かれます。ハスの花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。なお阿字池南東側には睡蓮(スイレン)も分布し、平等院蓮と一緒に楽しめる時期もあります。睡蓮は例年5月下旬頃から9月頃に見ごろを迎えます。
平等院蓮は1999年(平成11年)に阿字池を発掘調査した際、江戸時代後期(約200年前)の地層から1粒出土し、その後2001年(平成13年)に発芽したものです。なお鳳凰堂の本尊・阿弥陀如来坐像の後ろに描かれている仏後壁(国宝)に蓮にそっくりな蓮の花びらが描かれています。
阿字池は浄土式庭園の中心で、その中島に鳳凰堂(国宝)が建立されています。浄土式庭園は平安時代に作庭され、最古の浄土式庭園と言われています。阿字池は大乗仏教の経典「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」の極楽浄土・宝池(ほうち)を表しているそうです。
ハス(蓮)はインド原産のハス科の多年性水生植物です。ハスは古くに中国から渡来し、食用のレンコン(蓮根)や観賞用のハナハス(花ハス)として、日本各地の池・沼・水田などで栽培されるようになりました。ハスは花托(かたく)の形状が蜂の巣に似ていることから古くは「はちす」と言われていました。ハスの花は蓮華(れんげ)と言われ、その名称は仏教とともに中国から伝来したとも言われています。如来像の台座には蓮華をかたどった蓮華座になっています。ハスは泥水の中から清浄な美しい花を咲かせることから仏の知恵や慈悲の象徴とされています。またハスは泥より出でて、泥に染まらずと称され、清らかさや聖性の象徴ともされています。ちなみに極楽浄土の池には「阿弥陀経(あみだきょう)」によると青・黄・赤・白色の車輪のような大きなハスの花が咲いていると言われているそうです。ハスは夏に水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・ピンク色・白色などの花を咲かせます。ハスの花は径10~25センチ、花弁が20数枚で、芳香があります。なおハスの花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。
●平等院の歴史(創建から現在)を紹介しています。
平等院歴史(藤原道長・藤原頼通)
●平等院の見どころ(鳳凰堂・観音堂など)を紹介しています。
平等院見どころ(鳳凰堂・観音堂など)

【平等院 歴史・簡単概要】
平等院(びょうどういん)は平安時代前期の859年(貞観元年)に第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)の皇子で、光源氏(ひかるげんじ)のモデルとも言われている左大臣・源融(みなもとのとおる)が造営した別荘があった場所です。その後別荘は第59代・宇多天皇(うだてんのう)、宇多天皇の孫である源重信(みなもとのしげのぶ)、そして関白・藤原道長(ふじわらのみちなが)が源重信の婦人から譲り受けて別業(べつぎょう)・宇治殿(うじどの)になりました。平等院は末法初年に当たる平安時代後期の1052年(永承7年)に藤原道長の子である関白・藤原頼通(ふじわらのよりみち)が宇治殿の寝殿を本堂に改め、天台宗の僧・明尊(みょうそん)を開山に藤原氏の氏寺として創建しました。その後1053年(天喜元年)に西方極楽浄土を出現させたような鳳凰堂(ほうおうどう・阿弥陀堂)が建立され、定朝(じょうちょう)作の阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像が安置され、1067年(治暦3年)に第70代・後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)が初めて行幸したと言われています。南北朝時代の1336年(延元元年・建武3年)に楠木正成(くすのきまさしげ)が周辺に放火し、多くの伽藍を焼失しました。
平等院は特定の宗派に属さない単立の寺院です。
*参考・・・平等院(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ

【平等院ハス見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
平等院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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